前内閣特別顧問
前日本学術会議会長
黒川 清
(くろかわ きよし)
プロフィール

http://www.kiyoshikurokawa.com/
 日本のそして世界の科学をめぐるいくつもの課題があります。一方でノーベル賞のような明るいニュース、他方では不正行為、グローバル時代の社会の課題、人材の育成、大学のあり方等々、話題に事欠きません。

 環境、温暖化、エネルギー、生物多様性、食料、水、貧困等々、地球規模の問題は科学や科学技術への期待をいっそう大きくしています。

 情報手段のおかげで私もサイトで皆さんに発信していますが、出口さんのサイトにもリンクしていただけることになりました。より広く皆さんと認識を共有し、共感し、高い志(こころざし)を育てたいと考えています。

 日本学術会議の会長を辞しましたが、思いがけなく科学担当の内閣特別顧問を拝命しました。これについても私のサイトで 紹介しています。いろいろ人たちの交流の機会も増え、明るい社会を築けるといいですね。
COLUMNS
トロントからの取材 2015/08/08
この一年余り、2013年の英国によるG8認知症サミット以来、高齢化社会の大問題のひとつ、認知症問題(1、2、3)にかかわってきました。英国政府の World Dementia Council (WDC) の委員の一人なのです。ですから、わたしは認知症の専門家ではありませんが、それなりの取材を受けることがあります・・・
お知らせ 2015/08/06
下記2つの記事を Articles に追加しました。 巻頭言「グローバル世界の大変化:イノベーションとは何か、国家とは何か」 (研究・技術計画学会 学会誌「研究 技術 計画」 pp2-3, Vol.30, No.1, 2015) 対談「100年の伝統を礎に新世紀へ−成蹊中学校・高等学校のグローバル人材育成」 『「世界で生きる力」育てる』 (日本経済新聞社 2015年7月22日朝刊 10面)・・・
東芝問題に見られる懸念、国会事故調の指摘と同根 2015/08/03
東芝が大変なことになっています。日本を代表する企業の一つですから、国内外での懸念も、注目度にも大きなものがあります。 問題の根っこは4年前のオリンパスのスキャンダルと同じ企業統治の問題だ、と世界では理解されるでしょう。もっともなことです。・・・
うれしい便り - 2 2015/06/17
英米カナダで広く学び、教鞭を取ってきた歴史学者、ジャーナリスト、いくつもの著書を表し、カナダの野党党首(Liberal Party 自由党; 2008-2011)でもあり、現在はHarvard Kennedy Schoolの教授であるMichael Ignatieff氏が、6月4日の午後、面会に来られました・・・
最近のうれしい便り 2015/05/27
ウェブの時代には思いがけないことがあるものです。このブログへ時々メールが舞い込んでくるのですが、今度は米国海軍の軍人 John Zimmerman、Program Manager Submarine Combat and Weapons Control からです。福島原発事故の「国会事故調」の報告書について、とても感動し、彼のLinkedInにも書いたので、見てくださいというものでした・・・
医学会総会、認知症、「5つのM」、そしてWHS 2015/05/26
4月の中頃、桜がほぼ終わりになるころ、京都で4年に一回開催される医学会総会がありました。私も一時間ほどの講演を二つ、パネルに一つ参加しました。 ひとつは「認知症」、約700~800人ほどの方がこられたようです。もちろん、私はこの分野の専門ではありませんし、専門家ばかりの学会の集まりでもないので、G8の世界認知症諮問委員の意義、実際の活動、日本の評価、これからの課題など・・・
ボストン‐2 2015/05/13
今回のボストン滞在中には、米国内科学会、ハーバード大学公衆衛生院訪問の他にも、いくつかの別の機会をもちました。 ひとつは「福島原発事故のその後」といったテーマのビデオ取材です。米国では とても質が良く、しかも番組の途中でコマーシャルを入れないことでも知られている「PBS」(1)の取材です。やはり ・・・
ボストン‐1 2015/05/06
ゴールデンウィークが始まり、久しぶりにボストンにきました。2年ぶりです。今回はちょうど安倍総理のご一行がここを訪れた直後です。 今年は米国内科学会の100周年ということで、20数人の方が「100周年記念 支部リーダーシップレガシー賞」 を受けることになり ・・・
Chatham Houseでの原稿 2015/04/07
この2,3年、Chatham Houseとの交流がいくつかありました。今年の2月はじめにもロンドンに出向きました。 去年の10月のはじめ、 2日間にわたって、東京でChatham Houseと日本財団の共催で「The Role of the Nation State in Addressing Global Challenges: Japan-UK Perspectives」のテーマで会議が開催されました。 ・・・
医療政策機構をめぐるいろいろな活動 2015/04/06
私の活動の一つに健康・医療政策をめぐるものがあります。 G7 World Dementia Councilもそうですが、ほかにも医療政策機構の活動、GHIT Fundの活動などがあります。・・・
Harvard大学Kennedy SchoolとChan School of Public Health、そしてUCLA Luskin School of Public Affairsの院生たちの訪問 2015/03/31
3月には米国の大学院生たちの海外訪問が盛んです。先日はDartmouths大学のTuck Business Schoolの院生たちの訪問を受けました。 ジュネーヴから帰国した翌日の3月20日は、Harvard大学のKennedy Schoolと、T.H. Chan School of Public Healthの院生の訪問がありました(T.H. Chanの名前がついたのはごく最近のことです)・・・
SafeCastの4周年、東京と郡山で「スーパープレゼンテーション」 2015/03/27
SafeCastについてご存知ですか?福島原発事故直後から、ガイガー測定器は手に入らないし、政府や報道では何が何だかはっきりしない。それで、何人かがネット上で集まって、つなぎ、ひろげ、出来上がった、本当の意味での「グローバル市民ネットワーク」で作り上げてきた、時代の先端をいく放射能測定システム・・・
WHOでWDCとの会議 2015/03/23
3月15日(日)、羽田を出発。Helsinki経由で、夕方、Genevaに到着。3月16、17日のWHO本部でWorld Dementia Council(WDC)と厚生大臣会合が開催されました。日本からは国会の規定で大臣は参加できず、原厚生労働審議官をヘッドとする、厚生労働省と長寿医療研究センター鳥羽総長たちが参加の中心です ・・・
東北復興に躍動する若者たち、仙台での出会い 2015/03/15
3月14日は、午後から仙台へ。「震災復興での起業家の役割 Role of Entrepreneurs in Disaster Recovery」をテーマにしたイベントの「トリ」としてプレゼンです。これは、国際防災世界会議パブリックフォーラムとして、仙台市がホストするものです。 ・・・
日系リーダー訪日団と、そしてDartmouth Tuck Schoolの学生さんと 2015/03/14
3月12日、昼は国際交流基金日米センターの企画による「日系リーダーと日米関係」にご招待を受け、昼食を交えた交流の機会を頂きました。米国側のまとめ役はDaniel Inouye上院議員の奥さまであったIrene Hirano Inouyeさん。今回、本来のイベントは広島で「高齢社会と認知症」 というテーマで ・・・
会合のお知らせ 2015/03/11
3月22日(土)、第1回 Safecast カンファレンスが開催されます。 放射能測定をはじめとし、市民科学の現在と未来、そして、福島第一の実際の話から未来まで、国際色豊かな登壇者と参加者の議論や意見交換に加わりませんか? ・・・
ロンドンからワシントン 2015/02/23
2月8日の日曜日、羽田からロンドンへ。Chatham Houseで「Ageing and Health」のOpening Plenary Panelに登壇です。 Heathrow Express、なかなか快適で、便利です。初めて乗りました。この日のロンドンは快晴の日曜日、宿泊のFlemont Mayfair Hotelのあたりは、Green Park、Hyde Parkなど緑も多く、大勢の人が出ています。ちょっと散歩の後、ホテルのロビーでほかの方たちと翌日の打ち合わせ ・・・
バンコクでグローバルヘルス会議 2015/02/08
1月28日からBangkokへ向かいました。1992年から始まったPrince Mahidol Awards(1)(MedicineとPublic Health)に伴って開催される会議です。今年の受賞者の一人はコレステロールの特効薬スタチンを発見した遠藤 章さんです。遠藤さんは日本賞、Lasker賞も受賞されています。 ・・・
日本ベンチャー大賞;新事業創造カンファレンス & Connect ! 2015/02/04
1月22日のことですが、「日本ベンチャー大賞;新事業創造カンファレンス & Connect !」が開催されました。経済産業省の企画です。 午前は、あのIDEOを作ったTom KelleyさんとChristian Basonさんの講演とお二人のパネル。司会は西口さん。 ・・・
ダボス会議、私のメッセージ 2015/01/21
例年のダボス会議がいよいよ明日から始まります。私は今年も参加しないのですが、Japan Timesで応援のメッセージ(PDF)を送りました。 その他の方の記事はこちら。 今年もジャパンナイトは賑わうことでしょうが、明日にはどこで何が起こるかわからない、極めて脆弱な世界のありようが、大きなテーマになるでしょう。 ・・・
KPMGでの基調講演、茅野みつるさんと 2015/01/17
「きょうの午前は、六本木ミッドタウンでKPMGのカンファ。第一日開幕は、まず私、続いて伊藤忠の茅野みつるさんの講演、そのあと二人で対談。とても楽しかったです。ところで、来ていただいた皆さんの感想はどうだったのでしょうね?ちょっと、気になります。教えてほしい。」 ・・・
お正月から出かける 2015/01/13
あけましておめでとうございます。 皆さんも、素敵なお正月をお迎えのことでしょう。 全国的には、かなり寒そうでしたが、東京あたりは快晴に恵まれたお正月でした。 このblogもすっかりご無沙汰していて申し訳ありません。まあいろいろあって、結構忙しくしております。 新春は、特に何かをしたわけでもないのですが、6日の午前は、去年にならってHarvard大学ビジネススクールの竹内弘高教授率いる40人ほどの大学院生に講演をしてきました。今年もなかなか楽しいセミナーになりました。 ・・・
会合のお知らせ 2015/01/07
2月9日(月)〜10日(火)にロンドンで開催されるChatham Houseの”Aging and Health: Policy and Economics in an Era of Longevity”で、初日のパネルディスカッションに参加します。
詳細はこちら→ http://www.chathamhouse.org/conferences/ageing ・・・
会合のお知らせ 2014/11/22
「第2回日経アジア感染症会議」が2015年1月16日(金)〜17日(土)に沖縄で開催されます。
2日目の総評(14:20〜14:30)でお話をさせていただきます。
日時: 2015年1月16日(金)〜17日(土)
場所: 沖縄 万国津梁館
お申込みはこちら → http://ac.nikkeibp.co.jp/bio/okinawa2015/ ・・・
会合のお知らせ 2014/11/22
経産省・Connect!主催、「新事業創造カンファレンス & Connect!」・「日本ベンチャー大賞表彰式」が1月22日(木)に開催されます。
第2部(13:00~15:20)の冒頭に私が挨拶致します。
経産省・Connect!主催
「新事業創造カンファレンス & Connect!」・「日本ベンチャー大賞表彰式」
日時: 2015年1月22日(木)10:00~18:40 ※その後懇親会あり
会場: ホテルニューオータニ 鶴の間
お申込みはこちら → http://everevo.com/event/18548 ・・・
「友人のポートフォリオ」をつくろう−人生も分散投資でリスクを減らす 2014/11/22
私がその活動にいつも注目している方の一人に石倉洋子さんがいます。
このBlogを見ていただいている方はよくご存じだと思いますが、以前、彼女と一緒に「世界級キャリアの作り方」という本を著させてもらいました。
World Economic Forum の仲間でもありますし、石倉さんの主宰している「Global Agenda Seminar」にも何度か参加させていただき(1、2)、多くを学ばせてもらっています。 ・・・
10月と11月、英国との交流が続く -2 2014/11/22
ロンドンから帰り、福島での日赤の国際会議で講演、Peter Piotさんをお迎えして、いくつかの講演会などに参加して11月になりました。
11月5、6日にはWorld Dementia Councilによる「Legacy Event Japan」があり、私もフルに参加。7日にはOECD-HGPIによる、企業・NGOの活動を中心にしたイべントを開催しました。
ここまでは、それぞれ既に報告したところです ・・・
10月と11月、英国との交流が続く -1 2014/11/19
この2ヵ月は、なぜか英国との交流に繰り返し参加することになりました。 10月はじめ、東京で開催された、Chatham Houseと日本財団のカンファレンスのパネルに参加しました。
Chatham Houseは国際的によく知られた英国のシンクタンクです。これまでに何度か訪れたこともありますし、一緒に仕事をしたこともあります ・・・
認知症サミットの日本イベント Legacy Event Japan 2014/11/10
世界認知症委員会 World Dementia Council (WDC)(1)が、昨年英国で開催されたG8 Summitで始まりました。これまでLondon、Paris、Londonと3回の委員会が開催され、Legacy Eventが6月にLondon、9月にOttawa、そして11月5〜7日に日本で開催されました。
私もこの委員会の委員としていろいろな役割をしていますが、その一部は、開会式での挨拶をはじめ、いくつかのサイトや私のtwitterでも見ることができます ・・・
9月、JFKへ2往復 2014/11/02
9月、10月とブログをあまり書けていません。大きなことがなかったわけではないのですが、国内外での講演、会議など、いろいろと時間を取られることが多くありました。
9月15日(月)にはJFKへ。Philadelphiaに向かい、到着早々にディナー。翌日の会議でパネルに参加。もう一泊して、早朝にJFKへ向かい、帰国の途に就きました。
この後の2日間は、東京でとても大事な会議が2、3あり、何とか無事に終えることができました。週末を自宅で過ごして、22日(月)には、またJFKに向かいました。 ・・・
国際赤十字の原子力災害対策会議 2014/10/31
10月27日、福島市で第3回の原子力災害対策関係国赤十字社会議が開催されました。
この会議は第3回となりますが、日本での開催は初めてです。私は基調講演をすることでお招きを頂きました。
私の講演の骨子は、急変する世界の状況、その背景、福島原発事故と「国会事故調」の意味とプロセス、そして「わかりやすい国会事故調」のビデオをお見せし、さらに放射能については ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その8 2014/10/24
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その8です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
8.最後に
東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故のあと、若者の中からも多くの新しい動きが出てきた。 ・・・
Teach For Japan 四周年のお祝い 2014/10/24
松田悠介くんが、あの暑い夏に奔走していた時から始まったTeach For Japan。正式に始まって四周年の集まりがありました。
私も、4年前の夏に松田くんをtwitterで見つけてから応援を続けています(1、2)。
それほど広くない会場は、何とも言えない、すごい熱気のあふれる、ひと、ひと、ひと。
もちろん、私も参加。お祝いの言葉を述べました。「人生で、大事なことは、頭に詰まっている知識ではなくて、実体験からくる “こころ” で感じる感性、そして成長とともに、ことあるごとにしてきた “へその下”、つまり “選択” の “決断” なのだ」という趣旨の話をしました。 ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その7 2014/10/21
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その7です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
7.選挙は国民一人ひとりの権利
組織に所属しているか否かにかかわらず、みなさん一人ひとりが常にしなくてはいけないことがある。 ・・・
高校生への講演とPEAKのレセプション 2014/10/21
10月に入ってから、2回ほど高校生を対象にした講演をしました。いつものことですが、「変わる世界、あなたの選択」という趣旨です。
一つは、ある進学塾の主宰で、東大を受けようとしている高校生に向けての講演です。あいにくの台風来襲という大雨のなかを100人ほどが参加。多くは高校1、2年生でしたが、90分の講演の後、「10年後には何をしている、そのためには2年後に何をしているか」をグループで討議、簡潔にまとめて発表、各グループで説明、全員で評価、というセッションでした。 ・・・
研究者のモラル、小保方さんが開けたパンドラの箱 2014/10/19
かなり下火になっているようには見えますが、研究者をめぐっていろいろと問題が起こっています。
理研の小保方さんの事件、東大を含んだ教授と製薬企業との「癒着」の問題などです。繰り返し起こって、しばらくメディアで大きく取り上げられますが、しばらくするとまた繰り返すのです。
このような問題は どこでも起こりうることですが、そこから学ぶ姿勢、さらにもっと社会的にも、根本的な問題にも注意を払う必要があります。研究者の「自律精神」の欠如です。 ・・・
東京大学でCharles Castoさんを迎えたパネル 2014/10/19
10月9日、東大の本郷キャンパスで「3.11後の原子力を考える」というパネルがあり、私もお招きをいただきました。東大の佐倉 統さんとTemple大のKyle Clevelandさんの司会、パネルには3.11の時にすぐに米国から派遣された、米国で原子力発電の運転・規制の実務をこなしたベテラン Charles Castoさん、事故当時の内閣官房副長官だった福山哲郎さん、3.11当時は内閣府原子力委員会委員長代理だった鈴木達治郎さん、元朝日新聞主筆で、いわゆる「民間事故調」を主催した船橋洋一さん、そして私です。 ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その6(2) 2014/10/16
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その6(2)です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
6.「アカウンタビリティ」とは何か?
(続き)
どの組織でも、一般的にいえば、日本において、個人の責任感のなさが問題なのだ。組織の上へいくほど権限ばかりでなく、当然のこととして責任も大きくなる。だが ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その6(1) 2014/10/16
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その6(1)です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
6.「アカウンタビリティ」とは何か?
社会のおける組織と個人の「タテ」の関係性が日本の常識であるとの意識があるから、特に大企業や役所では、この序列をより強く維持しようとする。「このような組織はつぶれないから」と考え、いつまでもそこにいられる、何があってもその組織に「しがみついて」いなくては、と思い、時には理不尽と認識していても、そのような思考と行動をする。 ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その5 2014/10/09
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その5です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
5.「集団思考型マインドセット」問題
この本で検証された「集団思考型(Groupthink)(註1)マインドセット」というのは実に根深い問題だ。「集団思考の愚」というのは世界共通の課題ではあるが、特に日本社会では根深い問題である ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その4 2014/10/03
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その4です。
  【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
4.海外からの高い評価
報告書に対する海外での評価は極めて高い。科学者団体として世界最大であり、国際的にも評価の高いAmerican Association for the Advancement of Science(この団体の活動の一つとして一流と評価の高い『Science』を毎週発行している)が ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その3 2014/10/03
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その3です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
3.国会事故調チームづくり
何しろ国会事故調という委員会そのものが日本では初めてのことなので、正直にいって、組織の構築と運営などについて、大きな不安はあった ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その2 2014/10/01
宇田左近さんの著書「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」に書かせていただいた「解説」その2です。
【解説】異論を唱える義務―――私たち一人ひとりが「今」やらねばならないこと
元国会事故調査委員会委員長 黒川 清
2.国会事故調の根底を貫いた基本姿勢
ここで国会事故調の話に少し触れたい。 ・・・
「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」、私の解説 その1 2014/09/22
今年5月26日付のブログで、「国会事故調」の調査統括を担当してくれた宇田左近さんの著わした「なぜ、「異論」の出ない組織は間違うのか」を紹介しました。
最後の20ページに、私も「解説」を書かせていただきました。 この私の「解説」の部分を出版社の許可もいただいたので、みなさんと共有します。 ・・・
HPAIR 2014: Harvard Project for Asia and International Relation 2014/09/01
HLAB 2014が終わった翌日の日曜日、8月24日は三田の慶応大学へ。
これもHarvard大学の学生たちが開催する、HPAIR 2014に参加するのです。
この日のパネルは「Health and Public Policy」の「What are ways in which Asia addressed its aging population and widening disparities in socioeconomic status?」というかなり先進的なテーマです。主催の学生さんたちにはHLABのことを知っている人たちもいました。 ・・・
沖縄へ再び、AYDPOの閉会式 2014/08/29
「AYDPO 2014」、今年で7年目のプログラムです。
今までも何回かこのサイトで報告(1、2、3、4)していますが、アジアと日本の14〜16歳の若者たちが、3週間を沖縄で一緒に過ごすのです。
毎年、開会式や閉会式で、一日は参加しています。今年も閉会式に参加して講演。今年の生徒たちは「GIA Green International Academy」を慶良間に作ろうという提案を考え、これを発表しました。例年のように稲嶺前沖縄県知事も参加です。沖縄の新しい目玉の一つである沖縄科学技術大学院大学の新学長、Dr. Iwamaさんもこられてご挨拶 ・・・
HLAB 2014 2014/08/25
2011年、あの東北大震災の夏に始まったHLAB(1)の季節が来ました。4回目の今年は、「終戦から69年」を迎えた8月15日に始まりました。
以前のHLABに参加した大学生や、高校生として参加した今は大学生たちが中心になって、しかも何人かは海外の大学で勉強しながらの準備で、本当にとても苦労しながら、と思いますが、ここまで来たのです。 ・・・
Why Not Join this MIT/Harvard MOOC Class ‘Visualizing Japan’ 2014/08/11
だれでも参加できる、MIT/Harvard ジョン・ダワーズたちの授業に参加しよう。9月3日開始です。
A first-time MIT/Harvard MOOC, Visualizing Japan opens windows on Japan’s transition into the modern world through the historical visual record. Teachers include John Dower (MIT), Andrew Gordon (Harvard), Shigeru Miyagawa (MIT/UTokyo), and Gennifer Weisenfeld (Duke). ・・・
会津若松へ 2014/08/09
8月6日、会津若松に行ってきました。中学生1〜3年生を対象にした「プラチナ未来人財育成塾@会津」に参加です。小宮山宏前東京大学長の主宰する企画の一つです。
郡山駅から車で会津へ向かう途中、私が子供のころ疎開していたところ、磐越西線の関都駅の南、もちろんすっかり様子が変わっていて、何が何だかわからない金田金曲(かねだかねまがり)のあたりを横に眺め、むかし遊びに来た天神浜に立ち寄り、次に猪苗代の野口英世の生家を訪問しました。 ・・・
「プロメテウスの罠」 2014/08/08
朝日新聞朝刊の連載「プロメテウスの罠」は、この新聞社の特別報道部によるもので、福島原発事故から数か月たった2011年10月から始まった連載です。その後もこの連載は延々と続き、シリーズは51を数えます。いくかのシリーズ終了後に単行本としても発刊、最近では第7巻が発売されました。
この第1,000回を迎えて、朝日新聞に1ページの記事が掲載されました。そこに私と加藤登紀子さんのインタビューが出ています。 ・・・
あっという間の7月 2014/08/05
7月になってコラムが出せていません。申し訳ありません。なんだかんだと忙しくしていました。
6月末から7月初めにかけて末吉竹二郎さんの「CSO塾」、石倉洋子さんの「Global Agenda Seminar」、国際基督教大学(ICU)の「Global Leadership Studies」など、週末も入れて4日間連続でセミナーでした。長いものは質疑を入れて3時間超。元気な人たちが多い会はいいものです ・・・
ニュースリリース 2014/08/01
先日ご紹介した6月6日の「GHIT設立1周年」について、NatureとNature Digestに記事が掲載されました。
・Nature
・Nature Digest
また、イベントアーカイブもご紹介します。
日本語: https://www.ghitfund.org/general/eventreport/jp
英 語: https://www.ghitfund.org/general/eventreport/en ・・・
ニュースリリース 2014/07/24
今年も石倉洋子先生のGlobal Agenda Seminar(GAS)が開講し、初日の6月29日(日)のセッションに参加しました。
その時の様子がレポートとして掲載されましたのでご紹介します。
http://www.academyhills.com/note/report/2014/staff140723 ・・・
ニュースリリース 2014/07/11
このブログでも何度か紹介している朝河貫一先生(1、2、3)について、3人の福島出身の方々が「100年前からの警告−福島原発事故と朝河寛一−」という書籍を花伝社から出版されました。
私もこの本のオビを書かせていただいたのですが、2014年5月21日の福島民報に紹介記事が掲載されましたので、皆さんにお知らせします。 いまこそ是非、皆さんに手に取って読んでいただきたい1冊です。 ・・・
ニュースリリース 2014/07/02
5月27日に国会事故調査委員会調査統括の宇田さんと一緒に福島県二本松市を訪問し、新野市長と面談した記事が福島民友に掲載されました。
また、宇田さんの著書「なぜ、『異論』の出ない組織は間違うのか」について、福島民友に紹介記事が掲載されました。 ・・・
ニュースリリース 2014/06/30
5月5日のポスト「ロンドンへ-1」で紹介した「World Dementia Council(世界認知症諮問委員会)」に、日本からは私が委員として指名されて、会合に参加しています。
https://www.gov.uk/government/news/uk-to-host-g8-dementia-summit.ja
https://www.gov.uk/government/world-location-news/241859.ja ・・・
Kuala Lumpur 2014/06/29
6月16日〜20日はKuala Lumpurでした。
私が日本学術会議の活動に参加し始めた2001年から、日本学術会議の主催で、それまで日本で開催していたアジア学術会議の前身となる会議体の方針を大きく変え、アジアの国々ではじめたアジア学術会議。
この新たな試みを始めて14年目、当時からのタイ、マレーシアなどの「旧友たち」との久しぶりに再会となりました。その第14回アジア学術会議へ出席でKuala Lumpur へ来たのです。この会議のテーマは「Future Earth」です。 ・・・
Napa Valley Wine Auction 2014/06/21
6月7日の午前0時5分に羽田を出発、San FranciscoからNapa Valleyへ向かいました。うれしいことにNapa ValleyのWine Auctionにお招きを受けたのです。
ディナーに少し遅れて到着。夕方のひと時を旧くからの、また新しい友人たちと楽しく過ごしました。夜の星が東京では考えられないほど多いことに気づきます。 ・・・
GHIT設立一周年 2014/06/20
GHITとは「Global Health Innovation Technology」というファンドで、世界でも初めてという、産官が共同して日本のグローバルヘルスへの新たな貢献の仕方の試みです。ちょうど一年前の6月1日に発足しました。
何が特徴か。それは日本の「強み」と「弱さ」を補完するような「仕組み」になっているのです。日本の製薬企業にはグローバルヘルスの課題に貢献できる多くの「種」、つまり化合物や、技術があるのです。これは「強さ」です。 ・・・
TEDxTokyo 2015、ACP日本支部会、そしてWEF Japan;変わる世界のなかへ 2014/06/04
5月最後の日、31日は恒例のTEDxTokyoでした。
2009年に始まったTEDxTokyo、今年で6回目です。日本、また世界中で「TEDx◯◯」が広がっていますが、これは東京が世界で最初なのです。Patrick Newell、Todd Porterたちと、「やろうよ!」と言っているうちにどんどん話が進んでいったのです。これがIMPACT Japanへと進化してきているのです。
今年のTEDxTokyoも素晴らしい方たちが、素敵な話をしてくれて、とても楽しい一日でした。この様子は、ウェブサイトで見ることができます。 ・・・
沖縄OIST、そしてアジア太平洋腎臓学会 2014/05/30
Los Angelesから成田経由で沖縄那覇空港に夜10時半ごろに到着。タクシーで1時間ほどで恩納村にあるホテルへ到着。
翌日は、世界に開かれたOIST(Okinawa Institute of Science and Technology)の理事会に参加です。
ちょうど、Nobel Museumによる「Sketches of Sciences」(1)という素敵な展示のオープニングもあり、これにも参加。 ・・・
「異論」を言うこと、言わせること 2014/05/26
“日本の憲政史上初めて”として立法府に設立された国会事故調(2011.12.08 ? 2012.07.05)ですが、報告書を国会両院議長に提出後の状況を見ていると、世界では高い評価の一方で、日本では「不都合な真実」とでもいうか、ほぼ「無視」の状況です。
一方で若者たちの自発的な活動もあることは、最近のこのブログでもコメントしています。 ・・・
UCLA再訪 2014/05/25
5月3日にLondonから東京に帰ると、ゴールデンウィークの後半、ちょっとしたことを幾つかして、8日からLos Angelesに来ました。ここでも何回か紹介しているSt. Gallenへ行けないのがちょっと残念です。
快晴の東京から、これも快晴のロス。空はぬけるような青さです。早速、UCLAのキャンパスへ出かけて、いくつかの面談。夕方には「Issei」という、19世紀の終わり(1983頃)にSan Franciscoを中心にした日系移民の方たちと家族を取材した映画。短期の取材と少ない予算での貴重な記録です。 ・・・
日本の科学と精神 2014/05/19
このところちょっと静かになりましたが、科学研究の不正の問題がいくつか騒がれています。今に始まったことではないですが。
小保方さんの件はメディアの取り上げ方も異常でしたが、他にもいろいろありましたね。製薬界の大手N社、T社、これにかかわる大学の研究者の問題などなど。
科学研究はあるテーマについての「仮説の証明」の連続ですから、いつも「正解」はなく、それをさらに進めるところで私たちの世界の「進歩」があるわけです。400年前のガリレオの「地動説」では死罪に値するとされたものです。400年後にお赦しを得たわけですが…。 ・・・
「自由と正義」2014年4月号 2014/05/12
元国会事故調委員の櫻井弁護士、総務統括宇都宮弁護士他の方々の「国会事故調」についての論文が、日本弁護士連合会の機関誌「自由と正義」に掲載されました。
「元委員が振り返る国会事故調」
櫻井正史
「国会事故調の事務局運営とリスク管理」
宇都宮純子
「国会事故調における調査活動の統括とプロジェクトマネジメント」
松澤香、高橋尚子
「国会事故調における弁護士の調査活動」
渋谷卓司、芝 昭彦、藤戸久寿、美赴M子 ・・・
ロンドンへ ‐2: Shakespeare’s Globe 2014/05/06
ロンドン3日目の5月1日、少々雨の降る、ちょっと寒い日となりました。 午前は、傘をさして、小雨のHyde Parkを20分ほど歩いて、Marble Arch近くへ。2年ぶりにSingapore勤務から帰国したばかりの英国人の友人のオフィスで1時間ほど面会。今年の初めに東京に支店を開設し、先日、東京の英国大使館でのレセプションでもお会いしたばかりですが、ちょっとゆっくり話をしようということになったのです ・・・
ロンドンへ ‐1 2014/05/05
去年12月、英国はG8サミットにおいて‘G8 Dementia Summit’を打ちだしました。高齢化社会を迎えて、これは世界的な大問題です。家族などで体験された方も多いでしょう。日本はこの課題でも世界の最先進国です。
英国大使館から突然の連絡がありました。このDementia Summitを進める中核として、政府から独立したGlobal Action Against Dementiaを作り、私にもCouncil memberになってほしいということなのです ・・・
アフリカ支援の集まり、アニャンゴさん 2014/04/29
日本の企業、ゲイツ財団、そして日本政府が資金を出して、途上国の主要病気であるマラリア、結核、HIV/AIDS、さらにほかの主要な病気に貢献しようという企画が始まっています。Global Health Innovation Technology Fund(1)です。私が代表理事をしています。
Malaria No More Japan、Health and Global Policy Institute、GHIT Fund の共催で、若い人たちを中心にキャンペーンイベントを開催しました。楽しく、しかもとても明るい雰囲気の集まりでした。 ・・・
アブダビへ、そしてカタール王妃の日本訪問 2014/04/28
4月20日にアブダビへ。Khalifa Universityの理事会、そして卒業式への参加です。今年の卒業生は350人です。この大学は理工系だけの大学ですが、多くの優秀な学生が集まり始めています。
卒業式はEmirates Palaceという豪華版です。学長のTod Laursenも着任して4年、初めて自分の入学時の卒業生を送る式でした。アブダビの皇太子殿下もご列席。自ら卒業証書を一人ひとりに手渡されます。それだけの思いがおありでしょう ・・・
元気な若者たち 2014/04/14
先週は、異人・変人の集まるSONY CSLの遠藤 謙くんが、為末 大さん、RDSの杉原さんの3人が訪れてくれました。彼がMIT時代から進めていた義足などの研究をさらに進めるために起業したことを伝えに来たのです。
彼はMITでPhDを取得、その時代からのお付き合いです。See-D(1)などでも協力してきました。 ・・・
ルワンダのジェノサイドから20年 2014/04/09
先日、Charles Murigande ルワンダ大使のお招きを受けて、大使館に伺ってきました。
満開の桜並木の世田谷深沢の大使館で1時間ほど、いろいろなお話を伺いました。
もっとも、私はルワンダにはまだ行ったことはありませんが、共通の話題(1、2)もあります。
何度もお会いしているTWAS事務局長のRomain Murenziさんのことを持ち出すと、なんと、学校もとなりの席という長い間の友達ということでした。二人は、一緒に大臣を務め、また科学者でもあります。 ・・・
「アカウンタビリティ」と「リスク・コミュニケーション」;カタカナにご注意 2014/04/04
このブログでも、栗原潤さん(1)のことを何度か紹介しています。
彼の広く、古典などを含めた読書歴と知識、しかも英語だけではなく、複数の言語で原書を読む力量などからくる洞察の深みが素晴らしいので、いつも議論が弾み、楽しい時間が持てます。
私が日ごろから発言している言葉に「アカウンタビリティ」があります。日本では「説明責任」となっていますが、これは大きな間違いです。「自分の立場に付与されている責務を果たす」という、責任よりもっともっと大事で、大きな意味がある言葉、という主張をすぐに理解してくれた一人です ・・・
‘Be Movement’と私のインタビュー記事 2014/04/02
‘Be Movement’は、ウェブ時代の新しい形の「社会メディア」です。若い人たちが、グローバル時代の変化を受け取りながら、いろいろ試していることはうれしいことですね。
最近この「日本特集」が出ました。東北大震災+福島原発事故から3年を迎えたタイミングを意識した特集なのでしょう。
私も応援している“Table For Two”の小暮さんの記事が、私のインタビュー記事のすぐ後に出ています。 ・・・
Safecast、新しい時代の放射能調査のあり方 2014/03/31
福島原発の事故以来、放射能のモニター、日本政府の公式発表などについては、“予測していなかった”事故とはいえ、世界からもその信頼性についていろいろ批判され、懸念されているところです。
事故の1週間後には放射能の測定を開始し、「勝手連的」に広く地元の人たちと情報共有しながら活動してきた一つに「Safecast」があります。先日、このblogでも触れたところです ・・・
坂茂さん、Pritzker受賞おめでとう 2014/03/27
坂茂(ばんしげる)さん。世界的に活躍する建築家。さらに災害支援などで人間愛を、世界中で実践する素晴らしい人。
Pritzker賞 受賞、おめでとう。
坂さんとは10年来の友人で、ブログでも何度か紹介しています。しかも私と同じ成蹊学園の卒業生。この成蹊学園の図書館も社会からも注目されている図書館で、これも彼の設計です ・・・
新しい年度を迎えて新しいリーダーを送り出す Teach For Japan 2014/03/24
Teach For Japan は恵まれない社会状況にある子供たちの教育を支援する、そのような心からの熱い思いの若者たちを現場に送り出し、その若者たちを通じて、子供を育て、社会を変え、新しいリーダーを育てようという、実に壮大で素晴らしい活動です。「1石何鳥」ともいえる、米国発、しかもHarvard、Yaleなどの一流大学の学部卒業生が、社会人の第一歩として選びたいトップの選択肢なのです ・・・
3月11日前後 2014/03/17
3月11日のブログでも報告しましたが、この2週間ほどは東日本大震災と福島原発事故の「憲政史上初」の国会事故調の委員長といったことで、このテーマに関するといろいろな活動にお招きを受け、参加しています。
東大では伊東乾さんたちの企画(1)がありましたが、残念ながら私は初めの20分で国会事故調のことなどをお話しして退出。その後、上野駅から東北新幹線で仙台へ。Impact Japanと仙台市の企画「Sendai for Startups! 2014」 に参加 ・・・
「原子力の安全」:米国GAO報告書と国会事故調報告書 2014/03/14
民主制度では「三権分立」が基本であり、政府(行政府)の仕事をチェックする独立した機構とその機能は大変大事なプロセスです。
米国ではGAO(Government Accountability Office)という機関があります。これは立法府の議会のもとにあり、2004年まではGeneral Accounting Office(日本では「会計検査院」)でしたが ・・・
3年を迎えた3月11日 2014/03/11
このところご無沙汰ばかりですが、申し訳ありません。
今日は書かないといけないですね。多くの人々がとんでもない被害を受け、受け続けている3年前の「3.11」東北大震災と福島原子力発電所の大事故。そしてこの大事故をきかっけに、日本の憲政史上初の国会による「独立した福島原発事故調査委員会」が始まり、報告書が国会の両院議長に提出されて1年8ヵ月が経過しました。私はこの「国会事故調」の委員長でした。 ・・・
会合のお知らせ 2014/02/19
第5回トポス会議
日時: 2014年3月13日(木)13時15分〜20時30分(受付開始:12時30分)
場所: 六本木ヒルズ森タワー49階 アカデミーヒルズ内タワーホール
詳細はこちらをご覧ください。
http://jp.fujitsu.com/group/fri/events/w3i/w3i-topos05.html
・・・
今年の1月 2014/02/18
すっかりご無沙汰です。正月以来です。
1月10日からボストンへ。沖縄科学技術大学院の将来計画の委員会。Boston、New Yorkの方も多いので、このようなことになりました。英国からHuntさんも。前日まで米国中東部は大雪でしたが、10日からは大丈夫でした。
2泊して帰国、翌日から沖縄へ。沖縄科学技術大学院での「オープンエネルギーシステム国際シンポジウム」に出席。ここで実際に実験もされているデモもあり、なかなかの試みでした。 ・・・
仕事始めの2日 2014/01/09
2014年の仕事の始まるまで、長い休みでした。早々から仕事のあった方も多いでしょう。
私は6日には、新年会がいくつか。 7日はもうクレイジー。朝8時前から竹内弘高教授に連れられてきたHarvard Business Schoolの学生さん30人ほどとセミナー。なかなか楽しかったですね。主要テーマは国会事故調とその政治的、国際的な意義などについて、いろいろ議論しました ・・・
12月、いろいろな交流、忙しい日常 2013/12/24
12月に入り2日のGarrettさんのセミナーに続いて、世界銀行と日本政府主催のUniversal Health Care(1)に参加(5、6日)。素晴らしい基調講演をされたJim Yong Kim総裁とも2人でお話しする機会をいただきました。Kim総裁がWHOに勤務していた時に私がWHO Commissionerをしていたこともあり、お互いに間接的に知っていたのです。
6日の夕方は数年ぶりに東海大学医学部へ向かい講演、7日は東大で公共政策大主催のコロンビア大学、シンガポール等の7つの公共政策大学院の「GPPN」で、100人弱の学生さんたちと福島原発事故後のグローバルリスクについて ・・・
Laurie Garrettのセミナー 2013/12/19
Laurie Garrettさんは、Council on Foreign RelationsのSenior Fellowとして活動している素晴らしい方です。このたび1週間の訪日ということでGRIPSでもセミナーをしていただきました。素晴らしい経歴で、生命科学の研究者から出発、そこから転向しPulitzer賞ほか、ジャーナリストとしても経歴は見事と思います。
Global Healthでも現場を基本にした多くの意見を書いていて、2007年の彼女のForeign Affairsの論文から交流が始まったのです ・・・
Asian Innovation Forum、世界の若者たち集まる 2013/12/18
Asian Innovation Forum(AIF)(1)は元SONYの出井さんが始めたもので、私もお手伝いしながら何回か参加しています。
今年も12月12、13日に、私の活動の中心でもあるGRIPSで開催しました。私も講演したり、パネルにも出させていただいたりしましたが、2日目に行われた若く元気な人たちの「Young Entrepreneur Award」はなかなか良かったです。ここでも講演をさせていただきましたが、審査員も素晴らしく、プレゼンも世界から選ばれた人たちでしたので、とても良かったです。インドのマドラス、ロンドン、香港、ダッカなど、日本からは慶應、早稲田など、多くの候補から選ばれた人たちでした ・・・
11月の海外いろいろ -4: 台北、医師の教育の話題 2013/12/14
春頃でしょうか、台湾の内科学会から講演のご招待を受けました。その後、台湾の原子力関係からもご招待を受けました。ちょうど日にちが3・4日ずれていたので、何とか摺合せをお願いして今回の訪問になりました。
22日にアブダビから帰国し、家で久しぶりに一泊。翌日、台北へ向かいました。内科学会総会には2年前にも参加しましたが、今回は米国内科学会オレゴン支部からのThomas Cooneyさんとご一緒でした。根っからの教育者です ・・・
11月の海外いろいろ -3: アブダビへ 2013/12/12
夜の成田からEtihadで、アブダビへ。World Economic Forum(WEF)のGlobal Agenda Council(GAC)に。
これにも、もう6年程度出席しているでしょうか。宿泊は前回と同じく、これも豪華なYAS Vicery Hotel。会議は、隣接するつい最近F1レースが開催された会場です。
夕方まで、理事を務めるKhalifa科学技術大学(KUSTAR)を訪問したり、いくつかの関連の方々にも面会。翌朝到着する予定だった日本からの参加者の多くが乗る飛行機が、機械の故障で成田を出発できなくなった、というニュースが入ります ・・・
11月の海外いろいろ -2: NYCからKLへ 2013/12/10
New York City(NYC)から、成田へ。そこで寒いNYCで必要だった防寒用の衣類を自宅に送り、Singapore Airlineへ乗り換え。A380で、初めてSuiteに乗ることになりました。なかなかのものですがEmiratesと違ってシャワーは無いのです。でも素敵な個室です。
午前3時過ぎにChangi空港着、そこで乗り換えて朝6時過ぎにKuala Lumpurへ。朝10時からの会議にでかけます ・・・
11月の海外いろいろ -1 2013/12/9
11月は忙しかったです。すっかりBlogもご無沙汰しました。
10日からNew York City(NYC)へ。到着した午後、現地で臨床研修をしている日本からの医師の方々にお会いしました。今回は10人ほど、3人は女医さんで、お子さん連れで研修している方もいるのです。素晴らしい若者たちです。その方たちの先輩にもあたる桑間先生も参加。夜はBroadwayのWickedを見に行きました ・・・
Innovation City Forumのパネルに参加 2013/11/17
六本木ヒルズも早いもので10周年を迎えたとか。それを機会にいろいろなイベントがありますが、10月半ばにはInnovation City Forumが3日間にわたって開催されました。
私も最終日のクロージングセッションにお招きを受けて、ちょっと感激。なにしろこういう「異業種バトル」みたいなのは嫌いではないので。司会は森美術館を動かしている南條さん。パネルがNew Yorkの近代美術館(MoMA)館長のGlenn Lowryさん、LondonのTate Gallery(1)の館長のNicholas Serotaさん、MIT Media Labのジョイ伊藤さん、そして私なのですから。 ・・・
福島原発の現状、Washington Postの記事 2013/10/27
福島原発の事故から2年半を超える時間がたっていますが、この事故が収束状態などと考える人はいないでしょう。メディアは地下水の問題で騒ぐ、汚染水がもれては騒ぐ、大雨が降れば騒ぐ。福島原発事故は、現在も大きな日本の、そして世界の大きな問題なのです。
東電の能力、日本政府が何を考え、行動しているのか、これには国民も、世界もかなりの懸念を持っています。政府も国際廃炉研究開発機構という、いつものような政府の得意なやり方の組織を作っていますが、どれだけ開放的か、透明性と国際性が高いか ・・・
「無鉄砲娘」の活躍つづく、そして私の意見も 2013/10/20
国会事故調に参加してから、ずいぶん違ったキャリアを選び始めた人たちがいます。先日のコラムで紹介した椎名くん、石橋さん、「無鉄砲娘」相川さんの3人はそんな人たちです。
相川さんの本「避難弱者」は、広く読まれているようですが、最近ウェブにも記事が出ています。彼女のメッセージが広がるのはうれしいです。「若い者たちは行動する」のです。大したものです。・・・
グアム大学へ 2013/10/18
2年前の太平洋会議でお会いしてからのお付き合いですが、グアム大学学長のRobert Underwoodさんのお招きで10月13日から3泊4日の予定でグアムに行きました。ここの主産業は観光で日本からのお客さんが一番多いのです。
東海大学の救急医学の中島 功教授とBirdLife Internationalの市田さんも、グアムで進行中のクイナ再生プログラム(1)の見学などもあり同行してくれました。沖縄のクイナとくちばしの色は違いますが、とても近い関係ということです・・・
いろいろなところへ 2013/10/16
大阪で行われたMansfield財団による原子力の日米協力のパネル(10月1日)後は、すぐに沖縄へ。OISTの理事会へ向かいました。
ここでは2泊(10月2、3日)の予定でしたが、風邪気味で、2日目を終わって東京へもどり、翌日4日はテレビ会議で参加しました。いろいろな課題はありますが、10年でここまで来たのは素晴らしいことです。しかし、これからが一つの転換期になるように思います ・・・
Mansfield財団の日米原子力ワーキンググループ 2013/10/02
大阪で行われたMansfield 財団日米ワーキンググループ公開セミナーの会議に参加しました。
このグループは日米の原子力に関する戦略的優先課題という報告書を発表し、これを日本の関係者と共有しようという企画です。福岡、大阪、東京で開催ですが、私は大阪だけにしか参加できませんでした。
提言は両国の関係から見たこれからの多様な協力関係についての提言です。内容はそれぞれに、もっともなことが多いものです。議長の一人は、去年10月に、Japan-US Council主催で、私がWashington DCの議会内で国会事故調について報告した時の座長でもあったCharles Fergusonでしたので、私の紹介では、その時の皆さんの反応を含めて、ずいぶんと持ち上げてくれました。・・・
San Franciscoへ 2013/09/30
San DiegoからSan Franciscoへ。今年3回目(1)です。 今回は「America’s Cupの最終ラウンドを見に来た」、といいたいところですが、残念ながら違うのです。 以前にも書きましたがMalaysiaのNajib首相の「GSIAC」(1、2)で、Fairmont Hotelです。America’s Cup、特にOracle 関係者らしい人たちも多くみられました。
なにしろこの1、2日でAmerica’s Cupの最終ラウンドの勝負が決まるかどうかというところです。’Emirates Team New Zealand’ vs Defending Champion ‘Oracle Team USA’ で 「8:5」、挑戦者があと1レースで勝つというところでしたから。Hotelもはるかに高い料金、なかなか空きがない状況のようでした。・・・
San Diego 2013/09/26
San Diegoの町のすぐ向かいにあるCoronadoに来ました。1つはCell Societyという集まりがあり、これに参加するのです。この会は今年で3回目ですが、去年は国会事故調の最中で参加できませんでした。特に私がこの分野の専門というわけではないのですが、いろいろな経緯があって参加しています。脂肪幹細胞の臨床例などは医学的に見てもなかなか面白い結果がでています。
幹細胞の研究分野ではノーベル賞受賞の山中さんの大発見「iPS」も期待されているとこです。近代医学のアプローチとは違って、理論的に分子・遺伝子的解析からは理屈が付ないことでも、かなり安全だから試したら「他に治療法がないが、これでいい結果が出る」というところでしょうか。・・・
オランダの新聞記事 2013/09/21
最近の福島原発の汚染水の問題、まだまだ脆弱な状況などが世界にも広く知られ、その懸念から海外でも多くの報道がされています。 私も日本の憲政史上初という国会事故調を任され、その報告書は世界でも高く評価されているところです。ですから、今回の福島の状況については、いくつもの海外メディアの取材を受けています。日本のことでもありますし、私がお断りするのもおかしなことですしね ・・・
政策研究大学院大学GRIPSの秋の卒業式で、私の祝辞 2013/09/17
私が所属している政策研究大学院大学(GRIPS)の秋の卒業式は、ほとんど全員が留学生(学生のほぼ70%が60数か国からの留学生です)で、それぞれの国の色彩も豊かで、ある意味でとても感動的な、日本では珍しい卒業式です。留学生の母国の大使、大使館スタッフの多くが臨席されます。 9月17日、今年もその時が来ました。学位記授与、成績優秀者表彰、学長式辞、卒業生代表挨拶などのプログラムです ・・・
Philadelphia-2: Fireside Chat With Dr. Kiyoshi Kurokawa 2013/09/15
今回の主目的は、何年もお誘いを受けていながら、参加できなかったJapan America Society of Philadelphiaが企画する”Health Sciences Dialogue”、2日間の集まりです。いろいろ聞いてみましたが、日米の製薬企業、バイオべンチャーをつなぐ会としてよい評価を受けています。 朝7時から、日本からの参加者との朝食がセットされ、10人ほどですがいろいろな話題に花が咲きました。 9時からセッションが始まり。New York から日本総領事館から相(あい)広報センター長も参加し、ご挨拶 ・・・
Philadelphia-1: Swarthmore College を訪問 2013/09/14
Philadelphiaは私が初めて米国(初めての海外です、当時は)でくらした場所です。University of Pennsylvaniaで2年間、研究をしていたのです。もう40年以上前の話です。その時の“ボス” Prof Howard Rasmussenとの出会いが衝撃的(1)で、その後の私の進路に大きな影響をあたえたのだと思います。 久しぶりのことですが、9月9日に羽田発、New York CityのJFK 到着、迎えの車でPhiladelphiaへ3時間 ・・・
福島原発事故の現状にNatureも懸念を表明、何をすればよいのか? 2013/09/10
福島の事故の現況はちっともよくなっているとも思えません。だれにでもわかることです。 東電の言うことも(国民にも、世界にも理解してもらおうと意識が全く欠如していると思いますね、いつも「ひとごと」のような発言です)、政府の言っていることも、実行する工程表も、その理由、プロセスにも透明性も欠け、国内、国際的な信頼性にも欠け、しかもはっきり、わかりやすく伝えることも考えていないのでしょうか。 ・・・
「無鉄砲娘」の大活躍、「避難弱者」を上梓 2013/09/08
福島の原発事故から30ヵ月、国会事故調の報告書が国会に提出されて14ヵ月の時が過ぎました。日本は、世界は、どんなことになっていくのでしょう。 2020年のオリンピック、東京に決まりましたね。良かった。−これを一度提出してから決まったので、加えました− この「憲政史上初」の国会事故調に参加して、大きく、仕事・キャリアのありさまを変えた人たちもいます。 国会議員になった椎名つよしくん。「わかりやすいプロジェクト 国会事故調」を立ち上げた石橋哲さんなどなどです ・・・
国会事故調をヴィジュアル化する若者たち:皆さんも見てね 2013/09/07
福島原発事故が起こってもう30ヵ月、2年半の時間が過ぎました。東京電力、日本政府の動きはどうでしょうか?世界も心配している一方で、あまりに情報開示と伝える力のお粗末さにあきれているでしょうね。このところ海外のニュースでもシリア問題とともに大きく扱われています。 私たちの「憲政史上初」という「国会事故調」報告書が国会に提出されてからも14ヵ月の時間が過ぎています。さて、この報告書を国民の間にわかりやすく広げることは、私たちに任じられた事柄ではありませんが、そのような行動を始める若者たちもいるのです。素晴らしいことです ・・・
New York Times からのびっくり「贈り物」 2013/09/06
最近の福島原発事故の周辺は、極めて不安定な状況です。世界にも広く知られています、今の時代、何事も隠せないのです。 最近の福島の状況は世界でも大きな事件として扱われています。New York Timesも例外ではありません。 9月4日の朝刊「Late edition」のトップ記事(PDF)として扱われ、私のコメントの一部も入っています(電子版でも読むことができます)。このNew York Timesの記事は日本の一部のメディアでも伝えられました ・・・
夏かぜで1週間ダウン 2013/09/04
8月29日(土)、日帰りで軽井沢へ出かける、昼に到着。旧軽井沢ゴルフクラブへ。なんとなく疲れるので、ゴルフ参加は辞めて、クラブハウスで休憩。きれいなコースを見ながらラウンジで過ごすのも変な気もち。 夕方みんながゴルフから上がってから、私が当日のゲストとして1時間ほど講演をした。GRIPSの同僚ともいえる竹中さんとご両親にもお会いした。元東大総長の小宮山さん他にも知人がいろいろ ・・・
HLABへ再び 2013/09/02
先日紹介した、驚愕の成果を上げているHLAB。 2011年の夏が初めでだけど、この2年で受講した高校生の40%が、自分の選択として海外の大学へ進学するのだから、すごい。 今年の夏、HLABがまたやってきた。私もまた参加。2 日休んだ蓼科から帰京し、みなさんと合流、そして30分ほどお話をしました ・・・
ニュースリリース 2013/09/02
本日(9月2日)13:00に以下を配信しました。 学生有志が事故調報告書の解説をイラスト動画で作成 〜 わかりやすいプロジェクト(国会事故調編) よりネット配信〜 ・・・
沖縄から -2 2013/08/14
8月10日(土)、再度沖縄へ。宮城征四郎先生の始めた、これからの医療に対応する、ある意味では「最先端」を行っているともいえる「群星(ムリブシと読みます)臨床研修プログラム」の10周年記念のお祝いです。私もご挨拶をさせていただきました。10年前、このプログラム発足の時には講演をさせていただきました。・・・
沖縄から -2 2013/08/14
8月10日(土)、再度沖縄へ。宮城征四郎先生の始めた、これからの医療に対応する、ある意味では「最先端」を行っているともいえる「群星(ムリブシと読みます)臨床研修プログラム」の10周年記念のお祝いです。私もご挨拶をさせていただきました。10年前、このプログラム発足の時には講演をさせていただきました。・・・
沖縄へ、週に2回訪れる ‐1 2013/08/13
8月4日からの週は沖縄に2度伺います。5日の月曜日、この日は日帰りです。ここでも何度か紹介している沖縄でのアジア青年の家プログラム(1)です。沖縄で14〜16歳の若者50数名が約3週間の合宿をするのです。大学生も10数人が参加しますが、何人かのOB/OGも参加します。私が安倍総理の特別顧問をしているときの内閣の企画で、もう6回目になるでしょうか。今までの参加者はFaceBookでつながっていて・・・
女性の活躍に期待する、2つのパネルに 2013/08/12
東北大学女子学生入学100周年記念シンポジウムの写真はこちら:https://plus.google.com/photos/105840412439031950380/albums/5910115686676869777?authkey=CKPXlJPgwpSp-QE日本の一つの問題に女性の活躍の場が、ほかの国に比べて、まだまだということがあります。いわゆる男女参画社会、Gender Development、とかGender Empowermentなどとかいろいろ言われる社会的課題です・・・
Nature Cafe 「変われるか、ニッポン?」 2013/08/10
このブログでも案内していましたが、科学誌としてよく知られたNatureで、「Nature Cafe」という企画をしています。今回は第12回で、沖縄科学技術大学院大学(OIST)との企画。日本ではどちらかといえば「Crazy Ones、変人」らしい科学者のパネルを企画しました。タイトルが「変われるか、ニッポン?〜変化を迫られる大学、研究機関〜」というタイトルです・・・
「H-LAB」:海外の大学へ進学する高校生たち、実体験のインパクト 2013/07/14
2011年(1)、2012年の8月に開催した、私もImpactJapanも、初めから応援している「H-LAB」。これはHarvard大学と日本のいくつかの大学の学部生が中心になって開催する、1週間ちょっとの「高校生たちを対象とする夏の合宿」です。「リベラルアーツ」の大事さを高校生に感じ取ってほしいということなのです。これが英米流の大学教育の基本なのだ、ということも・・・
北岡伸一さんとの対談 2013/07/12
北岡さんは日本政治外交史の学者ですが、国連代表部次席大使を務めたこともあるという点で、異色の体験・経験をされた学者です。もっとも諸国ではこんな任命は良くあることですが、、、。つまり、日本のような、極めて狭い「タテの単線路線エリート」人事で・・・
‘Bula’、Fijiから 2013/07/11
Manabaに参加して翌日の7月6日、羽田を出発、Hong Kong経由で翌日にFijiのNadiへ。そこからさらに乗り継いで首都Suvaに来ました。Pacific Science AssociationのInter-Congress(1)に参加です。どこでもまずは‘Bula’。「こんにちわ」のように皆の使う挨拶です・・・
Manabaセミナー + 基調講演と飯吉さんのパネル 2013/07/08
Manabaとは教育の新しいplatformを提供する企業で、このサービスは世界の大学へも広がっています。なかなか意欲的な試みです。大学や学校の先生たち、事務の方たちを主要な対象としたセミナーが7月5日に東京で開催されました。大勢の方たちが参加されました ・・・
国連大学の卒業式でスピーチ 2013/07/05
東京青山にある国連大学。ここでは、世界に広がる研究所群と横浜にある高等研究所と、ほかのいくつかの大学とも連携して正式な修士課程が新しく設置されていますが、7月3日に卒業式が開催されました・・・
MITで 2013/07/01
Washington DCから21日(土)にいったん帰国。日曜は休んで、月曜はいろいろ会議などが入って忙しくすごし、25日(火)の朝から、再び米国東海岸のBostonへ向かいます。成田からの直行便、去年、日本製バッテリー発火問題でいろいろ騒がれたBoeing787です。 25日の昼に現地到着。一休みしてMIT Media Labへ・・・
National Academy of Sciencesで講演; Lost in Translation -‘AccountabilityとGroupthink’も紹介 2013/06/29
ParisからChicago O’Hare空港経由でWashington DC Dulles空港へ. 迎えの方とホテルへ直行。しばらくプレゼンのパワーポイントなどをチェック。翌朝、2年ぶりでしょうか、国務省の向かいにある、改装が終わり少々大きくなったNational Academy of Sciences (NAS)へ.ここで一日、「CBRNE」(Chemical, Biological, Radiation, Nuclear and Explosives)対策の同盟国間の協力についてのNAS主催の会議です・・・
私の背景 2013/06/25
私のことを時々書いていただきますが、先日の日経の山田さんのインタビュー連載記事も、私の昔を知っている方は少ないので、いろいろな方から「そうだったのか、、」などというコメントをいただきました。 最近も、私の記事(前編、後編)を書いていただきましたが、ありがたいことです。 私のことをもっと知っていただけると、なんで私がいつも「変なこと」を言っているのか、少しは理解していただけるかもしれません。・・・
パリへ 2013/06/24
17日の午後、Eurailで4時ちょっと前にパリ北駅に到着。蒸し暑い。 さっそくホテルで着替えて米仏商工会議所パリの会場へ。Jeff Immelt GE会長の講演会のお招きを受けていたのです。Globalizationと大企業の在り方がテーマですが、この重責を10年ですからさすがです。ちょっとご挨拶をさせていただき、Musee d’Orsayへ。ちょうど開催中のHays Collectionを案内していただきました・・・
ロンドンで 2013/06/22
15日にStockholmからLondonへ移動。以前から依頼されていた、ちょっと「秘密の会議」があるのです。先日のWest Sussexから6週間ぶりにHeathrow空港に来ました。 16日は日曜日、ホテルの向かいのHyde Parkをしばらく散歩。街のど真ん中でとても広くて、緑も多くて気持ちが安らぎます。ランチタイムにはCollar Capitalの水野さんがホテルを訪ねてくれました・・・
Tallberg Forum 2013 2013/06/17
6月12日朝、成田を立ちCopenhagen経由でStockholmへ来ました。Tallberg Forum 2013のOpening sessionに出ないか、というのです。13日午前は、StockholmにあるVattenfall(1)というスウェーデン最大の国営電力会社本社で役員との会談、さらに職員向けへに福島事故調の話を聞きたいということです・・・
栗原さんの手紙 2013/06/16
栗原潤さんという"出る杭"を何回かご紹介しています。時々お会いしていろいろな議論をしているのですが、彼はいつも個人での活動が基本ですし、その信頼に基本を置いた人脈は意外なところにいろいろ広がっているので、楽しいのです・・・
最近の出来事 2013/06/15
このブログ、最近は途絶えがち。なんだか、やたらと忙しくて、5月31日の早朝にBangkokから戻り、英国大使館での朝食のあとから途絶えていました。いずれご報告と思いますが、5月31日の午後からはHGPIとJCIEとのジョイントで、TICAD5へむけたアフリカ開発シンポジウム(5回シリーズの最終回)(1)を主催・・・
東大のPresident Council in Bangkok 2013/06/10
NorwayのKavli関係の行事が終わると、28日夜の羽田を出発し、Bangkokへ向かいました。東大のPresident Councilの開催です。ホストはPresident Councilのメンバーの一人であるタイの王女様、Royal Highness Chulabhornのお招きによるものです・・・
Kavli Prize Symposium 2013/06/03
Norwayと日本の科学技術協定10周年を記念して、「Kavli Prize Symposium」(1、2)とういう講演会が5月27日、本郷の東京大学で開催されました。午前のセッションは2008年のKavli賞Nanoscience分野受賞の飯島澄男先生、さらに・・・
米国内科学会(ACP)日本支部の年次総会:「グローバル人材」を育てる 2013/05/26
去年に続いて京都大学の100周年記念時計台を会場にして、京都大学の福原俊一教授の主宰で米国内科学会 (American College of Physicians; ACP) (1、2)の日本支部 (Japan Chapter)の学術総会が開催されました。臨床教育、症例検討、臨床研究の在り方など・・・
東大入学式の私の祝辞のスライドビデオ 2013/05/24
今年の4月12日、東大の入学式で私が祝辞を述べるという機会を頂きました。このサイトでは祝辞をすぐに読めるようにしましたが、何人かの方から、「聞くことはできないの?」というメールをいただきました。東京大学にもお願いしてビデオを頂きましたが、別の知人から頂いたビデオのほうが見やすいので、ここに掲載します・・・
SONY CSL 2013/05/24
日本でも最も“奇人”、“変人”を生み出すSONY CSLが開設25周年を迎えた今年。例年のOpen Houseと特別企画が本社で開催されました。所マリオさんが始めたこの研究所、素晴らしい存在です。まずは所長の北野宏明さんの挨拶。きちんと背広にネクタイなんて、めったにないことなのに結構気を使っているのでしょう・・・
TEDxTokyo 2013 2013/05/20
5年目に入るのですが恒例のTEDxTokyoが渋谷の「ヒカリエ」で開催されました。私はこれにはじめからかかわっていますが、毎年TEDの注目度が上がり、多くの若者のボランティア、新しいスポンサーも加わり、充実した一日となりました。毎年のことですが、Patrickの軽快な司会で楽しく進行するTEDxTokyoは、本当に楽しい一日です・・・
Wiston House, West Sussex 2013/05/08
St. Gallenを午後に出発、Heathrowに到着。そこから緑が両側に広がる道をひたすら南へ90分、West Sussexに来ました。UK-Japan 21st Century GroupというNakasone-Thatcher両国首相によって発足した会議の30th Annual Conferenceです。私は一日遅れて参加です。議長はLord Howardと塩崎恭久さんの両議員です。・・・
St. Gallen Symposiumへ再び 2013/05/05
再びSt. Gallen Symposiumに参加しています。今年のテーマは「Rewarding Courage」です。こんなテーマにするのは主宰している学生さんたちの提案も良く考えている証拠です。5月1日、成田を出発。2012年は国会事故調の最中で参加できませんでしたが、2007年から今度で4回目の参加だと思います。・・・
私の受賞お祝いの会と吉川いろいろな講演、そしてL’Oreal賞のお祝い、国会事故調の若者たちの企画 2013/05/01
いろいろな会でお話しする機会を頂きます。特に国会事故調を終えてからはこれに関する講演等も、国内外で大きなテーマとして取り上げられ、お招きされる機会も多いのです。しかし、なんといっても私の関心、懸念の中心は、どんどん変わる世界の中での日本の方向です。そんなこともあって、国会事故調の話題といっても、これの意味することをもっと大きな枠組みでお話しすることが多いのです・・・
私の受賞お祝いの会と吉川先生の「3つの層」の言葉 2013/04/28
去年、私が委員長を務めた”憲政史上初”という福島原発の「国会事故調」に対して2つの受賞、AAASのScientific Freedom and ResponsibilityとForeign Policyによる「100 Top Global Thinkers 2012」がありました。このことを祝ってあげようと ・・・
San Francisco 2013/04/15
4月12日の午前、東京大学の入学式に参加して、一時、浜田総長ほかの方たちと、しばし歓談し、成田へ向かいました。San Franciscoで開催されているAmerican College of Physiciansの年次総会があり、わたしも ‘Meet the Professor’で・・・
New Delhiから 2013/04/14
Rio de Janeiroから帰国して3日後、3月3日〜6日、New Delhiに行ってきました。久しぶりでしたので空港もきれいになり、街並みも以前よりも変わっているように思いました。しかし、10年前からの中国の変化に比べるとそれほど目立った変化ではないようにも見えます。・・・
東大の入学式で祝辞 2013/04/12
東大の入学式は毎年4月12日に行われます。私たちが入学した頃は桜の季節でした。日本の大学の入学式は学生さんにとって最も大事な人生の第一歩です。多くの家族の方たちも列席します。今年の入学式で私が祝辞を述べることになりました。その連絡を受けたとき・・・
Los Angeles、UCLA、そしてPaul Terasaki との再会 2013/04/12
Abu DhabiからLondon Heathrow空港経由で約24時間、Los Angelesに3月20日の午後3時に到着。ホテルへ直行、一休みして、散歩、そして夕食へ。翌日はUCLA Luskin School of Public Affairsの日本からの留学生たちとホテルで面会。・・・
国会での国会事故調ヒアリング: 新しい第一歩となるか? 2013/04/10
私たちが約6ヵ月間の苦闘した憲政史上初めての「国会事故調(国会による福島原発事故調査委員会)」。この委員会の「提言1」をうけた委員会が衆議院に設置され、この衆議院の委員会による私たち国会事故調のヒアリングが、4月8日の朝の9時半から午後5時半にかけて衆議院で開催されました。・・・
アブダビから - 2 2013/04/02
アブダビ訪問の2日目は経済開発局(Department of Economic Development)です。Alsowaidi長官以下が参加され、私たちの一行との産官学の協力についてとても歓迎してくださいました。とくに、前日私が体験したUAE大学Al Ain校での「Sakura Club」の偶然はとても喜んでくださいました。さらにこの会談が・・・
日経「人間発見」のわたし: 「「出る杭」が日本を変える」 2013/03/21
日経夕刊に「人間発見」という月曜から金曜までの5回のシリーズでひとりの人を紹介する企画があります。3月初めの週に私が紹介されました。編集委員の山田康昭さんが私とのインタビューからまとめてくれたものです。いろいろな話題がありましたが、いくつかのポイント絞って、上手にまとめてくれました・・・
アブダビから-1 2013/03/20
久しぶりにアブダビに来ました。今回はアブダビの大学関係や日本とも関係を広げたいという趣旨で来たのです。私と元経済産業相の豊田さん、さらに東京大学先端研所長の中野先生たちと、いくつかのご当地と関係の深い数社の方たちの20人近いグループです・・・
国会事故調が自由報道協会「知る権利賞」を受賞 2013/03/02
福島原発事故は世界に大きな問題を投げかけた大事故でした。世界の各メディアも特に事故から始めの数週間は大きく報道しました。そして、国内外の報道の在り方については、いわゆるソーシャルメディアなどを介して、いろいろ違いのあったことはかなり知られてきたように思います。・・・
Health Summit、そしてRio de Janeiroへ 2013/03/01
Paris−Bostonから一回りして東京に1週間、いろいろ忙しくしていましたが、22日には医療政策機構HGPI恒例のHealth Summit (1)開催。素晴らしい方たちのパネルと、素晴らしい方たちの参加で盛会のうちに終わりました・・・
Distinguished Achievement Award by the Tokyo America Club 2013/02/21
Tokyo American Club (TAC) からDistinguished Achievement Awardという名誉をいただきました。1995年に始まった賞だそうです。「iTOUCH」という月刊誌の1月号の表紙に私が出ていて、これは成田空港のラウンジなどにも置いてあるので何人かの方からメールをいただきました。・・・
イベントのお知らせ 2013/02/18
3月14日(木)19:00−22:00 IMPACT Fellows プログラム キックオフイベント http://impactjapan.org/impactfellowlaunchev/が・・・
AAAS授賞式 2013/02/18
14日の朝Parisを出発、Bostonへ向かいました。15日夜のAAASの授賞式、私はScientific Freedom and Responsibility賞受賞なので参加です。ParisからJFKで乗り継ぎ。ラウンジで時間を過ごしていると、1月にお会いしたばかりのMIT Media Labの石井先生が・・・
パリのOECD会議 2013/02/16
2月11日、パリへ向かいました。13、14日のOECD Knowledge Based Capital のパネルにお招きを受けたのです。1日早い出発ですが、いろいろな方のお招きを受けているので、この機会にと出かけました・・・
Africa開発会議へ向けたセミナーシリーズ、そして日本ODAの論文 2013/02/10
今年の6月、日本政府はTICAD5 (Tokyo International Conference on Africa 5 : アフリカ開発東京会議)を開催する予定です。5年前のTICAD4でも、私たちのHGPIはいろいろなかかわりを持つことができました・・・
San FranciscoとStanford大学へ 2013/02/09
EDF環境問題団体があります。1967年設立ですからRachael Carsonの「沈黙の春」(1962年) 、Vietnam戦争などがあり、米国でも新しいムーヴメントが出てきた頃です。EDFは科学者と法律家が連携して、問題を政治、法律へと動かそうという動機からなのでしょう・・・
講演のお知らせ 2013/01/29
2月5日(火)12:00-13:15 米国/スタンフォード大学での講演ご案内 2月19日(火)13:30-17:20 Risk Management のセミナーのご案内 "International Conference Crisis Management in the 21st Century: Beyond the Fukushima Tragedy" ※同時通訳なし。英語のみ 3月22日(金)16:15-16:45 米国/ロサンゼルスにて開催の”5th GOLD SYMPOSIUM"に参加・講演・・・
ダボス -1 2013/01/25
第1日(1月23日); 先週の終わりに風邪気味で、去年に続いて(国会事故調でそれどころではなかったので...)今年もダボス会議も失礼しようと考えていたのです。ところが、土曜日のパネルに出ることになり、躊躇していたのですが、23日木曜の午前のパネルにも出席を、ということになりました。しかし、フライトが問題ですね・・・
大学改革は待ったなし、日経シリーズ 2013/01/22
大学改革は遅々として進みません。東大の秋卒発表はメディアも大きく取り上げ、一歩踏み出していますが、社会の受け皿とか、とにかく各論に入って、できない理由ばかり取り上げるのですね・・・
MIT Media Lab in Tokyo 2013 2013/01/21
去年も書きましたが、今年の1月もMIT Media Lab in Tokyoが2日間にわたって開催されました。私も第1日目の最後、Media Lab所長のJoi Itoさん、SONY前会長の出井さんと3人のパネルでした・・・
大雪の日、Norman Minetaさんと昼食、AGOSで世界を目指す若者たちと対話 2013/01/20
1月14日、朝から雪が降り始めました。 ちょうど来日されている日系アメリカ人のリーダーのおひとりNorman Minetaさんとの昼食へ。MinetaさんはSan Jose市長、下院議員、そしてBushとClinton両政権でSecretary(大臣)を務められた方です。10月にWashington DCの米国議会Capitol Hillでもお会いしました・・・
私の考えをJapan Times、そして東京大学医学部同窓会新聞「鉄門だより」に 2013/01/19
今年になっても国会事故調についての取材がいろいろあります。海外ではこの報告書そのものばかりでなく、このプロセスへの評価は高いようですし、公開性、透明性、世界へ向けた意識、そしてわかりやすい英語での発信のインパクトも評価されています・・・
Tokyo American Club; Distinguished Achievement Awardの受賞 2013/01/18
去年の12月にTokyo American Club(TAC)から「Distinguished Achievement Award」をくださるという連絡を受けました。そこで、私の紹介記事を「iNTOUCH」という毎月発行されるTACの会誌に紹介する、というのでインタビューを受けました・・・
福沢諭吉記念文明塾に参加する 2013/01/14
明治の新時代への転換期の日本で、福沢諭吉は先見性のある素晴らしいリーダーの一人でしょう。特に「独立自尊、官に頼らず」の精神と彼の生き方は、その時代を考えてもすごいことで、私の好きな福沢諭吉の真骨頂があると思います・・・
Nプログラム: グローバル時代の内科医たち 2013/01/13
新春早々に、米国で臨床研修を受け、米国の内科専門医の資格を持ち、その後さらに専門医の研修も受けている人たちの集まりがありました。20年前に始まった東京海上の支援で、西元先生が作り上げた「Nプログラム」といわれるもので・・・
新春対談、そして2つのイベントへのお誘い 2013/01/10
皆さん、あけましておめでとうございます。こんなに遅く今年の初ポストとはいかがなものかと思いますが、申し訳ありません。再び安倍政権となりました。いろいろな会議が立ち上がり、各省庁は補正予算や来年度予算など、正月も返上で大忙しでしょう・・・
アゴス・ジャパンイベント(1月14日)へのお誘い 2012/12/26
世界で活躍するパスポート、留学したくはないか?アゴス・ジャパンイベントへ来ませんか?世界は君たちを待っています。1月14日(月・祝)14:30から渋谷にて新春特別セミナー『国際社会に通用する人材とは』が開催されます・・・
目覚め、行動する若者たち「TEDxKeioSFCとH-LAB」 2012/12/26
12月22日は朝早くから慶応義塾大学の藤沢キャンパスへ。TEDxKeioSFCへ参加です。これは、まず2010年度、2011年度の秋学期に私が担当した「グローバルサイエンスとイノベーション」のコースから始まったのです。学生さんたちとの会話を通じているうちに、TEDxTokyoを一緒に始めたTodd Porterさんをお招きしたのがきっかけです・・・
若い人たちのとの交流 「リケジョ」 2012/12/25
「リケジョ」とはなんだ?「理系女子」の略です。世界の化粧品の大手L’Oreal は‘For Women in Science’という大変に成功しているプログラムを12年前から運営しています。この受賞者からNobel賞を受けた方も出ています。私もこの賞の審査員(1)をしている関係で、日本での活動にも積極的に参加しています。今年のParisの受賞式は、国会事故調のさなかでもあり、残念ながら欠席しました・・・
国会事故調をめぐる記事いろいろ 2012/12/22
国会事故調の意味については、このブログでも繰り返し問いかけているところです。そうとう優秀な霞が関の官僚にもその本質を理解している人はかなり少ないように思います。そんなところですから、「3.11」、そして「憲政史上初の国会事故調」を契機に日本が変わり始めるのにはかなりの時間がかかるように思います。・・・
若い人たちとの交流 「長崎大学」 2012/12/21
先日、長崎大学へ行った話は報告しましたが、講演のほかに学生さんたちの企画による「白熱クロストーク」(1)が企画されていました。学生さんたちだけとの対話。楽しいですね。これも長崎大学の広報誌に掲載されました。いろいろと参加者の反応を送って頂きましたが、やはり反応は良いですね。まずは「白熱クロストーク」の学生さんから・・・
若い人たちのとの交流「See-D」 2012/12/20
3年前に始まった「See-D」(1)、12月9日の日曜日のGRIPSで開催しました。前回に比べて、皆さんはるかに良い出来でした。この成果についてはいいずれ掲載できると思いますが、“この6チーム全部が東ティモールで2、3の町作りに、全員で1〜2年参加するとずいぶん粋なインパクトがあるかもれないよ”と講評で発言しました・・・
原子力安全に関する福島閣僚会議、海外の一行の訪問 2012/12/15
「原子力安全に関する福島閣僚会議」が今週末12月15‐17日、福島県の郡山市で、日本国政府の主催、IAEAの共催で開催されます。ちょうど衆議院選挙の時になってしまいましたね。参加国は広範なもので、フクシマの原子力発電事故から学ぼうという趣旨です。私は何人かの海外の識者からこの会議のことを10月ごろに知らされ、「参加するのでしょう?」と言われても、日本「政府」の立場もあり「ふんふん」と頷いていたのです・・・
国会事故調の意味、「立法府」国会の意味、選挙の意味 2012/12/15
「立法府」である国会は「国権の最高機関」と言われています。とはいっても皆さんにその実感がありますか?国会事故調について、国会の機能についてなかなか鋭い指摘がありました。日経ビジネスオンラインの記事「国会議員の実力を高め、民間の英知を政策に反映するには?〜「国権の最高機関」が聞いてあきれる国会活動のお寒い現状〜」(2012年12月14日掲載)です・・・
米国の「フクシマ国会事故調」、長崎大学、そして選挙と機能する民主制度 2012/12/14
国会事故調が始まって1年、報告書を提出して5か月がたちました。米国議会は独立したフクシマ事故調査委員会を科学アカデミーに依頼して立ち上げて、この7月に活動を開始しました(委員のリストはこちら)。この活動はウェブでも見ることができます・・・
MIT Media Lab @Tokyo 2013 へのお誘い 2012/12/13
来年1月に、MIT Media Lab @Tokyo 2013が開催されます。皆さんも参加しませんか、この「未来を創る工房」の活動に。去年もこの刺激的な集まりに多くの方が参加しました。2013年も刺激的なプログラム、超「出る杭」の集団です・・・
国会事故調報告書の売れ行きは良好、民主制度は動くのか? 2012/12/13
国会事故調の報告書の売れ行きは悪くないという記事が出て、うれしくなりました。みんなが、チームとしてがんばった成果ですから。皆さんの私たちへの評価はいかがでしょうか? 海外では信じられないほど評価が高いのです(1)。皆さん一人ひとりが、選挙の時にも、また皆さんの選んだ国会議員さんたちに、この報告書に書いてある「提案」を実現しようとしているのか、日常的に問いかけてください・・・
国連人権理事会の訪問 2012/12/10
2週間ほど前のことですが、国連の人権理事会の特別報告者 (Special Rapporteur) Anand Groverさんの一行が日本を訪問しました。今回のフクシマ原発とその被害の状況等についての調査の一部としてこられたのです。フクシマの被災者や原発作業者などの状況についてよく調べておられ、約1時間にわたり多くの意見交換をしました。私たち国会事故調の報告書もよく読んでおられました・・・
国会事故調の1周年 2012/12/08
1年前の12月8日、国会事故調が正式に発足しました。それから1年たった今日、多くの事故調チームの皆さんと午後3時間ほど集まりました。みんな、あの出口の見えない、しかし、極めて「テンション」の高い、「ハイ」な6ヶ月の厳しい試練を通りぬけてきた「チーム」の「同志」の気持ちを共有して、いろいろな話題で楽しい時間を過ごしました。私はチームの皆さんに記念品を用意し、お渡ししました、私の感謝の気持ちです・・・
St Gallen会議に参加しないか? 2012/12/06
Swissの美しい街、St GallenにあるSt Gallen大学の学生さんたちが主催する会議があります。政財界の多くのTop方が集まる、素晴らしい会です。私も、この何年か参加しています(1、2)。来年は5月の初めに開催されます。従来は学生が対象でしたが、3年前から、大学院生、Post-Docなど30歳以下の若者を招待します・・・
AAASのScientific Freedom and Responsibility 受賞の知らせ 2012/12/05
AAAS (American Association of Advancement of Science) は全米、というか世界の科学者の会員を擁する最大ともいえる科学者の組織です。その活動は多岐にわたりますが、世界でよく知られているのは、毎週発行する「Science」という科学誌で、編集長は米国科学アカデミーを12年間にわたって率いたBruce Albertsです・・・
11月後半、日々の出来事 2012/12/02
私のブログを訪ねてくださる皆さん、いつも応援をありがとうございます。ところで、最近の1、2週間で何度か石倉洋子さんとご一緒する機会がありました。そのたびに、石倉さんは素早くblogやtwitterで発信しているのですが、私のほうはこれがとても遅れていているのです。ほぼ1ヵ月遅れですね。そこで、この間に私の参加していたことごとにちょっとまとめて触れておきます・・・
Foreign Policy: 100 Top Global Thinkers 2012/11/29
「Foreign Policy」という、外交政策関係の専門家にはよく読まれている月刊誌があります。同じ読者層に読まれるに「Foreign Affairs」という2か月ごとに発行される雑誌があります。どちらも、私が好きな雑誌の一つです。4年前から、この「Foreign Policy」が「100 Top Global Thinkers」という人たちを選んで、毎年12月に発表しています・・・
Foreign Policy: 100 Top Global Thinkers 2012/11/29
「Foreign Policy」という、外交政策関係の専門家にはよく読まれている月刊誌があります。同じ読者層に読まれるに「Foreign Affairs」という2か月ごとに発行される雑誌があります。どちらも、私が好きな雑誌の一つです。4年前から、この「Foreign Policy」が「100 Top Global Thinkers」という人たちを選んで、毎年12月に発表しています・・・
Dubaiへ: Global Agenda Council of World Economic Forum 2012/11/28
台北から帰った翌日の夜、成田へ。Dubaiへ向かうのです。成田からの便は、先日、Dubaiから搭乗した「空の上、12,000メートルでシャワーを浴びる」の機体がDubaiへ戻る便、機体A380です。今回はビジネスクラス。しかもビジネクラスもファーストも満杯。多くの方たちが私の参加するWorld Economic Forum (WEF)のGlobal Agenda Council (GAC)に参加される方たちのようで、石倉洋子さんはじめ、おなじみの方たちが何人もおられました・・・
「出る杭」を伸ばす、「異質、異論、異端」の大事さ 2012/11/27
皆さんも気がついたかもしれませんが、日経新聞11月17日(土)の夕刊に清水正巳編集委員による「シニア記者がつくるこころのページ」(毎週土曜の夕刊に連載されるようです)に、私とのインタビュー記事が 「愚を繰り返すな日本、黒川 清さんに聞く」(PDF)というタイトルで掲載されました。清水さんとは科学技術担当論説委員のころからのお付き合いで、鋭い論説をしばしば書かれています・・・
台北へ、偶然の重なり 2012/11/19
GEWの初日に参加した翌日は、朝から台北へ向かいます。去年、約束していたChang Gung Medical Centerとの小さな研究会が「3.11」の大災害、大事故で伸びてしまっていたのです。Chih-Wei Yang教授とは長いお付き合いがあり、現在は国際腎臓学会International Society of Nephrologyの理事、Chang Gung College of Medicineを率いる学部長です。ご多忙の中、空港まで迎えに来ていただき、恐縮しました・・・
国会事故調の私の考え方: 民主制度を機能させる 2012/11/12
国会事故調については、いろいろとこのサイトでも、また他のメディアでも意見を発表しています。今度のフクシマの教訓から学び、社会のいろいろな制度疲労を変えられなければ、日本は沈没しかねないと思っています。産経新聞10月11日の私のコメント、「今回変わらねば日本沈没」にあるとおりです・・・
Global Entrepreneurship Week(GEW)2012始まる、Roos大使も応援に 2012/11/11
GEW(1)が始まって4、5年になるでしょうか。世界の120を超える国が、11月12〜18日の1週間、「進取の気性 entrepreneurship」あふれる人たちの活動を支援し、応援し、ネットワーキングの活動を広げる活動なのです・・・
2日間でMalaysiaとNorwayの首相にお会いする 2012/11/03
Malaysiaの首相Mohd Najib Abdul Razak(1)は「科学とイノベーションのグローバル顧問会議」を設置、私も委員に招聘を受けています。今回は、11月1−3日にわたってKuala LumpurとJohor Bahruで開催。10月31日の朝に成田を出発。Kuala Lumpur空港から1時間半ほどかかってホテルへ到着、夜のレセプションに参加・・・
山中さんのノーベル賞、私のコメント 2012/11/01
山中伸弥さんのノーベル医学生理学賞受賞、素晴らしいですね。10月にSTS Forum出席で京都にいるときに山中さんにお会いしました。このことにはちょっと触れましたね・・・
Nairobiから -3: Olympic Schoolを再び訪れる、外交の基本はこんなところから 2012/10/25
Nairobi の3日目。今日、会議での私の出番はないので、UZIMAの方にお願いしてOlympic School(1)へ行きました。ここは「世界最大」といわれるKiberaスラムの端っこにある、ここの子供たちの公立の学校です・・・
Nairobiから -2: Hideyo Noguchi Africa Prize、活躍する日本の若者たち 2012/10/24
Nairobi、第2日です。日本の若者たちの活躍は素晴らしいものがあります。主としてJICA経由の方に多くお会いしますが、他の経路、国際機関や米国の大学などの経路からの方たちもいます。活躍の場所はGabon, Congo, Kenya, Burundi, Senegal, Palestineなどです・・・
London、そしてNairobiへ: Hideyo Noguchi Africa Prizeの話をする 2012/10/23
New YorkからLondonへのフライトの出発が遅れたので、LondonのHeathrow到着前にNairobi への便には間に合わないと告げられました。幸いにNairobiでの時間には余裕があったので、あわてることなくHeathrowに隣接するSofitelで一泊。夕食はLondonで、連絡のついた友人1家族と、国会事故調でインターン・・・
国会事故調 -12: New York Cityへ、Japan Societyでの講演、そして世界へチャレンジ 2012/10/21
Washington DCでの2日間の後は、New York Cityへ移動。Japan Societyで講演です。もちろんフクシマ原発と私たちの国会事故調は世界に共通して関心が高いテーマですから、日米の多くの方がこられました・・・
国会事故調 -11: The U.S. CapitolとCSISでの講演、国会事故調英語版がウェブへ 2012/10/18
毎日、忙しい時間が過ぎていきます。事故調のスタッフの何人かは事務局仕舞いに忙しくしています。私といえば、15日の午前11時直後に成田を出発、Chicago O’Hare空港経由でWashington DCに、同じ15日の午後1時30分に到着・・・
沖縄の科学技術大学院大学で学ぼう、そこはすでにグローバル世界なのだ 2012/10/16
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、現在2013年度博士課程の願書を受け付けています。OISTは発見・革新を奨励する環境の中で活躍できる優秀な学生を世界中から求めています。本学では教員と学生の半数以上が外国人であるため、真に国際的な環境で最高レベルの教育を受けることができます ・・・
京都のSTS Forum、広がる世界、山中さんのノーベル賞など 2012/10/15
STS Forum(1)では、例年のことですが、たくさんの友人に再会し、新しい知人もできます。私は前日午後に開催された「EU-Japan」で国会事故調の成果と意味について講演、趣旨、内容、意義について話しましたが、皆さんとても喜んでくれました。 ・・・
沖縄科学技術大学院大学、そして京都のSTS Forumへ 2012/10/12
沖縄科学技術大学院大学は日本では全く新しい研究大学院で、世界から応募した多くの学生さんから、はじめて34人が入学しました。私はこの活動をはじめから応援しています。全く違う日本の大学で、先生たちも、研究のスタッフも、学生も、半分以上は海外からの方達です。もちろん公用語は英語です・・・
国会事故調 -10: Harvard Club of Japanで講演 2012/10/05
Harvard Club of Japanから国会事故調についての講演に招かれました。60人ほどの方がこられ、70〜80%程度が日本の方という印象でしょうか。日本の方は多くが大学院での留学した方たちですが、何人かカレッジ(学部)で勉強された方もいました。・・・
国会事故調 ‐9: 活動は続く、Swedenの視察団、取材記事など 2012/10/04
国会事故調の報告書は「たなざらし」という意見、報道が多く聞かれます。 国会議員さんたちは、解散・選挙でそれどころではない様子ですし、竹島、尖閣などと、周辺国とのいざこざで、政府の対応も容易ではないでしょう。日本のことなどどうあっても世界はどんどん動いています。・・・
空の上、12,000メートルでシャワーを浴びる 2012/09/28
Khalifa大学の理事会に参加するので、Abu Dhabiへ2日間出張してきました。成田からEtihad航空の直行便で約11時間の旅でした。学生の数も、また海外からの教授陣も充実し始めています。工学系が主力ですが、原子力の修士課程の学生さんもいます・・・
「強さ」と「弱さ」を認識する、日本は変われるのか 2012/09/27
3.11から1年半がたちました。あの大災害で世界が見たものは、巨大津波で多くの親族を失い、生活をすっかり失ってしまったとてつもない被害にあった人たちが、大きな悲しみの中で黙々として、大きな騒動もなく、自分たちで助け合う美しい姿でした。福島原発事故でも・・・
国会事故調 ‐8: FACTAの記事、2つ 2012/09/20
FACTAといえば、政治、経済、産業界等に対して素晴らしい切込みで知られた、いわゆる質の高い月刊誌だと思います。 去年の夏にはオリンパスの問題を取材掲載していたところで、この記事から社長が突然解雇され、あの大問題が起こる発端になったことでも知られています。・・・
国会事故調 -7: メディアの反応 2012/09/15
国会事故調査報告書を発表したとき、メディアの反応は否定的ではなくとも、褒める事のない事は予測していました。それがメディアの特徴だからです。特に同時に発表した日本語版の「要約」と、英語での「Executive Summary」の最初の部分が「同じでない」、しかも英語では「日本文化のせい」というプレーズがいくつかのメディアで批判されました。・・・
国会事故調報告書が一般書店で発売開始 2012/09/11
すでにお知らせしたように、福島原発の事故から丁度1年6ヵ月の9月11日に、私たちの国会事故調報告書が徳間書店から発売されました。税込で1,680円です。お近くの書店でもお求めになれるのではないかと思いますが、そうでない時にはアマゾンでもお求めになれます・・・
国会事故調 -6 2012/09/10
私たちの事故調の報告書を国会に提出してから、いろいろなメディアや団体からもお招きをうけています。先日の二本松市での講演会でもご覧になれますが、それに前後して経済同友会、また、週刊朝日でのパネルなどがご覧になれます。・・・
野中郁次郎さんと私の対談のお誘い 2012/09/09
去年にも、このカラムでお知らせしましたが、イノベーションで著名な野中郁次郎さんと私の対談をご案内します。タイトルは、「改めて「震災後」・「日本の将来」を問う」です。・・・
国会事故調 -5: 事故調査委員会の始まりの頃の「意外な」応援メッセージ 2012/09/08
国会事故調は、何しろ「憲政史上初」ですから、立ち上げの頃には特にいろいろと苦労しました。第1回が福島で12月18、19日。第2回は、1ヶ月もたった1月16日なのですから、当時の私たちが見えない先を模索している苦悩もご理解いただけると思います ・・・
Bergenから 2012/09/07
Osloを朝早く出発、Bergenへ飛びました。 早速、船でフィヨルド(fjord)ツアーです。小雨模様ですが景色を楽しみながら、4時間ゆっくり過ごしました。 がっちりした大岩、緑豊かな美しい自然、所々に小さな集落がすぎて行きます ・・・
Osloから、Kavli -2 2012/09/06
4日の午後、Oslo Concert Hall でのKavliの授賞式は国王の出席もあり、とても素晴らしいものでした。日本でも良く知られた俳優さんで、科学の理解への活動をしているAlan Aldaさん、地元のAse Klevelandさんの司会で進みます・・・
Osloへ、Kavli Prize と Kavli Science Forum 2012/09/04
9月1日、成田を出発、Osloへ向かいました。今年は国会事故調があったので、海外は5月のWashington DC 以来、2度目です。Copenhagenで乗り換え、素晴らしい快晴のOsloへ夕方に到着。今回はKavli財団の授賞式と、Kavli Science Forumへの出席です・・・
国会事故調 -4 報告書が一般書店で発売へ 2012/08/31
私達の国会事故調の報告書は、国会で衆参両院議長に提出とともに、ウェブ上に掲載されました。しかし、その内容の量が大きいので、多くの方達が読むのに不便であり、この内容を広く知っていただくのは難しいと感じています。しかし、朗報です・・・
国会事故調 -3 二本松へ 2012/08/30
28日は福島二本松にきました。ここは浪江町の方々と町役場も引っ越してきていて、国会事故調でもタウンミーテイングを開催したところです。ここへの訪問は特別な理由があるのです。それは国会事故調の報告書の・・・
沖縄へ、アジアの若者たちの交流を支援する 2012/08/27
福島を訪れた翌日は、朝から沖縄へ向かいます。「アジアユース人材育成プログラム Asian Youth Developing Program in Okinawa (AYDPO)」(旧アジア青年の家 Asian Youth Exchange Program in Okinawa (AYEPO)は2011年より現在の名称に変わりました)の最終日に参加するためです ・・・
これからの教育 -HLAB2012 2012/08/26
去年夏に初めて開催したHarvardと日本のいくつかの大学の学部生が中心に始めた、日本の高校生を対象とした「Harvard College in Japan; Liberal Arts Without Borders」。去年のこの企画は「3.11」のすぐ後という制約の中で・・・
国会による事故調査委員会報告書 -2 2012/08/25
8月23日、国会事故調査委員会の報告書を提出してほぼ6週間、私は「元委員長」として、福島原発事故で被災されている12市町村の首長さんを訪ねています。お見舞いと調査へのご協力へのお礼のご挨拶です。皆さん、本当にご苦労されています。・・・
国会による事故調査委員会報告書 -1 2012/08/16
ご存知のように、私は、今年になって、このblogでも、またtwitterでも、ほとんど発信しませんでした。それは、今年の1月1日、2日、6日のこのblogで報告したように、去年の12月8日に発足した福島原子力発電所の事故調査委員会、通称「国会事故調」の委員長に任命されたからです・・・
AIESECの若者たち 2012/03/21
私が大学生の海外でのインターンシップを推進する「AIESEC」 の応援していることは、何度か報告しています。去年のAIESECの集まりでも、インド、ブラジル、フィリピンなどでの苦労を乗り越えて行く感動的な話を、日本の大学生さんたちから聞かせてもらいました・・・
Media Lab in Tokyo -2 2012/03/14
先日、MIT Media Lab in Tokyoについてカラムでお話しました。この様子はそのカラムにあるリンクでも感じられたと思います。 MIT Media Labのような自由で闊達な雰囲気の環境を、若い人たちに、短期でもよいので実体験してもらいたい、何か出来ないかと相談しています ・・・
MIT Media Lab in Tokyo 2012/01/25
MIT Media Lab は世界でも日本でもよく知られた、「未来を構築しよう」という、いわば極めて「尖がった」存在です。その存在は、この(理念の)特徴で世界でも高く評価されています。去年のことですが、このMedia Lab所長に日本人とは言っても・・・
国会の福島原発事故調査委員会 −3 2012/01/06
この委員会について今年の初めから2報ポストしました。日本のメデイアの英語版でも書かれているので、海外の友人からもメールなどをいただいています。 ヨミウリ、キョウドウなどの報道です。ほかにもあるかと思いますが、、。 私もできるだけ英語での発信をしていくつもりです・・・
国会の福島原発事故調査委員会 −2 2012/01/02
元旦にこのサイトでお知らせしたように、去年12月8日に発令された「国会の福島原発事故調査委員会」。この8日には国会で衆参両院長からの辞令交付、さらに国会内で、この委員会の10人の委員の発言と、さらに各政党を代表する議員によるこの委員会への思いを述べるセッションがありました・・・
新たな大チャレンジで2012年が始まる 2012/01/01
あけましておめでとうございます。この1ヶ月、つまり去年の12月6日以来、このカラムの掲載がありませんでした。twitterも発信しませんでした。ご存知かもしれませんが、降ってわいたように「国会による、独立した」、「この60年余,憲政史上、初の」といわれる、政府からも、国会からも独立した「福島原子力発電事故調査委員会」の法律が国会を通過し、私がその委員長に任命されたのです・・・
「第3の開国」は国民の自らの手で、新しい動きへ 2011/12/06
「3.11フクシマ」以来、日本国の信頼はかなり落ちていると感じている人は多いでしょう。信頼回復の兆候もあまり感じられないように思います。なぜなのでしょうね。TPP議論、Olympusなども、その一面をあらわしています・・・
St Gallenへのお誘い、参加してみないか? 2011/12/04
St Gallen会議 について、私もこの数年、参加する機会があり、このサイトでも(資料1、2)紹介しています。世界のリーダーや若者たちのとの交流、そしてすばらしい町の大学キャンパスでの充実した時間をすごすことができます・・・
台北へ、国内でもいろいろと 2011/12/03
ソウル、沖縄の次の週末は台北へ。台湾内科学会での招請講演です。もう一人は米国内科学会の会長のVirginia Hood さん、今年の4月にSan Diego でもお会いしています。曜の午後、台北から車で40分ほどの・・・
沖縄科学技術大学院大学の開校式 2011/11/20
このカラムでも何回か紹介している「OIST」(資料1)。政府の承認を経て、11月1日からいよいよ正式に大学院大学 になりました。日本でも大学のあり方、研究のありかたの議論はされてきましたが、私に言わせれば、基本的に変わることはありませんでした・・・
ソウルで日韓中の医薬品審査プロセス討論、そして日本の元気な若者たち 2011/11/17
医薬品の承認が、日本では欧米より遅れているという「Drug Lag」のあることが指摘されています。20年ほど前に日米欧の3極で始まった「ICH -International Conference of Harmonization」が続いていますが、私もその一部にかかわりました。日韓英米の「ガンの治験」についても去年・・・
CSIS-HGPI、フクシマで会議 2011/11/12
CSIS はWashington DCにある著名な「Think Tank」の1つで、日本の方達にもよく知られています。私たちの「Health and Global Policy Institute (HGPI)」 は、すでにこのサイトでもご案内のように・・・
Botswanaとの交流 2011/11/11
去年の初めにBotswana政府の要請で現地を訪問 (資料1、2、3)、政府各省高官等と会合、視察の機会がありました。そのときの私の提出した「科学技術とイノベーション政策」に関する報告書の提案を受けて・・・
ドラゴン桜、1年後にまた快挙 2011/11/10
去年の快挙 (資料1)に沸いた早稲田大学の学生、税所くんからBangladeshの貧困の村で始めたe-Education「ドラゴン桜」、今年もまた吉報が届きました。「たったいまダッカで今年のダッカ大学Cコースの合格発表がありました・・・
Global Entrepreneurship Week (GEW) のお誘い 2011/11/07
この3年にわたって11月半ばの1週間、GEW (資料1)が世界で同時開催されています。今年の参加国とそれぞれの主なイベント (資料1)をご参考まで・・・
11月11日(金)、講演会のお知らせ 2011/11/05
Washington DCにある世界でもよく知られた「Think Tank」CSISが「3.11後の日本再構築」の提言を発表します。Washington DC現地では今日、発表 がありました・・・
日曜日の仙台、TEDxTohokuへ 2011/10/31
秋晴れのすがすがしい日曜日。朝から仙台へ出発。TEDxTohokuに参加です。ImpactJapanは3年前からTEDxTokyoを主催していますが、チームのPatrick、Toddも久しぶり。今回の大震災を受けて、多くの若者が主催して・・・
GOLDで、2つの基調講演 2011/10/29
建部博子さん(資料1)が主宰する第4回GOLD会議が東京のアメリカンクラブで開催されました。今年のテーマは ‘Turning Strategies into Action through 3Cs, Creativity, Collaboration and Connection’です・・・
講演やプレゼンする、打ち合せ会、研究会、講演会など続く 2011/10/27
このところ、いろいろな会や委員会などで講演、プレゼン、などが続いています。文部科学省、中央教育審議会で「グローバル人材」について、これも教育の実践で活躍している船橋 力さんと私がプレゼン。資料などは役所のサイトに出ますので・・・
国連大学で、アフリカの高等教育と持続可能な開発 2011/10/24
国連Millennium Development Goals (MDGs)はご存知の方も多いと思います。国連加盟国が2015年までに達成しようという意欲的な国際的な約束です。しかし、この10年の世界の激変は、・・・
Steve Jobs特集と伝記出版 2011/10/21
Steve Jobs氏が亡くなって2週間が過ぎました。米国でNewsweek, Times, Bloombergなどの有数なWeekly magazineが彼の追悼特集を出したことは、20世紀後半でもJobs氏がそれだけ極めて傑出した人だったということでしょう・・・
Project Hope理事会でスピーチ、Washington DC 2011/10/13
東北再建支援で協力しているProject Hopeの理事会で、お礼のご挨拶とスピーチのためにAbu DhabiからWashington DCにきました・・・
GAC でAbu Dhabiへ、そしてWashington DC 2011/10/11
10日の夜、成田からAbu Dhabiへ、Etihadの直行便です。World Economic Forum主催のGlobal Agenda Councilへ参加です。この会議は過去3回、Dubaiで・・・
Parisから京都へ。STS Forum参加 2011/10/8
秋晴れのパリを2日間楽しんで、10月2日(日)の朝、関西空港に到着。京都に向かいました。3日間のSTS Forum (資料1)に参加です。このSTS Forumnには第1回から参加しており・・・
Steve Jobsが逝く、淋しい。。そして若い人たちへ 2011/10/6
世界の多くの人が、Appleを愛している。そのAppleを創造し、建て直し、Appleをこの数年で米国一番の価値ある企業したその人、Steve Jobsが逝ってしまった・・・
秋のパリ 2011/09/30
羽田を夜中に出発、秋のパリに朝6時に到着しました。L’Oreal -UNESCO Women In Scienceの最終選考会です。迎えの車でHotel Concorde Opera にチェックイン。季節のせいでしょうか・・・
Impact Japanの理事会 2011/09/28
Impact Japan を立ち上げて6ヶ月、「出る杭」の人、特に若者達のいろんな自発的な活動を支援し、東日本大震災ではProject Hopeとの共同作業を立ち上げて・・・
「世界級キャリアの作り方」、第10刷決まる 2011/09/27
このサイトを訪ねてくれる方には、石倉洋子さんと私の共著の「世界級キャリアの作り方」をご存知の方、読んでくださった方たちも多いと思います。この本が引き続き売れていて、第10刷が出ることになりました・・・
すばらしい若者たち--2 2011/09/26
前回も同じタイトルでの話でしたが、この1週間、またまた素晴らしい若者たちとちょっとした時間をすごしました。このサイトでも何回も紹介しているGCMP、ことしの夏のBangledeshでの・・・
すばらしい若者たち 2011/09/19
このカラムを訪れて下さる方達にはおなじみのWorld Economic Forum (WEF)。このウェブサイトを訪ねると、世界の出来事、新しい方向などを感じ取ることが出来ると思います。いわば・・・
最近の活動サマリー: Singapore、広島、SoftBank、そして金沢工業大学 2011/09/12
最近も、相も変わらず、忙しくしています。カラムの掲載が遅れがちですが、最近の活動のサマリーを。SydneyからSingaporeへ。私なりに相互の関係を推進しようと、日本からの友人と連れ立って・・・
Sydney Opera House 2011/09/02
ADC Forumが終わりHayman島を出ると、時間の都合からSydneyで一泊。翌日は快晴。次の予定まで半日の時間が。そこで行く先はモチロン、まずはOpera House。そこで、ゆったりした時間をすごしました。このOpera House。見れば見るみるほど・・・
Hayman Islandへ再び 2011/09/01
沖縄から帰り、高校生対象のLiberal Artsの最後の前日の夕方からTalent Show、素晴らしいピアノ(セミプロ級、、)をはじめ、いろいろなPerformanceを皆さんと楽しみました。夜は旅館へ戻って皆さんのReflectionに参加、あと1日でこの画期的な試みは終わります・・・
アジアの若者の繋がりを作る沖縄の‘AYDPO’ 2011/08/25
3年前に沖縄で始まった「アジア青年の家 Asian Youth Exchange Program in Okinawa」 (資料1,2)。 15歳前後の若者達が3週間ほど沖縄で一緒に過ごす「Summer Camp」です・・・
Harvard学部生たちと日本の大学生達による高校生へ向けたLiberal Arts Summer Course -2 2011/08/24
このコースの初日、私が基調講演をしました。この100年で大きく変わった世界、この20年で急激に変化するグローバル世界、これからどんなことが起こるか予測がつきにくい世界の状況の背景について・・・
Harvard学部生たちと日本の大学生達による高校生へ向けたLiberal Arts Summer Course 2011/08/22
Harvard College Japan Intiative - Liberal Arts beyond Borders(HCJI-LAB)による「Summer Course 2011」が、8月20−27日の8日間の予定で始まりました・・・
MIT Media Labの2人、Itoさんと石井さん 2011/08/16
MIT Media Labといえば、世界でもよく知られている研究センターです。1985年に発足、多くの日本企業が共同研究などに参加していたので、日本では特によく知られているのかもしれません・・・
「2010 ACCJ Person of the Year」のこと再度 2011/08/12
去年2010年の終わりに、2010 ACCJ Person of the Year に私が選ばれ、今年の2月にTokyo American Clubで受賞講演の午餐会が開かれて、その講演もこのサイトに掲載しました・・・
Doha, Qatarへ再び 2011/08/11
QatarのHamad Medical Corporation がAcademic Health System という構想を打ち上げ、そのお披露目にご招待を受けたのでDohaへ出かけてきました。外は45℃程度、とても暑いし、またラマダンのさなかのことです・・・
8月6日; ヒロシマ、フクシマ、そしてグローバルヘルスサマーコース 2011/08/07
8月6日、ヒロシマの日です。日本はヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマ。例年、暑いヒロシマでの式典、菅総理の言葉は皆さんに、ヒロシマの方々に、フクシマの方々に、そして東北の被災者の方々にどのように響いたでしょうか?・・・
浅田次郎の清朝末期の小説 2011/08/02
浅田次郎さんのファンは多いと思います。私も彼の作品は好きです、全部読んでいるわけではありませんが。清朝末期の中国を描いた4部作、「蒼穹の昴」、・・・
「ボーダーを越える」、「美しい履歴書」を描く若者たち 2011/08/01
若者は内向き、というよりは日本社会そのものが、従来から内向きであったことは、このカラムでも繰り返し指摘しているところです。「3.11」以来、そのことが世界に広く知れ渡りました。・・・
講演のご案内: Roos大使夫人と基調講演 2011/07/26
‘GOLD‘ というNGOがあります。この組織の趣旨は「An organization dedicated to developing global women leaders and building bridges across the Pacific」という壮大なものです・・・
日本の将来、輝く「なでしこ」たち 2011/07/25
「3.11」以後、グロ−バル世界のなか日本のエスタブリッシュメント、つまり政府も、政治も、大企業も、科学者たちもなんとなく元気がないというか、存在感がないように思います。・・・
「公明党」紙、「自由民主党」紙に私の意見 2011/07/22
先月、公明党の機関紙「公明」に斉藤鉄夫さん(元環境大臣、現公明党幹事長代行)との対談 「危機を乗り越え世界に貢献する日本へー原発事故の教訓を世界の共有財産に」が・・・
Washington DCで、CSISとの討論 -2 2011/07/21
CSISとの討論の2日間 (資料1)では、公開のパネルもありました。Michael Green日本部長、石川公使の挨拶に始まるセッションは約2時間。ちょっと長いですが、その様子は・・・
リベラルアーツ教育 2011/07/20
以前から、「リベラルアーツ Liberal Arts」 教育が大事、と盛んに言われたことはありました。最近またそんな風潮があるようにも思われます。この数年、イノベーションの・・・
なでしこジャパン奇跡の勝利、World Cup Championに、日本中沸き立つ 2011/07/19
沢選手、延長後半12分奇跡の同点ゴールのヴィデオ16日土曜にWashington DCから帰国して、時差と戦いながら日曜をすごす。17日は英国でのThe Openをテレビで見る。・・・
CSISとの討論: 健康政策と「3.11」以後の日本再建 2011/07/13
今年の初めにご紹介しましたが、米国でも著名なシンクタンクの1つであるCSISと健康政策の共同作業を始めています。今回は1: 病院の支払い制度; 2: ICTの利用、という2つのテーマです・・・
最後のSpace Shuttle、私のアメリカ 2011/07/11
最後のSpace Shuttle ‘Endeavor’ 打ち上げが成功しました。ひとつの時代の終わりですね。皆さんの一人ひとりに色々な思い出があるでしょう。・・・
熱い夏、街の行事、「おとなしい」日本人 2011/07/09
暑い夏が来ました。岩手、宮城の方たちは大変だと思います。住むところの確保、夏の衛生状態、食料の保存など、大きな問題があります。津波が来た3月には・・・
本庄くんからのうれしいメール 2011/07/08
去年4月から、主体的にあまり変われない大学に業を煮やして、学生の主体的な選択として「休学のすすめ」 を説き始めました。このサイトで「休学のすすめ」をサーチすると・・・
東大が変わる?東大の社会的責任 2011/07/07
最近のことですが、東京大学が秋卒を検討するというニュースがありました。これは何を意味するのでしょうか?勿論、世界の多くの国の主流大学での入学・卒業に合わせると・・・
沖縄の新しい研究大学院の芽、OIST 2011/07/04
このカラムで何回か(資料1,2)沖縄に出来つつあるまったく新しいグロ−バル世界に開かれた研究機構OIST を紹介しています。・・・
野中郁次郎さんとの対話: UCB-UCLA同窓会のイヴェント 2011/07/03
日本のイノベーションの大御所ともいえる野中郁次郎さん。世界的にも高く評価され、私も尊敬している学者です。多くの素晴らしい著書があり、私もいくつも好きな本があります・・・
女子大生への応援メッセージ 2011/07/01
私が常日頃から、女性応援団の一人であることは、このサイトを訪ねてくださる方は良くご存知と思います。このテーマでの講演会 (資料1,2)などの話もよくでてきます・・・
Harvard大学生たちによる「This is Liberal Arts: Summer Course2011」のご案内 2011/06/30
「日本からの米国有力大学への留学生が減っている」 (資料1)ずいぶん騒がれています。これは事実ですが、問題は「最近の若者は外へ出たがらない」から、というのは間違いです。見当違いです・・・
NBRとのインタヴュー 2011/06/29
「3.11」東北大災害の地震・津波災害、さらにフクシマ事故への日本の対応についての私の意見がNBRに掲載されました。「Moving Forward: Relief Efforts, Health System Reforms, and Japan’s Role in Global Aid」という・・・
石倉洋子さんとの対談へのお誘い 2011/06/26
第16回「国際女性会議」が「ボーダーを越える発想・行動〜つながる〜」 というテーマで、7月23日(土)、東京のお台場の「ホテル グランパシフィック」で開催されます・・・
グローバル時代の人材育成の必要条件: 「外」へ出る実体験の大事さ 2011/06/25
私がこのサイトでも、またいろいろなところで繰り返し主張していることに「若者を外へ出そう」という命題があります。世界の「フラット」化が進む中で、実体験を通して・・・
野中郁次郎先生との対話へのお誘い 2011/06/20
University of California (UC) はCalifornia州の10箇所にキャンパスを持つ米国西海岸、いや米国でも屈指の名門大学です。特にこの中でもBerkeley校とLos Angeles校は・・・
新しいフロンテイアを拓く「異端児」たち 2011/06/17
17日の朝早く、Kuala Lumpur(KL)から成田空港着。16、17日はOkinawa Institute of Science and Technology (OIST) が新しい大学院大学への最終段階に入り、理事会が開催されました・・・
Kuala Lumpur -Pacific Science Congress 2011/06/16
8年前に推挙されて太平洋科学連合Pacific Science Association (PSA)のPresidentを勤め、2007年に沖縄で本会議 Pacific Science Congress (資料1) を、そして2009年にはTahitiで中間会議(資料1,2,3)を開催させていただきました・・・
G1サミット: 私のパネルの記録 2011/06/15
今年の2月ですが、G1サミット に参加し「科学技術政策」、「社会保障と経済成長の両立」2つのパネルで司会をしました。これらのパネルの記録が出ましたので、紹介します・・・
情報の透明性は信用の基盤: 政治は何をしているのか 2011/06/12
フクシマ原発事故以来、このカラムで情報開示と透明性の担保が、政府にしろ、企業にしろ、信用の基盤であること、今回のフクシマではこれは特に初期に致命的に欠けていたことを指摘してきました・・・
ジュネーヴ、WEF本部で東大President Council、WEF本部で-1 2011/06/07
6月のはじめは東大のPresident Council。今回はそのメンバーでもあるWorld Economic Forum(WEF、通称「ダボス会議」)を主催するKlaus Schwab教授の計らいでGenevaにあるWEFの本部(HQ)で開催されることになりました・・・
英国の主席科学顧問のGRIPSでの講演 2011/06/03
英国の科学顧問については、ここでも何回か書きました(資料1、2)。英国政府に対して科学者の代表として政策の立案等についても大きな責任を持っているし、また科学者のコミュニテイーからも・・・
「オープンエヂュケーション」の飯吉さんと石倉さんと 2011/06/02
いい天気に恵まれ、31日朝8時から衆議院会館の会議室で民主党、自民党の若手議員の集まりで、「3.11」後の日本の状況に対する「今やること、この一手」 (資料1)について話をしました・・・
AIESECの集まり 2011/06/01
AIESECについては何回か紹介しています。St Gallenから帰国した翌日、AIESEC (資料1)の会に参加 しました。基調講演をしたのです。ありがとう皆さん。当日の様子は、AIESECのサイトを見てください・・・
Malaysia首相が「科学とイノベーションのグローバル顧問団」を結成 2011/05/31
世界中が科学、そしてイノベーション「新しい社会価値の創造」を政策の中枢にすえています。教育に重点をおき、最近では科学研究などに強くコミットしている、成長が著しくなりつつあるMalaysiaも例外ではありません・・・
ドラゴン桜、さらなる奮闘、「休学のすすめ」 2011/05/30
このサイトで何回も紹介しているドラゴン桜、その始まりは3年前の12月でした。そのときに休学してダッカに行って来なさい、と私が勧めたのです。税所くんはそこですぐに決心したようでした・・・
「3.11」からの日本の信用失墜へすることは: 日本記者クラブで講演 2011/05/24
日本記者クラブ ではいろいろなゲストをお迎えして講演会を開催しています。最近では米国議会の大物、ダニエルイノウエ議員が来日されましたが、この方の講演も聞くことが出来ます。私ですが・・・
See-Dコンテスト、最終プレゼン 2011/05/23
See-Dについて (資料1,2,3)はこの1年間にわたって活動をしてきました。ご案内のように、今回は「東チモール」が課題でした。今回はその1年の最終発表会(twitterもあります)です。学生チーム・・・
福沢諭吉記念文明塾; 若者達との楽しい対話 2011/05/22
(Change-the-World の青木信之さん撮影)福沢諭吉は近代日本が輩出した、私の尊敬する人物の一人です。私のこのサイトでも「福沢諭吉」でサーチするといくつか出てきます。それらをいくつかまとめた・・・
TEDxTokyo 2011 2011/05/21
2009年に始まったTEDxTokyo(資料1)。今年で3年目を迎えました。この親組織に当たるTEDについてもいくつか報告(資料1,2,3)しています。でも、今年は「3.11」の後なので、急遽、テーマを・・・
日本の将来へ向けて、それはこの一手から 2011/05/20
「3.11」は、その衝撃の大きさ、またFukushimaの国際社会での重要性からも、世界の注目を一身に集めました。でもそれは、世界ではせいぜいはじめの1-2週間。日本の強さと弱さをすっかり世界に・・・
WEFのRisk Response Network: 世界が注目する日本の対応 2011/05/18
World Economic Forum (ダボス会議) は、ますます相互依存を深めつつ、一方で多くのリスクの広がりが進む世界での「危険」について議論し、その対応を構築しようと「Risk Response Network (RRN)・・・
原発事故の教訓を世界の共通財産に 2011/05/17
今回の大災害、三陸の被災地の方達のご苦労はまだまだ続きます。時間はかかりますが、できるだけ最低限でも早い日常生活の回復へ向けた政策が進むことを期待します。それに加えて、今回の原発は・・・
St Gallen Symposium 2011/05/14
Washington DCから、London Heathrow経由でZurichへ、そこから車で約50分、11日の午後4時頃に、美しいSt Gallenの街 に到着。5月のスイスはきれいだし、天気も素晴らしいです(最も夜は雨、・・・
Washington DCで: 30時間の充実した訪問 2011/05/12
Golden Week明け早々の5月9日(月)、Washington DCへ向かいました。同じ日付けの午後2時近くに到着、早速Hotelへ。着替えなどちょっと一休みして、Carnegie Institution of Scienceへ、以前から・・・
日本のエリートたちのひ弱さ、「リーダーの作り方」 2011/05/11
「3.11」の大災害以来、息を飲んで世界が日本を見つめていました。私は結構きついことを、日本のこのblogで発信 (資料1,2) しています。しかし、これらのコメントは、従来から私が指摘していた・・・
Golden Weekが終わり、Washington DC、そしてSt Gallenへ 2011/05/09
私といえば、8日の日曜日にも何人かの方たちの会合を重ね、まったく休みのない「Golden Week」となってしまいました。9日の月曜日は朝から成田へ向かい、到着するなり、Washington DCの午後は・・・
Project Hope: 米国から新しいチームが到着 2011/05/08
Project Hope については、ここで何回か報告しています。5月連休の最後の6日(金)、新しいチームの5人が米国から夕方に到着。翌日は早速、briefing。今回こちらでまとめ役はGeorgeさん・・・
Basriさん来訪で学ぶこと2つ:災害地現場に子供を連れて行く、冨山和彦さんの会社 2011/05/06
Dr Basriさんが突然4月23日の土曜日に来日することになった経過はお話しました。成田空港から羽田空港に到着、午後4時半ごろから30分の打ち合わせ、Dr. Basriさんと彼の娘さん・・・
大災害の後に現れた、科学者・技術者たちの対応と「社会的責任SSR」 2011/05/04
大災害に対して私達科学者、技術者たちもいろいろな状況に置かれました。いろいろな専門家がテレビなどでコメントしました。皆さん何を感じたでしょうか?それぞれの専門家として・・・
Project Hopeとの共同活動は続く 2011/05/03
「3.11」以後、私たちの主催しているHGPI (Health and Global Policy Institute) とImpact JapanがProject Hope と共同作業をしていることをお伝えしました・・・
TED -5: サーチで出るサイトは誰が決めるか?iPad本の可能性 2011/05/02
タイトルは面白そうでしょう?いかにもTEDらしい話です。今年、私が楽しんだプレゼンからです。あなたがGoogleでサーチするとき、どんなサイトが出てくるでしょうか?・・・
Joi ItoくんがMIT Media Lab所長に: 日本を変えよう! 2011/05/01
世界的の若者の憧れの的の1つ、世界でも超有名なMIT。そこの中でもよく知られたMedia Lab の次の所長に、日本よりは世界中でよく知られた伊藤穣一(「Joi」と呼ばれる44歳)くんが決まりました・・・
中東の科学技術政策: 中東調査会で講演 2011/04/28
中東調査会という組織があります。三菱商事前会長の佐々木幹夫さんが会長をつとめ、政府特使とした長く活躍された有馬龍夫大使 が理事長を務める会員制組織です・・・
世界との輪を広げる、活発な行動を、もっともっと 2011/04/26
東日本災害とその対応は日本の将来を決する大きな危機です。日本の持つ「強さ」と「弱さ」 がはっきりと、日本国内ばかりでなく、世界中に丸見えになっています。どの程度、日本の方達が・・・
自分たちで出来る「消エネ」をまず実践する; 新しい動きをおこそう 2011/04/24
福島原発以来、電力供給、計画停電などで見るように、エネルギーは社会すべてを巻き込む大事件です。エネルギー政策は国家の基盤です。原子力以上に、「省エネ」が大事です・・・
San Diegoでの遭遇と、思いがけない再会 2011/04/23
先日、4月はじめのSan Diegoでの会議についてお話ししました。そのときの1つのパネルで今回の東日本の災害対応Disaster Relief、Project Hopeとのことについて話しました。後で、1人の方からいろいろ支援のことを・・・
女性の活躍を期待して講演 2011/04/15
San Diegoから早朝、羽田着。結局、1日はProject Hopeの連絡等の仕事にかかることになりました。 災害地のほうは、徐々に対応の整備なども進み、不完全ながら援助も進んでいる様子です・・・
「Sunrise 2011」 ドゥルー・カタオカさん 2011/04/13
東日本の大災害「3.11」に世界中から大きな声援、応援、資金が寄せられています。ドゥルー・カタオカさんは長い歴史を持つ日本の墨絵の哲学と作品で、世界的に活動している気鋭のアーテイストです・・・
TED -4; Google Carなど技術のすごさ 2011/04/12
話には聞いていましたがGoogleがドライバーレスで安全な自動車を作ったということです。その話が今年のTEDでプレゼン(4分)されました。これでSan Francisco--Los Angelesも走ったようです・・・
San Diegoで若者たちとの交流 2011/04/10
San Diegoの最後の日の前夜9時から、UCSDなどで活動している日本からの若い人たちと「飲み会」をしました。5人がUCSDの学部生として勉強している人、7人が大学院生、あとはベンチャー系などで・・・
米国内科学会: San Diegoから 2011/04/09
去年のToronto に続いて米国内科学会年次総会に参加、San Diegoにきています。今年になって南Californiaへは3回目(資料1)です。私たちで日本支部 を創設して8年目、創設のときから・・・
TED- 3: Virtual Choirと詩人のことば 2011/04/06
いくつかTEDから紹介していますが、コーラスと詩人の言葉、これもとても高い評価を受けました。高い評価とは、終わったときの「Standing Ovation」の大体の%でわかります。はっきりわかります。・・・
危機に見える「エリート」の本質 2011/04/05
今回の大災害、そして原発の事故、日本の状況は「国家の大危機」です。このところ、3月25日からいくつかポストしましたが、未曾有の危機に政府の反応はどうでしょうか。・・・
日本の強さと弱さ; 危機のときに浮き上がる本当の姿 2011/04/04
今回の地震津波の大災害、そしてその被害を拡大している福島原子力事故。こういう、予期しないことが起こったときに、国でも、組織でも、本当の姿が浮かび上がり、それぞれの本当の強さ・・・
被害地への医療チーム、沖縄の少女の恩返し 2011/03/31
 今回の大被害を受けて、多くの医療関係者たちが動いています。ニュースよりは、メールなどの情報源は大いに役に立っています。医師会、大学、病院などの関係者、厚生労働省、日赤など・・・
「ハダカの日本」、Cambridge Gazette、Harvardから最近の便り 2011/03/30
 このカラムで何度か紹介しているクリハラジュン(栗原潤)(資料1, 2)さん、Harvard大学Kennedy SchoolのSenior fellowです。博識、何ヶ国語も理解し(たぶん「話す」もする)、本も資料も・・・
TED -2: 「コトバの誕生」 2011/03/29
 私が、TED2011で特にInspireされた1つに、MITのDeb Royの「The Birth of a Word」です。発想の奇抜さとスケールの大きさ、そして解析の面白さと、その展開の広がり・・・
福島の原発事故はどうなっているのか?大前研一さんの解説 2011/03/28
 今回の地震と津波、数万人とも思われる命が一瞬のうちに失われ、一瞬のうちに町ごと消えてしまいました。多くの映像は津波の恐ろしさ、自然の力の恐ろしさをまざまざと見せ付けています。・・・
悲しみをこえて、韓国から「歌」の贈り物 2011/03/26
 今回の大惨事、本当になんと表現したらよいのか、そしてウェブ時代の新しい力をひしひしと感じる 2週間でした。私の友人の出口さん、いつも素晴らしい記事をメルマガに書いてくれています・・・
未曾有の大災害、東北関東の太平洋沿岸を襲う 2011/03/25
 今回の大災害、現在時点で2万人を超える方々があっという間に命を失い、また多くの方が大事な人たちを失ってしまいました。皆さんの悲しみは、計り知れないものがあります。亡くなられた方々の・・・
TED2011から -1 2011/03/11
 TED2011に参加 してきました。現場での感じとか、中身はなかなか言葉では伝えられないところがあります。でも、TED のウェブサイトでいろいろ検索できますし、プログラムはいうまでもないことですが、・・・
TED2011 2011/03/02
 2年前からTEDxTokyo (資料1、2、3) を応援しています。その本体のTED2011 (資料1) にきています。13年ほど生活したLos AngelesからLong Beachへ。2月末ですが、天気はいいけど・・・
Health Summit: HGPI恒例のイヴェント 2011/03/01
 25日の「国会議員」との懇談の後、「Global Health Forum 2011」を開催しました。「Global Health」にテーマを絞って、UNITAID、東京大学国際保健政策学教室との共催です。プログラムにあるように・・・
CSISとの共同事業とCongressional Briefing: 新しい「プロセスのありかた」? 2011/02/26
 私たちの主催するHGPI(Health and Global Policy Institute)(資料1)は、毎年2月に「Health Summit」 を開催してきました。今年は2月26日でした。今回は去年からの懸案でしたが、私たちのHGPIと・・・
世界のシンク・タンクのランキング: HGPIが2年続けてトップ10入り 2011/02/25
 グローバル化が進むとともに、「世界ランキング」が何かと話題になります。世界Top 500企業、国のDGPや競争力、大学、富豪などなどです。去年のことですが、なんと「シンク・タンク」のランキング・・
冨山和彦さんの「カイシャ維新」と「挫折力」 2011/02/24
 いつも本質を突いた発言と行動をしている冨山和彦さん。すでに出版されている「指一本の執念が勝負を決める」、「会社は頭から腐る」 (資料1)など、一見すると過激に感じとられるかもしれませんが、いずれもことの本質を鋭くえぐる、ホンモノの意見です・・・
Vabel Conference、その後 2011/02/23
 1月に開催した「Vabel Conference」のことをお話しました。そのVideoが出来ました。参加の皆さんのスピーチヴィデオを聞くことが出来ます。石倉さんのblogはここ(資料1)・・・
San Diegoから、第1回「Cell Society」で基調講演 2011/02/21
 2月17日に成田発、San Francisco経由でSan Diegoに到着。「Cell Society」 に参加、ここで基調講演をするのです。La Jollaにある会場のEstancia Hotel にチェックイン、なかなか快適なホテルです・・・
今年の就職状況と「内定取消」 2011/02/17
 今も就職状況はとても悪いですね。若い人がかわいそうです。若者たちの将来を奪ってしまいます。この20年でずいぶんの数の若者たちが機会を奪い取られてしまったのですね。なぜ新卒でないといけないのか? ・・・
G1サミットへ 2011/02/14
 沖縄から帰って1日置いて小淵沢、八ヶ岳と甲斐駒を見上げる「星野リゾート・ リゾナーレ」 へ。堀 義人さんたちの開催する「G1 Summit」 へ。堀さんとは今までも何回も「ダボス会議」関係の会議で、・・・
世界に開かれた研究大学院; 沖縄科学技術大学院大学 2011/02/12
 何度か紹介 していますが、政府は沖縄に本当に世界にオープンな大学院大学を作り上げているのです。主要な建物も立ち上がり始め、仮の設備にいた研究者の移動も去年から始まりました。・・・
ACCJ Person of the Year: 午餐会で受賞記念講演 2011/02/10
 私がACCJ Person of the Year (資料1)に選ばれたことを、先日「なぜわたしが?」というタイトルで報告しました。2月8日、新築改装なった新しいTokyo American Clubで、私の受賞お祝いということで、・・・
「挫折の体験」と「イノベーション」 2011/02/08
 去年の秋ですが、新しく経済産業省の官房長に就任した上田隆之さんと「イノベーションクーリエ」誌(6号)で対談しました。勿論、テーマはイノベーションです。中見出しを見るだけでも結構に刺激的と思います・・・
「変な外人」から日本人の行動について「10の質問」 2011/02/07
 私の友人でもあり、この30年前から日本にも調査などでよく来ている自称「変な外人」、イノベーションの研究者としても知られ、世界中を調査、講演で飛び回わり、いくつもの大学でも教えています・・・
日本の現状は? 2011/02/06
 経済同友会主催の「日本再生のビジョン」というパネルに参加しました。同友会は1月に「2020年の日本創生 −若者が輝き、世界が期待する国へ」という報告書を発表したところです・・・
ダボスから −4 2011/02/03
 今年もダボスは最終日を迎えましたが、いろいろ考えさせることがいくつもありました。チュニジア、エジプトで急激な政変がおこり、ネット時代のパワーシフトです。WikiLeaksと同じ現象といえます・・・
ダボスから −3 2011/01/31
 ダボス会議の状況はそのサイト (いろいろなビデオはここ)でいろいろと見ることが出来ます。楽しんでください。今日は11時過ぎから菅総理のスピーチがあります。スタッフの皆さんは大変でしょう・・・
ダボスから −2 2011/01/29
 ダボス、2日目も快晴。朝早くからGAC(Global Agenda Council)の「Japan」の朝食会。若い方達YGL(Young Global Leaders)の方々の参加もあるので、20人ほどですが、全員が日本の方ばかりで、日本語で・・・
ダボスから −1 2011/01/27
 25日の朝、成田からFrankfurt経由で、Zurichへ。夜遅く、ダボスに到着。26日は朝からいろいろなセッションに出る。特にIdeasLabは面白いし、いろいろなインスピレーションを得られることが多いので・・・
Vabel Conference、パリパリのKimくん 2011/01/25
 日曜日の午後、GRIPSで「Vabel Conference」が開催されました。先日紹介したパリパリの元気じるしKimくんの企画です。学生さんたちが主要なお客さんでしたが・・・
慶応SFCのクラス; 最後の授業と最高のパネル 2011/01/23
 私の慶応SFCのクラス、今学期最後の授業が終わりました。最後の2回は、年末までに提出してもらったエッセイの相互評価(ピアレビュー)と、その結果発表とパネルです・・・
ACCJ 2010 Person of the Year、なぜわたしが? 2011/01/22
 ACCJとは「American Chamber of Commerce in Japan」 の略で、「日本にある米国商工会議所」です。多くの国に、そのような組織があるのは当然です。2国間交流のなかでも・・・
教育デイベート: 渋沢さんたち「コモンズ30ファンド」設立2周年で 2011/01/21
 1月19日、慶応SFC最後の授業を終えて(後で紹介します)、夕方から私の友人の一人渋沢さんが始めた「コモンズ30ファンド」設立2周年の会のパネルに参加・・・
「若者は内向き」なの? では大人たちは? 2011/01/19
 このところ、「内向きの若者」という意見がメデイアなど、そこかしこで見られるようになっています。本当でしょうか?このサイトでも1月12日付けで書きましたが・・・
OIST Symposiumへ参加、チャレンジしてみよう 2011/01/17
 風光明媚な、沖縄の恩納村の海辺を見下ろす陸に位置するOIST(Okinawa Institute of Science and Technology)は、日本に出来たまったく新しい科学研究機構ですが・・・
St Gallen Symposiumへ参加、チャレンジしてみよう 2011/01/16
 Swissの風光明媚なSt Gallenの町。St Gallen大学の学生たちが主催するSt Gallen Symposium が、5月12-13日に開催されます。素晴らしい場所で、世界のリーダーたちの話を聞き・・・
東京大学ブランドは世界に通用するか? 2011/01/15
 田村耕太郎 くんという若手の代議士(いまは、Yaleへ?)がいます。私も何度かお会いしましたが、元気が良くて、ハキハキしているし、このような「元気印」もなかなか・・・
休学のすすめ: 海外出る若者 応援しよう 2011/01/14
 去年1年、機会のあるごとに「休学のすすめ」 を学生さん中心に提案してきました。若者反応は悪くないです。少しずつですが広がりを見せているように思いますが・・・
休学のすすめー若者は内向きなの? 2011/01/12
 このところ、「内向き日本の若者」がメデイアにも盛んに書かれています。本当でしょうか?先日のある講演会でもそのような話が出ていましたが、私の見方は ・・・
慶応SFCのクラス、土屋アキラさん、小手川大助さんをお迎えする。 2011/01/07
 私が、慶応義塾大学SFCキャンパスで2010年秋学期クラスを持っていることは、何回か (資料1)お知らせしました。土屋 聡(アキラ)さんはSFCの卒業生、 ・・・
「留学しよう」、「世界を体験しよう」を推進する学生たちの動き 2011/01/06
 年末のポストで報告しましたが、シビレを切らした米国で活躍するPhDたちが、日本の後輩たちを応援する動きが始まりました。このような活動が大 ・・・
「パリパリ」活動するKim Haegwanくん、「The Law of Success 2.0」と「Vabel」 2011/01/04
 去年の6月のことです。私がLondonに来ることを知って、若い学生さんからメールでインターヴュー申しこみがあり、お会いしました。日本生まれの韓国系の方で、すばらしく元気 ・・・
税所くんの正月、Dhakaから 2011/01/03
 Bangladeshで大活躍する早稲田大学の税所くん については、何度もポスト (資料1、2)しています。最近では日本のメデイアでも取り上げられていますが、今年も早速、正月 ・・・
「Design Thinking」、新しい時代の動き 2011/01/01
 明けましておめでとうございます。2011年こそは、日本ももう少し活性が感じられるといいですね、期待したいですが、、。この2,3年のことでしょうか、「Design Thinking」 ・・・
AIESECの合宿に参加する 2010/12/31
 このカラムで海外と学生のインターンシップを推進するAIESECを紹介 (資料1)しました。年末に、代々木の青年センターでAIESECの合宿が行われ、お招きをうけてお話をする ・・・
Table for Twoの年末Charity 2010/12/29
 Table for Two (TFT) を知っていますか?日本発の世界への素敵なアイデイア。「途上国、貧困地帯の飢餓」と「先進国の肥満」をつなげる。世界でもドンドン広がってきて ・・・
世界で活躍するだろう若者たちと 2010/12/28
 年末も押し詰まった27日、ちょっと変わったお店「酢飯屋」で、慶応義塾大学を「休学のすすめ」を実行してGhanaへ行った本庄くん (資料1) が帰国したこともあり、あち ・・・
「GLOBE2010」、朝日新聞GLOBEに掲載 2010/12/27
 朝日新聞のGLOBE特集の2周年記念のイヴェント「GLOBE2010」 についてポストしました。On-lineでも、山脇編集長のコメントで、この記念イヴェントにちょっと触れています ・・・
内向きの日本の若手研究者へ、若手研究者が立ち上がる 2010/12/26
 若者の海外への留学志向が、減っていることはずいぶん指摘されています。これは、科学者の世界でも同じことのようです。特にグローバル時代へむけてアジアの若い研究者は ・・・
ドラゴン桜の税所くんとワタミの「夢アワード2010」 2010/12/25
 前回12月21日付けで「ダッカのドラゴン桜、またまたの快挙だ」 という記事を書きました。これは20日に投稿されたものです。この主人公、税所くんですが、翌日21日に開催された「夢アワード2010」で大勢の ・・・
ダッカのドラゴン桜、またまたの快挙だ 2010/12/21
 以前からご紹介しているBangladeshで活躍する、早稲田大学を2年も休学してがんばっている税所くん。貧困の村の若者を一流大学へ合格させよう、そして村の人たちに希望を与えたい、という壮大な計画を推進 ・・・
Qatar Foundation Annual Research Forum 2010/12/15
 Tunisでパネルを終えて夕方にホテルを出発。Dubai経由で、朝の6時半にQatarのDohaに到着。今年6月に来たばかり(資料1)のSheratonにチェックイン。2022年のWorld Cup開催が決まったばかりです・・・
Tunisへ、日・アラブ経済会議 2010/12/13
 11,12日にTunisで開催される第2回、日・アラブ経済会議に出席することになり、10日の夜に成田からDubaiへ、さらにTunisへ。昼過ぎに到着しました。飛行場から外へ出ると涼しい風が吹き、気持ちの・・・
慶応SFCのクラス、Roos大使をお迎えする 2010/12/11
 私の慶応SFCのコースについては、そのつどOn-lineでビデオ報告などをしながら、お知らせしています。皆さんも楽しんでくれていると思います。
 12月8日のクラスは、Roos米国大使をお迎え・・・
Global Agenda Council、Dubaiから 2010/12/06
 11月27日からWorld Economic ForumのGlobal Agenda Council (資料1)でDubaiに出かけていました。大半の方達は別のCouncilのメンバーでしたが、竹中平蔵さん、田中明彦さん、石倉洋子さん (資料1)など・・・
ドラゴン桜、またまた快挙 2010/12/03
 早稲田大学の税所くんが休学してがんばっているBangladeshで貧しい村の若者を、不可能と思われる高い目標へ挑戦する「ドラゴン桜」 (資料1,2,3)。11月30日の日経新聞「挑む」という特集にも税所くんの挑戦・・・
「内向き、鎖国マインド」の日本人はいつから? 2010/12/02
 最近、日本人の内向き志向、鎖国マインドについて、多くのコメントがなぜか急速にメデイアで取り上げられています。なにか変ですね、何かのサインなのでしょうか?そんなことは・・・
「医療制度」改革の課題、JBPress私の意見 2010/11/29
 私は、もともとは臨床医ですし、日本と米国で医師としての生活を10年以上しています。当然のことですが、医療制度にはとても身近なところにいますし、いろいろ考えることもあり・・・
「休学のすすめ」、海外インターンシップ支援AIESEC、文部科学省高官の応援 2010/11/27
 社会制度の改革などを待っていられないぐらい、日本の「鎖国度」「鎖国マインドセット」は明白になってきています。最近の報道や社会のいろいろな意見がこの「内向き、鎖国マインドセット」・・・
慶応SFCクラス、2人のOGを迎える 2010/11/26
 11月17日のSFCクラスは、SFC卒業のOG、余語麻里亜(ヨゴ・マリア)さん、田嶌(タジマ)直子さんのお2人をお迎えしました。余語さんは、私も理事をしているAbu DhabiのKhalifa大学で活躍しています・・・
「言葉の力」、「リーダーの知力と知性、判断力と感性 2010/11/25
 今年5月にお会いしてから、Harvard Kennedy Schoolの栗原さんについて、いくつかここでご紹介しました。 それ以来、栗原さんが帰国する機会には、何とかお会いできるように努めています。何しろ話題は豊富だし、 ・・・
活気のあるORF2010 2010/11/24
 去年も参加した慶応義塾湘南キャンパス(SFC)の「ORF2010」 が、今年も三田祭の期間中に六本木のアカデミーヒルズで22日、23日に開催されました。去年のORF2009にも参加しましたが・・・
WHO事務局長Margaret Chanさんと会見 2010/11/23
 Margaret Chanさん(資料1)が神戸WHO Centerでの会議に来日、そのあと東京にもこられました。久しぶりにお会いする機会をもてました。私たちの医療政策機構・・・
慶応SFCクラス、乗竹亮治さんを迎える 2010/11/22
 私の慶応SFCのクラス。10月27日は、私たちが主催している医療政策機構で大活躍している好青年、乗竹亮治さんをゲストにお迎えしました。乗竹さんは、このSFCの2007年の卒業生・・・
GEW2010@GRIPS、 全部ブロークン英語 2010/11/18
 去年も報告(資料1) したGEW (Global Entrepreneurship Week) 。今年は11月15−20日です。世界100カ国 で同時開催の週間イベントです。わが国でもいろいろな企画が開催されています。GRIPSでは日本経済新聞と「Design Thinking」 というテーマを取り上げ・・・
新しい地域医療を構築するチャレンジャー 2010/11/11
 日本を含めた先進諸国では「高齢社会、慢性疾患、これ以上の公費出動は無理」、という状況で、従来型の「医療制度」は制度的に限界に来ていることは明らかです。これについては従来から私も発言し・・・
「休学して学ぶ」、Ghanaからのメール 2010/11/09
 休学してGhanaに行った学生さん (資料1)は、100カ国を超える学生たちの国際交流ネットワークAIESEC (資料1)を通じて紹介されたGhanaでのプログラムに参加する目的で現地に行ったようです。Ghanaの首都Accraに10日・・・
「ほんがえし」プロジェクト、みんなで「Learning For All」を応援しよう 2010/11/08
 先日も紹介した (資料1)した「learning For All」 。松田くんはじめ皆さん毎日がんばっています。この活動は、長期的には日本の若者を通して、将来の日本を変える好循環を形成していく・・・
慶応SFCクラス、所 眞理雄さんを迎える 2010/11/04
 私の慶応SFCのクラス、前回の10月29日は西山浩平さんをお迎えして、 とても楽しいユニークな「空想空間、Elephant Design」というビジネスの話をお聞きしました・・・
Dhakaから、ドラゴン桜の大快挙! 2010/11/02
 昨日の夜中にBangladesh「ドラゴン桜」 の税所くん (資料1,2)からメールが来ました。「村からの電話が鳴り止まず殺到しています。多くは驚き!!!とおめでとう!!!の電話で、村中で大騒ぎしているようです・・・
海外で企業説明会、現地からのメール 2010/10/31
 10月20日付けで、日英両語bilingualの方達を対象として、日本にある企業の説明会がBostonで開催される「ボストンキャリアフォーラム」を紹介しました。それに対して、去年と今年、その場にいた人の感・・・
See-D、D-Labの活動続く 2010/10/29
 MITのD-Lab, Kopernik などで活躍する学生たち が中心となって7月に開催された「現地に適切な技術が世界を救う」というタイトルのSee-Dを紹介しました。この活動はその後、東チモールへの派遣などから現地の様子・・・
熱い若者たち、自分で進路を開拓する 2010/10/27
 今までも機会があるごとに紹介していますが、いまどきの若者はすてたものでもないのです。何度も紹介していますが、早稲田大学を休学してBangledeshでGrameen銀行と「Dragon桜 E-education」を立ち上げて・・・
慶応義塾湘南キャンパス、西山浩平さんを迎える 2010/10/21
今年の秋学期、慶応義塾藤沢キャンパスで「グローバルサイエンスとイノベーション」 (参考1)というクラスを教えています。このサイトでも報告しているように、この2週間、私は日本に・・・
海外で企業説明会 2010/10/20
10月22-24日の3日間、Bostonで日英両語Bilingualの方達を対象にした企業説明会が開催されます。ボストンキャリアフォーラム (DISCOインターナショナル主催) という集会です。20年の歴史があるので、「知る人ぞ知る」・・・
「丸の内キャリア塾、第100回記念」; 女性を生かすキャリア 2010/10/19
先日「いつもより疲れた講演会、「丸の内キャリア塾」」で報告した素敵な会ですが、日経新聞の朝刊に2面に渡って掲載されました。パリパリの4人の女性の論客に囲まれた「ワタシ」、という・・・
「GLOBE Live 2010」イヴェント 2010/10/18
朝日新聞には毎月2回月曜日の朝刊にはさまれて発行される「GLOBE」という8ページの特集があります。とてもしゃれていて、世界を見るすばらしい特集で・・・
健康・医療政策の話 2010/10/17
少しずつ遅れ気味の報告ですが、10月5日からのちょっと長めの旅から14日に帰国。翌日は朝から都内のDenmark大使館で、Denmarkの国会議員ほか30人ほどの・・・
Swedish Hospital 100周年、美しい街Seattle 2010/10/16
このところ Seattleからの報告が続きましたが、ここに来たのは米国北西部で歴史的にも最も古く、またその評価も高いSwedish Medical Center の創設100周年行事のSymposium (資料1)にお招きを受け、以前からこのMedical Centerの活・・・
「「休学のすすめ」、休学して、、」、Seattleからの続き 2010/10/13
  前回 、Seattleで3人の学生さんたちと会って一緒に夕食をした話をしました。 その2人が自分のblogにこの夕食のことを書いてくれ、写真まで掲載してくれました。 皆さんにも紹介しますね、tomoさんと、miyamoto君のblogです。・・・
「休学のすすめ」、休学して勉強に来た学生さんたちと会う 2010/10/12
  Torontoにいるときに、「これからSeattleに向かうよ」とtwitterに書いたところ、SeattleのUniversity of Washingtonに来ている2人の日本の学生さん(1人は大学院生)からtwitterで返事をいただきました。早速返事をして2日後に会うことになりました・・・
秋のToronto再訪、Munk Schoolと共同Project打ち合わせ 2010/10/10
  この2年、春秋2回(1,2,3,4,5)にわたってTorontoを訪ねています。今回は、Singaporeを7日早朝に出発、成田、ChicagoのO’Hare空港で各2時間のTransitのあと、夜の7時にToronto着。Hotelのcheck-inで今回の目的のひとつ・・・
Singaporeから 2010/10/09
  10月5日、STS Forumの京都を早朝に出発、一度帰宅して、昼過ぎにGRIPSへ。先日ソウルでお会いした韓国のHan Seung-Soom元首相(写真)といろいろと歓談。すぐに、東京駅から成田空港へ、夜中すぎにSingaporeに到着・・・
いろいろな企画に参加、そしてまたまた岡目八目 2010/10/08
  9月28,29日にわたって、去年も紹介しましたが、Asia Innovation Forumが開催されました。今回は第4回ですが、いくつかの「サテライト」が併設され、そちらのほうが部屋も狭く、お互いの討論が緊張感を持って進んだようで人気があったようでした・・・
慶応義塾湘南藤沢キャンパス(SFC)で「Global Science and Innovation」講義はじまる 2010/10/03
  慶応義塾の湘南藤沢キャンパス(SFC)の今年の入学式で、私は新入生を迎えて特別講演の機会をいただきました。このキャンパスは、設立152年の伝統ある慶応義塾の中でも、今年で設立20年を迎えたばかりの、新しいコンセプトによる・・・
Harvard Kennedy Schoolの栗原さん 2010/09/28
  Harvard大学Kennedy SchoolでSenior Fellow栗原潤さんをここでも2回 (資料1)ほどご紹介しました。キャノン国際戦略研究所の客員研究員もしておられ、世界を駆け回り、前回も紹介 したように、毎月のように「The Cambridge Gazette」 を発行しています・・・
「医療制度」改革から「健康・医療制度」改革へ:私の基本的考え方 2010/09/27
  医療制度改革は先進国でも、新興国でも、途上国でも、またグローバル社会でも大きな政治的課題です。この50年、医療技術の進歩ばかりでなく、寿命が延び、社会構造や生活様式が変わり、主要な疾病構造が急速に変化しているからです・・・
大谷石地下採掘場跡、カナダと電話会議、そして三島へ 2010/09/26
  9月24日(金)は午後から宇都宮で開催された日本腎臓学会東部会へ講演に行ってきました。もともと私の専門の分野ですので、会長の草野さんほか、多くの友人に会うことが出来ました。レセプションは車で15分ほどのところにある大谷石(「おおやいし」と読みます) ・・・
いつもより疲れた講演会、「丸の内キャリア塾」 2010/09/24
  お知らせしていた「丸の内キャリア塾セミナー「私たちのキャリア:働き続ける意味」に参加しました。石倉洋子さんと私の対談ではじまり、続いて私たち2人に強力な女性が3人、石黒不二代さん、谷万理さん、白石真澄さんが加わったパネル。お客様は約440人、全員女性・・・
「イノベーション思考法」を整理する 2010/09/23
  先日、「ウェブで学ぶ:オープンエデュケーションと知の革命」 を紹介しましたが、この本の評判はかなり広がっていると思います。その時、この本に紹介されているいろいろな「サイト」を整理してリンクしてくれているBlogを紹介しました。ありがたいことですね・・・
「この夏の終わりに」 2010/09/21
  「Michael Jackson (MJ)、城山三郎さん、わたし」の3題話がAERAに掲載されたことをお知らせしました。これは、MJの1周忌に私が書いたblog から、すばらしい発想で出口俊一さんが「1つのものがたり」を書いてくれたものです・・・
Bangladesh「ドラゴン桜」、GCMP続報 2010/09/20
 Grameen Change Maker Program (GCMP) (資料1)という税所、三好くんなどの早稲田大学の学生さんたちによって、2年前にできたBangladesh で活動しているプログラムがあります・・・
Michael Sandelと「ウェブで学ぶ」: 「問う」ことの大事さを感じとる 2010/09/19
 最近、このサイトでも紹介し、大いに話題になっている2つのことがあります。それはMichael Sandel教授の「白熱教室 Justice」(資料1,2)と梅田、飯吉さんの著した「ウェブで学ぶ」 です・・・
「ウェブで学ぶ:オープンエデュケーションと知の革命」、必読の一冊 2010/09/16
 去年ご紹介した飯吉さん (blog 、資料1)が、「ウェブ時代をゆく」などシリコンヴァレー発のメッセージ(将棋についてもすごいですが、、)を書いている梅田さん (blog)、と書いた「ウェブで学ぶ」 を出版しました、・・・
「「美しい」履歴書の時代」 2010/09/11
 「一橋ビジネスレビュー」という季刊のビジネス関係の方に広く読まれている雑誌があります。一橋大学イノベーション研究センター編(センター長は米倉誠一郎教授)で、この創刊10周年ということで、・・・
自分の「こころの声」を感じとった熱い若者たちの会合 2010/09/10
 最近の就職難、若者たちの将来はとても暗いようにも思えます。これを積極的に支援している大人たち、企業家も少しはいます。たとえば新卒をいろいろ支援するパソナの「フレッシュキャリアコース」です・・・
Hayman島、ADC Leadership Retreat -2 2010/09/08
 Hayman島の第2日は快晴。室内にいるのがもったいない。でもプログラムが満載。私は朝一番の「Kailis Oration」(Session 6)(プログラム参照)が出番。再びNik Gowingの司会で進む・・・
「GLOBE トークライブ」のご案内 2010/09/07
 朝日新聞GLOBEはとてもしゃれた、パンチの効いた、世界を見渡す、私も好きな特徴ある企画です。毎月2回8ページで組んでいますし、すべてがOn-lineで読めることも好きな理由です・・・
The Economist、皮肉屋だけど本当のことを書く: ‘Food for Zombies’、 ‘The civil service serves itself’ 2010/09/04
 世界の経済関係者に最も読まれている週刊誌の1、2位を争うのがThe Economistでしょう。自分の国の英国の問題に遠慮もせず物を言う、皮肉もいっぱいに遠慮しない、国民に、世界に・・・
Hayman島、ADC Leadership Retreat -1 2010/09/01
 27日の朝から2つの会議をこなして、帰宅。旅行の荷物をつめて、夕方に成田へ。この件で、Sandel教授の講演に参加できなかったのです。成田を夜9時過ぎに出発、約9時間の飛・・・
Michael Jacksonとの話題に、城山三郎さんも参加してAERAの記事に 2010/08/31
 今年の6月26日にMichael Jackson(MJ)の1周忌に「Michael Jacksonと私」のことをお話しました。これを読んで、私の友人の出口さんが、そこにあった「Cul de Sac」を「キーワード」として使って・・・
L’Oreal女性科学者奨励賞、宇宙飛行士山崎直子さん特別賞 2010/08/29
 8月23日、沖縄AYEPO2010閉会式から東京へ、そこからL’Oreal女性科学者奨励賞の授賞式参加へ直行。いつものことですが、輝く女性たちは日本の希望です。今年もすばらしい4人の新進気鋭の女性科学者が・・・
Michael Sandel教授が来た、そのインパクトは何か? 2010/08/26
 HKの「白熱教室Justice」で大人気のHarvard大学のMichael Sandel 教授が来日。早速、東京大学の安田講堂で講演しました。申し込みは定員の10倍とか?その授業は今日(26日)、NHKで放送されるとか。また再放送も・・・
「アジア青年の家2010」、すばらしい若者たちのネットワークを 2010/08/25
 8月23日は、今年のアジア青年の家「AYEPO 2010」 最後の日で、私も閉会式に参加のために沖縄へ向かいました。安倍内閣のときに政策になり、2008年に始まったプログラム(資料1)です。今年も元気なアジア各国からの・・・
GDPは中国2位、日本は世界第3位へ、The Economist記事から 2010/08/23
 世界第2の日本のGDPは中国に抜かれて第3位に。GDPは国民の数が大きく影響する数字ですから、それほど心配することはないのです。日本の10倍の人口をもつ中国が世界第2位になるのは時間の問題で、とっくに予測されていたところです・・・
「偽リーダー」論 2010/08/20
 「リーダー論」とか、「エリート論」は、いつもなにか調子の悪いときに出てくることが多いテーマです。ですから、この20年ほど、よく取り上げられていたように思います。この数年はあまりにも変われない日本に、皆さん内心ではあきれ、・・・
実践する若者たち、Grameen日本の若者の新しいProject 2010/08/19
 このサイトでしばしば報告していますが、早稲田大学の学生(もちろん休学中)、税所くんたちによる日本人初の活動がBangladeshのGrameen 銀行で始まっています。「アジア最貧国ドラゴン桜」e-education programです・・・
「日経丸の内キャリア塾」で「女性のキャリア」を考える会 2010/08/18
 先日もお知らせしましたが、9月21日(火曜、夕方7;00開始)、日経ホールで「日経丸の内キャリア塾」紙面連載100回記念特別セミナーと銘打った「私たちのキャリア:働き続ける意味」という「女性のキャリア」を一緒に考えるセミナーがあります・・・
日韓の交流、楽しい会合 2010/08/17
 8月15日のLee大統領の演説は約20分、特に北との関係については「平和」「経済」「民族」共同体という3つの戦略的ステップの考えを表明しました。また「Green Growth」についても述べたということでした・・・
ソウルから 2010/08/16
 13日からソウルに来ました。14日にソウル大学 (資料1)、医学部医学研究所 講堂で腎臓グループ30周年の記念講演会があり、特別講演にお招きいただいたのです。このようなことは、ぜひお受けしないとね、大事なことですから。・・・
広がる世界のBlog Networkへ 2010/08/12
 この私のBlogは、基本的に日英両方で発信しています。おもに日本の方達に発信しているとはいっても、英語で発信しなければ、世界の2%の人の中だけのblogだ、ということですし、また多くの内容はグローバルに意味のあることと考えているからです。・・・
「先が見えないからこそ、勇気が出せる」 2010/08/11
 最近の若者は外へ出たがらない、という方が増えています。確かにそんな気もします。でも、そういう方達は自発的に出て行ったのでしょうか?そういう方も多いでしょうね。でも仕事で行った、行かされた方も・・・
大学のバイオ知財を生かす、生かせるか 2010/08/09
 いろいろ課題はありますが、大学などの研究所に集積しているような知財を生かそうという試みが始まります。いいことです、企業サイドから見て魅力的に組み立てようという試みです、課題は頭が痛く・・・
中東の原子力、社会インフラシステムは日本の「Soft Power」 2010/08/08
 今年の1月に、このサイトで6回(1月2日、3日、5日、12日、20日、23日)にわたってアブダビの原子力発電所の国際競争で、韓国がこの仕事を獲得したことについて、報告しました。日本の社会インフラシステム、つまり・・・
NHKがTV放映:Global Health-Chatham Houseから 2010/08/06
 Global Health- Chatham House、Londonでの会議「G8からG20へ」について、つい先日、報告しました。そして、NHKが取材に来てくれたことも報告しました。そのNHKがこの会議の主要参加者のインタヴューをもとにした各約30分・・・
石倉洋子さんとの対話のお知らせ 2010/08/05
 世界級キャリアの作り方」を一緒に書いた石倉洋子さん、blogでもtwitterでも、日々の大活躍が見える、感じられるでしょう。この本は、8刷が出ることになりました。読んでくれる方達が結構おられること、うれしいです・・・
休学のすすめ: web2.0時代の人材育成 2010/08/04
 7月31日、日本医学教育学会の特別講演をしました。そのタイトルは「休学のすすめ: web2.0時代の人材育成」です。私の前の特別講演が、UCSFの学生担当のAssociate Dean、Dr Maxine Papadakis さん・・・
See-D 開催: 現地に適正な技術が世界を救う 2010/08/03
 先日ご案内した「See-D」 が、7月31日(土)、東京大学の福武会館で開催されました。約200人、主に若い学生さんたちが参加、通りがかり飛び入り参加の方もいました。Kopernick も大事な協賛団体です・・・
「休学のすすめ」を実践する熱い学生たち 2010/08/01
 今年の春から、あまりに内向きの日本の若者 (実はもっと上の世代が基本的に内向きなのですが、、、だから若者もそれを見ているのですが、、、) と、これからのグローバル世界の動きとあまりにも・・・
東京大学と医療政策機構で共催の「国際保健政策サマープログラム」 2010/07/30
 東京大学で国際保健、Global Health などの関心が高まっています。私たちが主催する医療政策機構と共同で「国際保健政策サマープログラム2010」を開催しました。約30人の熱心な学生さん(院生、海外で勉強している方もいます・・・
Japan Wine Challenge Gala Dinner & Charity Auction 2010/07/22
 私はワインが好きです。このブログを読んでくださっている方々や、私の友人の中にはワインのエキスパートもいらっしゃるでしょうが、私はそれほど詳しいわけではありません。でも特別な体験をしたときは何回かカラムに書いたりしました・・・
Yunusさんとお会いする 2010/07/17
 Muhammad Yunus さんはBangladeshでMicrofinanceという方式で貧しい女性たちを自立させるプログラムを始め(Grameen銀行)、今やこのMicrofinance手法は世界中に広がっています。2006年のNobel平和賞を受賞されましたが・・・
途上国への新しい展開を:「See-D」コンテスト案内 2010/07/16
 ここでも何度か紹介 (資料1)していますが、途上国などへの「適切な技術」提供による開発への、たくましい学生たちによるSee-Dコンテストキックオフ。「途上国に向けたイノベーティブなアイデアを生み出すための一般公開シンポジウム」、という副題です。・・・
Asian Innovation Forum 2010 開催のご案内 2010/07/14
 去年ここでも報告しました元SONY会長の出井伸之さん(Quantum Leaps)の主催する「Asian Innovation Forum(AIF)」 が9月28、29日の両日、東京で開催されますので、ここでもご案内します。このサイトから申し込みできます・・・
ハノイ Hanoi、腎センター開設10周年 2010/07/13
 冨山さんとの対話の翌日の9日朝、Hanoi へ出発。去年もご紹介したDr Tang やDr Annと立ち上げた腎臓センターの10周年記念の式典の参加です。この計画は20年ほど前から国際腎臓学会が途上国へのプログラムとその主要な活動を・・・
冨山和彦さんとの極めて挑戦的な対話 2010/07/11
 私が若者によく推薦している図書のひとつに冨山和彦さん(資料1、2) の「指一本の執念が勝負を決める」、「会社は頭から腐る」などがあります。まだ読んでいなければ、皆さんにもお勧めです。冨山さんは産業再生機構で・・・
沖縄大学院大学の学長にJonathan Dorfan氏が就任 2010/07/10
 ご存知かと思いますが、沖縄に研究大学院を、という構想が進んでいました。この構想が始まってからほぼ10年、OIST (Okinawa Institute of Science and Technology)独立法人としてSydney Brenner氏を理事長にこの数年頑張ってきましたが・・・
Chatham House, Londonから: G8からG20へ、健康と開発の課題 2010/07/05
 ロンドンのChatham House といえば王立国際問題研究所 The Royal Institute of International Affairs といわれる世界でも有数な国際問題関係のThink Tankであり、デイベートの場であり、しばしば・・・
Harvard大学関係へのCommentaryなど 2010/07/01
 今年のことですが1月 、5月 (資料1)の2度ほどHarvard大学関係の活動に参加しました。1月の会議は何か出版されたわけではありませんが、5月の会議 の報告はChatham House Ruleで参加者内部の文書として作成されました・・・
東京大学での「タフな東大生を育てる」講義シリーズ 2010/06/28
 東京大学の浜田総長は去年12月、「タフな東大生を育てる」 というメッセージを掲げました。その一環として、今年の4月から主として教養学部時代の学生を対象にして・・・
Michael Jacksonと私の家族; Encinoの生活 2010/06/27
 Michael Jackson (MJ) が急死して、ちょうど1年が過ぎました。本当に残念なことです。20世紀の60年代末に「Jackson Five」のリードヴォーカルでデビュー、最初のシングルが続けて(I Want You Back、ABC、I’ll Be There)・・・
熱い思いで世界の役に立つことをしたい学生さんたち、この夏、8月に出かけてみないか? 2010/06/18
 このところ何回か紹介している「Global Change Maker Program」。早稲田の学生さんたちが中心になって自分たちで立ち上げ、いよいよ第1号プロジェクト、「E Education」がYunus教授の率いる・・・
New York City、すばらしい季節、すばらしい議論、若い医師たちとの再会 2010/06/16
 ソウルから14時間、JFK空港に到着。空から見ていてもすばらしい天気でしたが、飛行機から降り立つとカラッとして、まさに一番いい季節の天気です。 ManhattanのMid-Town、Le Meridian へ・・・
「国際保健政策サマープログラム」へのお誘い 2010/06/14
 療政策機構のプログラムの一環として、東京大学大学院と共催で国際保健政策のサマープログラムが7月25- 8月1日にわたって、東京大学本郷キャンパスで開催されます。このサイトの案内でも・・・
ソウルでアジア太平洋腎臓学会 2010/06/12
 先日も、久しぶりに国際腎臓学会の活動 にちょっとだけでしたが参加したことをお伝えしました。6月1日夜、Dohaから帰国。翌日は慶応大学の矢上キャンパスで、去年に続いてSONY寄附講座の・・・
日英米韓国、ガン臨床治験会議 -その報告 2010/06/08
 5月29日付けで日英米韓国のガン臨床治験会議を開催したことを報告しました。その報告が「医療政策機構」のホームページ に出ています。どのセッションも充実していましたが、日本側からすると注目したいのは、韓国の臨床治験のこの数年での急速な国際化と急成長です・・・
Doha, Qatar -3: グローバル時代の教育、日本への懸念 2010/06/07
 グローバル時代と急成長するアジア、そして世界大転換期の予測の時代を迎えて日本の教育には問題が「おおあり」 です。従来の教育を受け、60−90年代までの経済成長時代を経験した人たちとこの20年のジャパン・「バッシング・パッシング・ナッシング・ミッシング」を・・・
目覚める若者たち、世界に出て自力で始めたプロジェクト 2010/06/06
 以前から紹介している若者たち(資料1、2)がいよいよ,本格的に活躍を始めました。 これは最近の朝日新聞 にも出ました。大学を休学して自分たちで現地に向かい、国内でも活動をアッピールしながら、問題解決を模索し、企画し・・・
Doha, Qatar -2: Global Redesign Summitと緒方貞子JICA理事長 2010/06/01
 今回のDoha訪問はGlobal Redesign Summit 参加が目的です。このプログラムなどはウェブで見ることができますが、いわゆる「Chatham House Rule」 で、一部を除いては、発言者がだれかはわからないようにして、文書、報告書等を出すスタイルです。・・・
Doha, Qatar -1: Museum of Islamic ArtとQatar Foundation 2010/05/31
 カタールQatar航空で成田から関西空港経由で29日の早朝、Qatarの首都ドーハDoha に到着。World Economic Forum主催の「Global Redesign Summit」 への参加です。ホテルでしばらく休んでから、Museum of Islamic Art (資料1、2)に出かけました・・・
SONY Computer Science Laboratoryの天才、異才たち 2010/05/30
 「天才、異才が飛び出すソニーの不思議な研究所」といわれる「SONY Computer Science Laboratory (CSL)」 の「Open House 2010」に出かけました。桜田さん、暦本さんの抜群に面白い成果のプレゼン、この2人を迎えて北野さん、所さん司会のパネル・・・
日英米韓国、ガン臨床治験会議 2010/05/29
 すがすがしい天気の5月25日、英国大使館で日英米韓の4カ国でガンの臨床治験についての会議を開催しました。開会には主催者を代表して英国大使Warrenさん、米国大使Roosさん(大使館サイトの「News from the Embassy」、5月27日付)、・・・
Asia Vision 21に参加した「7人のサムライ?」 2010/05/23
 先日、Singaporeで開催されたHarvard UniversityとNational University of Singapore, Lee Kwan Yew School of Public Policyの共催による「Asia Vision 21」についてこのサイトで報告しました。この中で日本方の参加者は7名で・・・
「Invictus」:リーダーの意思、決断と戦略、そして行動 2010/05/22
 1国トップの責任は、1企業トップ、1大学トップより大きいのは当然です。この40−50年の激動の世界で、いろいろ国のトップであった人たちで、長く歴史に名を残すような人は、それほどいるわけではありません。でも・・・
深セン (Shenzhen)、香港、元気な中国 2010/05/21
 Shenzhen (深セン市)に香港経由で来ました。車も多く、香港から中国大陸へ入るのにずいぶん時間がかかりました。新しい建築、道路がどんどん進んでいます。今回の訪問の目的のひとつは「Mission Hills」で・・・
「JUSTICE」; Michael Sandel教授の連続講義 2010/05/19
 ハーバード大学のMichael Sandel教授による連続講義「JUSTICE」がNHKの教育テレビで毎週日曜夜6−7時に放送され、深夜にBSで再放送されていることをご存知の方も多いでしょう。このブログでも先日ご紹介したばかりです・・・
とても刺激的なTEDxTokyo 2010の1日 2010/05/17
 5月15日、東京都臨海副都心にある科学未来館で、去年ご紹介した第1回についで、今年も第2回「TEDxTokyo2010」 が開催されました。すばらしい五月晴れ、さわやかな海風、素敵な会場設定・・・
日本銀行での講演; 「日本の経済低迷とその出口」 2010/05/16
 5月14日、日本銀行での講演でした。このお招きはちょっと驚きですが、約2時間。白川総裁は急用でご出席できませんでしたが、西村副総裁ほかの50人ほどでしょうか。みな優秀な方たちばかり・・・
カナダの新プログラム 2010/05/10
 5月3日、カナダ政府は「Global Challenge Canada」(資料1)という5年間にわたる新しいプログラムを発表しました。これはゲイツ財団が実践している「Grand Challenge Explorations」(資料1)とも・・・
「Asia Vision 21」、Singaporeから 2010/05/05
 4月29、30日のことですが、「Asia Vision 21」会議がNational University of SingaporeのLee Kwan Yew School of Public Policy とHarvard UniversityのAsh Centerの共催で開かれました。このAsh Centerの・・・
借金漬け、日本は崖っぷち 2010/05/01
 世界、特に「先進国」では公的出費が増え続け、しかも経済の回復が遅いので(日本ほどではないにしても、、)、国の債務が増えることに対して懸念が問題にされています。EUではギリシャが債務超過になり・・・
トロントの4日、米国内科学会、トロント大学など 2010/04/26
 4月21日、トロント入り。去年の5月、10月以来の訪問です。米国内科学会年次総会に参加です。私は日本支部長 (資料1)なのですが、この何年かは日程が立て込んでいて欠席続きで、上野副支部長が出席され・・・
カナダ: 朝日「Globe」から 2010/04/21
 朝日新聞では数年前から、毎月2回「Globe」という8ページ特集を組んでいます。内容といい、取り上げるトピックスもなかなかユニークで、とても楽しめるものです。タイトルからもわかるように・・・
新しい息吹きと遭遇のいろいろ 2010/04/18
 4月になって、いろいろ新しい社会への動きを感じる機会がありました。 若いとき、南アフリカのアパルトヘイトからの道のりにもかかわった感動的な経験から、紛争、対立の対話の推進など・・・
休学のすすめ -3: 「留学しない東大生」 2010/04/17
 4月になって、このサイトで2回続けて「休学のすすめ」(資料1)の大事さ、これからの時代の人材育成を担う大学への要請の変化について書きました。世界にビジネスを展開しようにも、特に・・・
「外から見る」方たちの懸念、「外へ出る」元気な若者の「GCMP」 2010/04/14
 今日4月13日の朝から、すでにこのサイトでもご紹介しているPrinceton University名誉教授の小林久志さんと、東京大学理事に就任した、もともとはHarvard Business Schoolで学びそこと日本の・・・
「休学のすすめ」−2: 国際交流基金理事長との対談 2010/04/09
 時々このカラムでも書いているのですが、若いときにいろいろな実体験をすることは自分の人生で「どこに就職したい」のかではなく、「何をしたい」のか、を見つけことはとても大事なことです。・・・
「休学のすすめ」−1: 慶應義塾大学SFC新入生へのメッセージ 2010/04/08
 4月6日は、慶応義塾大学SFC の新入生1,000名を迎えて、いろいろな行事があるのですが、今年の特別講演にお招きを受けました。光栄なことです・・・
大学トップの招聘;KUSTARとOIST 2010/04/01
 前回ポストしたMIT D-Labの翌日は日曜日。アブダビへ向かいました。KUSTARの理事会出席のためです。KUSTARは、何回も書いていますが、アラブ首長国連邦の科学技術高等教育の中心にしたいという意欲的なプロジェクトです・・・
MITのD-Labの素敵な1日、外に出た若者たち 2010/03/28
 20日(土)の朝早くSingaporeから成田へ到着、家に直行。シャワーを浴び、着替えて私の本拠のGRIPSへ急ぎました。今日は1日、GRIPSで「「大学」x 「技術」x 「BOP」」 というタイトルでMITのD-Lab を開催するのです。・・・
Singaporeの水事業 2010/03/23
 Singaporeは小さな島です。歴史的に水の供給の大部分はMalaysiaに依存しており、Johor Bahrから水を送ってもらうことになります。ここの水プラント、管理等はすべてSingaporeが負担です。・・・
Harvard大学女性学長Faustさんの訪問 2010/03/22
 何回かこのサイトでも繰り返し、いろいろと紹介 (資料1,2,3) (3はScienceのEditorialです)していますが、世界のトップ大学では女性の学長さんが多く選ばれ、大きく活躍しています。・・・
ガーナから -3 2010/03/15
 10日は、まずAccra郊外にあるAchimota病院 (写真)へ。ここは英国植民地時代1927年設立、Ghanaの超名門Achimota学校の広い敷地内にあります。この学校の校章にあるように高い理想と、この時代に・・・
ガーナ、アクラから‐2:野口英世アフリカ賞シンポジウム 2010/03/14
 3月9日は、1日「Hideyo Noguchi Afriza Prize Symposium」です。会場もこのHotel内の会議場です。今回の訪問は、このサイトでも何回か報告しましたが、2年前に始まった日本政府の主催する唯一の賞・・・
ガーナ、アクラから -1 2010/03/13
 3月7 日、パリからロンドン経由で夜10時にGhanaの首都Accraに到着。ここは赤道直下、「緯度4゜33’00’’ North、経度0゜12’00’’ West」で、とても「0、0」に近いところです。機内から出たとたん・・・
パリから −2 2010/03/12
 L’Oreal賞の翌日は、朝からAmerican Hospital of Paris (AHP)へ。30余年、AHP理事を勤めているMadame Christiane Guerlainさん(有名な香水です)、いつもお会いしているやはり理事のJohn Crowfordさん・・・
L’Oreal-UNESCO 女性科学者賞受賞式 2010/03/08
 BeauneからTVGでパリへ。2010年のL’Oreal-UNESCOの「Women in Science」授賞式です。今年もすばらしい5人が選ばれました。生命科学関係では2008の受賞者からElizabeth BlackburnとAda Yonathの2人が・・・
韓国に学ぼう? いいことですね 2010/03/07
 前回でも触れましたが、韓国に学ぼうという社説が日経に出たそうです。結構なことです。原子力、サムソン、現代自動車、Vancouver Olympicと、このところ立て続けにまともにパンチを浴びています・・・
「環境後進国ニッポン」、ついに明らかに? 2010/03/06
 日経ビジネス3月1日号の特集を見ましたか?(ネットでは有料のみで見れるようですが、なぜでしょうか)。はじめには「今週の焦点」で、経済同友会代表幹事、リコーの桜井正光会長。いつも財界のうち向きさ加減に・・・
ボボツワナからフランスワインの中心へ 2010/03/03
 ボツワナに5日間滞在し、2月28日の夕方には別れを告げて、現地を出発。Johannesburg経由で、翌日3月1日の朝にはParis CDG空港に到着。TGVでDijonへ(写真1)。そこからBurgundy wineの中心へ・・・
ボツワナから−4 2010/03/02
 ボツワナで5日間、政府への政策アドバイスのセッション、大変疲れましたが、現地の報道からもお役には立ったようでうれしいです。これからのフォローも大事です。日本へ期待も大きい・・・
ボツワナから−3 2010/02/28
 ボツワナ2日目の25日の夜、Phakalane Golf Estate and Hotel Resortでレセプション。同行のGRIPSのWilliam Saitoさん、双日の多田さんのほかにも、日本大使館から大使はご不在でしたが・・・
ボツワナから−2;国内外との送金、携帯とWestern Union 2010/02/26
 ボツワナはとても広い面積の国です。いろいろ話を聞いて見ると、携帯電話は広く普及していますし、皆さん共通言語は英語ですし、義務教育は全体にいきわたり、日本の高校一年までは・・・
ボツワナから 2010/02/25
 来ましたよ、ボツワナBotswanaへ。成田からHong Kong、Johannesburg 経由で、正確に24時間後にここの首都Gabaroneに到着。快晴、暑いけどカラッとしています。直ちにWalmont に・・・
「北朝鮮、イラン、ミヤンマー、ソマリア、そして日本」の共通点は?日本はやはり鎖国か 2010/02/19
 Western Union という米国の会社があります。聞いたことがありますか?これは19世紀の中ごろにできた通信・金融事業会社で、創設者の一人がCornellさんで、この名前をつけた大学が・・・
トヨタ問題はトヨタ固有のものか? 2010/02/17
 トヨタ車リコール問題は1月終わりから急激に広がりました。この問題はトヨタという日本を代表する、そして日本が世界に誇る、世界から高く信頼されている企業だからこそ、トヨタにとって・・・
トヨタの問題と苦悩: 外から見る目、外を見る心 2010/02/15
 リコール宣言になりましたが、トヨタ問題はしばらく続きそうな気配です。米国でもニュースの扱いは大きいですし、豊田社長も近々にも渡米予定と報道されています。米国議会でも・・・
トヨタの問題と苦悩: 外から見る目、外を見る心 2010/02/15
 リコール宣言になりましたが、トヨタ問題はしばらく続きそうな気配です。米国でもニュースの扱いは大きいですし、豊田社長も近々にも渡米予定と報道されています。米国議会でも・・・
「医療改革をどう実現すべきか」: すばらしい一冊 2010/02/14
 医療改革は世界どこの国でも大きな課題です。現在、日本も米国でも、もっとも大きな政治的課題のひとつになっています。国によってその社会的、政治的、経済的、文化・・
医療政策機構の活動と「驚くべき」評価 2010/02/12
 私は6年ほど前から、「医療政策機構」というNPOを立ち上げ、意識を共有する仲間たちと活動しています。機構のサイトからもわかるように、国に頼らず、超党派で医療政策の検討・・・
なんかヘンではないか、トヨタの対応 2010/02/08
 トヨタの車は製品の品質による世界的知名度、市場規模からも、まさに日本を代表する大企業です。高品質、ハイブリッドの開発などで高い評価です。しかし、ここに来てヘンですね・・・
「東大までの人」と「東大からの人」 2010/02/05
 人材育成こそが国家の根幹 であることは、このカラムでも繰り返し書いているところでです。グローバル時代に大変化を始めている時代への人材育成には従来とはまた違った要素が必要です・・・
ダボスからー3 2010/02/03
 ダボス3日目の29日は、午前は何人かのVIPと個別に面談、午後は2時間の長丁場「Prepared for a Pandemic?」、感染症などの専門家のほかに企業、保険会社などの方も参加したセッションの「Discussion Leader」 の・・・
ダボスからー2 2010/01/29
 28日は雪が少し、それなりに気持ちがいい朝です。朝は7;30から、ダボスの町のもう一方の端まで移動、日本からの参加者たち30名ほどで朝食をとりながら懇談をしました。今回は日本から70人ほどの・・・
ダボス会議ー1 2010/01/28
 例年のことなのですが、26日、World Economic Forum 出席でダボスに向けて出発しました。今回はFrankfurt経由でZurichへ。機内で、慶応大学の村井純さん(Internet) 、夏野剛さん(iMode) 、竹中平蔵さん・・・
グローバル時代の日本; 教育の明確な弱さ 2010/01/27
 日本の高等教育を含めた教育全体、つまり人材の育成には、グローバル時代を迎えた世界の動向、基本的にパラダイムシフトがきたという認識が欠けていると思います。このサイトでも、私は繰り返し・・・
印韓両国の関係、一層密接に 2010/01/23
 インドは10億の人口を抱え、今後何十年に渡る経済成長が見込まれる国ですがそのインドにおける日本企業のプレゼンスが低いことについては何度もこのサイトで強調してきました ・・・
UAE原子力発電は韓国の勝ち-?その5;積極的な大学交流も 2010/01/20
 この1月、このサイトで4回にわたってAbu Dhabi での韓国原子力の競争力にフォーカスして伝えましたが、その理由はここから学ぶことが多く読み取れるからです。ところで、ここには目標に向けた・・・
Harvard大学キャンパスから 2010/01/19
 1月14にBostonに来ました。ここには久しぶりです。15,16日に開催されHarvard大学 School of Public Health (SPH)の「Harvard Center or Population and Development Studies」所長Lisa Berkman 企画の会議です・・・
日本だけがデフレ、民主党政権の成長戦略、そしてあなたの考えは? 2010/01/16
 国内経済はデフレ一色、すでにデフレスパイラルに入りつつあります。これは気分の問題、政策の問題とかいろいろ意見はありますが、OECDで日本だけがデフレなのです。なぜでしょう。困ったものです・・・
女性の活躍はまだまだ 2010/01/14
 前回は、国際化に際しての日本企業に内在する「女性への偏見?恐れ?」 があることに言及しました。でも、これは日本では一般的なことで、私もこのサイトでもしばしば発言しているところです。サイト内で「女性」、「男女」、・・・
野村證券とリーマン: 「外」から日本を見る目、「自分」を感じとるセンス 2010/01/13
 いまさらながらの 2008年9月の 「リーマンショックLehman shock」以来、世界経済は大変です。いかにWall Streetに集まった「秀才の貪欲」がひどいことになるのか、この1年ほどは「資本主義」の本質論が出始めているのは結構なことです・・・
アラブ首長国、原子力発電は韓国の勝ち−その4 2010/01/12
 今年1月に入ってこの報告シリーズを3回出しました。この背景と、これからの成長産業「クリーンエネルギー」を日本がどのように推進して行くのか、大いに参考になることが多いのでわざわざ書いているのです・・・
石倉さんの「グローバル アジェンダ セミナー」 2010/01/11
 このサイトに来てくださる方の多くは石倉洋子さんのことをご存知と思います。私と「世界級キャリアの作り方」という本も出ました。もっとも、彼女がもっぱらリードしてまとめてくれた本ですが ・・・
「ものづくり」と、相手を知った「ものがたり」の違い 2010/01/08
 日本の「強さ」は何か。多くの方々が「ものづくり」、「技術」、「匠の技」などといいます。しかし、それだけでは需要を創る、顧客の心をつかみ財布の紐を緩める、新しい市場の開拓には不十分 です ・・・
アラブ首長国United Arab Emiratesの原子力発電は韓国の勝ち-その3 2010/01/05
 第1,2報に続いて、いろいろ世界に話題になっている、韓国原子力の勝利ですが、海外、韓国、フランスの対応など、興味深いものがあります。 ところで、前回の2報の記事にあるアブダビの担当責任者「ムハマド王子」 とは ・・・
グローバルアジェンダと日本 2010/01/04
 去年の11月のことですが、慶応義塾大学グローバルセキュリテイ研究所が主催する「グローバルアジェンダと日本; 地球社会とグローバルリテラシー」に参加したことは報告 しました。朝日新聞の船橋主筆によ・・・
アラブ首長国United Arab Emiratesの原子力発電は韓国の勝ち-その2 2010/01/02
 原子力発電の国際入札で韓国の勝ちについて、私なりの現地のソースからはどんな受け止め方だったのでしょうか?大体、以下のようなものでした。 1. 「予想はしていましたがショックな結果です・・・
アラブ首長国United Arab Emiratesの原子力発電は韓国の勝ち?その1 2010/01/02
 去年の暮れに、世界を驚かせたニュースが入りました。新聞などにもちょっと出ていたかと思いますが、United Arab Emirates首長国(UAE)での原子力発電所4箇所の国際公募があり、だいぶ話題になっていました・・・
あけましておめでとうございます 2010/01/01
 50年ぶりの政権交代とはいえ、課題があまりにも多い日本、そして激変する世界。 今年は政府、政治、財界産業界、ジャーナリズム、大学、科学者、NPOなどなど、時代を見通し、行動する、もっと多くの人たちが出てきて欲しいものです。 ・・・
GEW;日本経済新聞で広告報道 2009/12/24
 11月16-20日に開催した「GEW: Global Entrepreneurship Week」についてこのサイトでも2回にわたって報告しました。「GEW -1」、「GEW -2」 です。この2つの講演会について・・・
Abu Dhabi、Khalifa大学 2009/12/22
 Washington DCから、Dubaiへ飛びました。6週間前にも同じフライトを飛びましたし、3 週間前にもDubaiへ来ましたから、約6週間に3回Dubai空港に来て、Abu Dhabiへ来たわけです・・・
オバマ大統領のNobel平和賞スピーチ、そして日本への懸念 2009/12/21
 今年のNobel平和賞受賞に当たってオバマ大統領がどんな演説をするのか、世界が見て、聞いていました。大体、オバマ大統領の受賞そのものに大いに異論もあったのですし、さらに直前に・・・
世界銀行での会議、そして世界銀行で働いてみよう 2009/12/20
 12月10、11日、Washington DCの世界銀行World Bankで「2009 Global Forum: Building Science, Technology and Innovation Partnership for Building Capacity 科学・技術・イノベーションと・・・
上海・東京の交流を 2009/12/18
 11月の中ごろでしたが、六本木ヒルズで「上海・東京グローバルコンファレンス」が開催されました。東アジア経済圏の成長という視点と、来年の上海万博を見据えた企画です。奥田 碩トヨタ自動車相談役・・・
「知の鎖国」、続編 2009/12/13
 ところで、なぜ私がこの本「知の鎖国」に気がつかなかったのか。これが私にとってはちょっと気になっているのです。何しろわたしはこのことを繰り返し指摘し発言してきたのですから・・・
「知の鎖国:外国人を排除する日本の知識人産業」と、科学研究関係の「事業仕分け」 2009/12/12
 この刺激的タイトルの本 は、米国で日本について学び (Princeton大学、 Harvard大学PhD)、日本で大学教授を含めて20数年(特派員、文化外交官、学習院大学等で教授など)を過ごした「知日家」の・・・
「医学と芸術展」がオープン 2009/12/07
 森美術館で「医学と芸術展」の展示が始まりました。Wellcome Trust との2年近い計画が実ったもので、来年2月いっぱい開催されます。 Wellcome Trustは英国最大規模の医学研究支援の財団ですが・・・
‘Nature’誌のMentor Award; The Crazy Ones 2009/12/03
 Natureといえば、科学界で知らない人がいないほどの科学雑誌です。このNatureが、4年前に「Mentor Award」 を開設しました。編集長のPhilip Campbellさんの趣旨に私は全面的に大賛成で・・・
活気あふれる「Open Research Forum 2009」 2009/11/30
 Dubaiから帰国して翌日は「ORF2009」という慶応大学主催の講演会シリーズ、「G-SEC第3回年次カンファランス」の「グローバルアジェンダと日本」 (資料1)、 パネルに出ました。会場では・・・
「戦略シフト」 2009/11/28
 私の友人、石倉洋子さんの最新書「戦略シフト」については以前にも触れましたが、本書はビジネスリーダーの方々にとって必読書であると思いビジネスマン向けの週刊誌「週刊ダイアモンド」に書評を書きました・・・
Global Agenda Council 2009/11/28
 GEWから関空経由で早朝のDubaiに到着。World Economic Forum主催の「Global Agenda Council」(GAC),(資料1)に1日遅れで参加です。 空港から去年と同じJumeirah Al Qasr Hotel に・・・
GEW -2: メインイヴェント-グローバルに活躍する起業家 2009/11/26
 GEWの今回の特別企画とも言うべきイヴェントが20日にGRIPSで開催されました。 気候変動についてCopenhagenでの「COP15」開催を3週間後に控え、さらに日本では新政権で「2020年までにCO2排出・・・
GEW -1: 「Entrepreneur = Change Agent」 2009/11/24
 Global Entrepreneurship Week (GEW) は、英国Brown首相の提案で始まり、Kauffman財団が推進する、この時期に世界で同時に開催しながら世界にEntrepreneurshipを広げようというものです・・・
APEC Business Summit、Lee Kwan Yewの対話 2009/11/22
 Singaporeから帰国した11月6日から1週間、いろいろ講演や会議などで忙しく過ごした後、12日はAPECの一部であるCEO Summit へお招きを受け再びSingaporeへとんぼ返り。おおくの企業が参加して盛会でした・・・
環境技術と日本の成長、アジアの成長 2009/11/18
 日本の環境技術は優れています。世界一のものが多くあります。 グローバルにクリーンエネルギー、環境などの技術が注目を集めています。日本にとってこれらの技術を世界に広げる大きなビジネス成長の機会・・・
毎日が活動日 2009/11/13
 Ottawaに始まり、Singaporeで終わった12日間の「世界一周」、会議の連続から帰国しました。 早朝に成田に着いた午後は「日本-スペイン」の科学技術政策についての元宇宙飛行士、科学未来館館長の毛利さん・・・
Singaporeにて、Asia Health Forum 2009/11/12
 Abu Dhabi から Dubai空港を経由してSingaporeに飛びました。Singapore政府EDB (Economic Development Forum) 主催のAsia Health Forumに出席するためです・・・
サンディエゴからアブダビへ、Festival of Thinkersとブガッティ 2009/11/10
 トロントから太陽の輝く美しいサンディエゴに飛び、一泊して2つの重要な会議に出席しました。1つはDOPPS という末期慢性腎臓病の臨床診療パターンを世界規模で評価、比較する大型プロジェクトの会議で・・・
ガードナー賞 2009/11/06
 ガードナー賞の一日は2009年受賞者による業績についての講演で始まりました。講演は学術的に内容が優れているだけでなく、受賞者自身や、自分の研究を支えた周囲の人たちの科学への情熱を・・・
Torontoからー2、ガードナー財団Global Healthシンポジウム 2009/11/04
 ガードナー賞50周年記念の今回、特筆すべき新企画はGlobal Health賞の創設です。グローバルな現代においてグローバルヘルスは重要かつ緊急な課題ですから、この賞は大変タイムリーであると言える・・・
トロントから-1、`Wikinomics’の名士との出会い 2009/11/03
 前回のカラムでご報告しましたように、私は今トロントに来ています。トロント大学とGRIPSが共同で今年の早い時期から進めているプログラム(資料1)のことでトロント大学と打ち合わせを・・・
オタワでグローバルヘルス、トロントでイノベーション 2009/10/31
 カナダは来年G8サミット(おそらく最後のG8で最初のG20となるでしょう)の主催国となります。当然のことながら、グローバルヘルスをサミットでの主要な議題とするために、カナダの様々な分野で・・・
「岡目八目」、宋 文洲さんの辛口カラム 2009/10/27
 宋 文洲さん は大変な苦労の後、「ソフトブレーン」で成功した起業家です。時々テレビでも見かけます。北海道大学大学院に留学、その後は苦労しながら日本で成功した起業家の一人です。このような実体験の背景から・・・
2つのExecutive Session; リーダーシップ、イノベーション、女性のパワーについて考えたこと・感じたこと 2009/10/26
 最近私は2つのExecutive Sessionに出席する機会がありました。その一つはロンドンで開催された業界トップクラスを誇るグローバルな会社の世界戦略に関する会議です。この会社は最近或る買収合併に成功したばかりです・・・
日本がまた元気になるには 2009/10/18
 ジャパンタイムズの2009年10月18日版に私のインタビュー記事(URL、PDF )'How Japan can regain its vitality (日本がまたげんきになるには)’が掲載されました。基本的なメッセージは私が日頃からブログで・・・
「外から見える日本」を理解する努力 2009/10/15
 このところ、「外から見る日本」のことを2度ほど(資料1)かなり直接的な表現で書きました。この意見については評価してくれている方たちが結構おられる様子がネットでも伺えます。ではどうしたらいいのか・・・
「外から見た日本」への懸念 2009/10/14
 このカラムを時々訪問してくださる方はすでに感じ取るっておられるでしょうが、私は以前から日本の将来に懸念している一人です。ちょっと以前までは「いざなぎ景気以来」などという妙な「いいわけ」のような・・・
STS Forum、科学技術担当大臣会合、Young Scientistsとのセッション 2009/10/10
 京都で開催されるSTS Forum (Science and Technology in Society Forum) に参加しました。始まりのときから手伝っています(資料1、2)。世界から政治、ビジネス、科学など広い分野の方々が集まって・・・
学生さんとの交流、blogからの、過去からの出会い 2009/10/09
 生さんたちとの交流はいつも楽しいものです。パリから帰って翌日、大阪に来ました。昔からの友人であり、大阪大学で分子薬理学をリードする倉智教授が中心になって開催している大阪の5大学の学生さん・・・
MITのD-Lab、学生との起業 2009/10/08
 先日もMITのD-Labを紹介しました。ここで活躍している遠藤くんが、日本を訪問した機会に、ということで私を尋ねてきました。私のイノベーション関係の研究や教育活動に参加してくれている・・・
パリ、UNESCO-L’Oreal賞、そして「ソフトパワー」 2009/10/02
 秋のパリはいいですね。9月28日に出かけました。以前にも報告した素晴らしい女性科学者を表彰するL’Oreal賞の選考委員会が29日に開催されるのです。以前も報告 (資料1)しましたね。・・・
ハノイ、ヤンゴンへ 2009/10/01
 久しぶりにハノイに来ました。今回の目的は2つ、本田財団のYES活動(Young Engineers and Scientists)(資料1、2)の一部でもあり、もう1つはヴェトナム政府の科学技術政策をめぐる・・・
医師のプロフェッショリズム 2009/09/30
 特に最近はよくこの言葉「プロフェッショリズム」が使われますね。なぜでしょう。どの職業でも同じようなことがいえるのでしょうが、医師については特に歴史的にもこの言葉が使われます・・・
ジャック・アタリさんと会う 2009/09/28
 9月16日、フランス大使館で来日中のジャック・アタリさんとの夕食にご招待されました。うれしいですね。一緒のテーブルだったので、いくつかの話題で意見交換ができました・・・
ダボス会議;世界の中の日本 2009/09/26
 昨日、思いがけなく、BSフジテレビの番組で「ダボス会議;世界の中の日本」というテーマで論じました。ネットhttp://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.htmlで見れますので・・・
Asia Innovation Forum開催;「外から」日本を見る目 2009/09/16
 先日ご紹介しましたが、元SONY会長の出井さんが主催する「Asia Innovation Forum」が、9月14、15日の両日にわたって六本木ヒルズで開催されました・・・
サマーダボス -2  輝く日本女性たち 2009/09/15
今回のサマーダボスの感想です。一言で言えば地元とはいえ、中国の元気とプレゼンスの大きさ、政府の力の入れようは温家宝首相、天津市長の挨拶など、すごいものです。そして・・・
サマーダボス・大連で:「D.Light」 など、活躍する社会起業家たち 2009/09/12
 夏のダボスでも「社会起業家」たちは注目です。日本は技術先進国ですし、とかく世界を国内からばかり見ているので、国際貢献といっても、思考、製品の基本に「現地での感覚がかけている・・・
ダボス会議東京事務所開所記念の集まり、そしてニューデリー、台北、サマー・ダボス大連へ 2009/09/11
 ダボス会議は世界的に知られているいわゆる「track2」のグローバル社会の対話の場であるといえます。このサイトでも「サーチ」していただければ多くの報告が読めます。今年で39年ということですが・・
民主党が衆院選圧勝、それから? 2009/09/08
 8月30日の衆院選で民主党は自民党に対して歴史的な地滑り的大勝を収めました。自民党は1955年以来、いわゆる「55体制」と「鉄のトライアングル」による日本株式会社を構築し、政権を担当してきた政党・・
SteLA, K-RIP, そしてGrameen Change Maker Program 2009/09/07
 先週はSteLA, K-RIP そして Grameen Change Maker Programという、三つのユニークなプログラムとご縁がありました。STeLA はScience Technology Leadership Associationの略で・・
教育改革についてDonna Scottさんから寄稿をいただきました 2009/09/02
 ブログをはじめ色々な場面で日本や世界の教育改革について意見を述べていますが、それはこれが数ある日本および世界の政策課題の中でも最も重要な問題であるからです。このブログを・・
所 真理雄教授のコース、英語のメール 2009/08/31
 8月24日のpostingでご紹介したSONY CSLの所 真理雄さんですが、慶応大学の教授 (もともとそこからSONY CSLへ移ったのですが)もされていて、「イノベーション」のコールを・・
天才・異才が飛び出すソニーの不思議な研究所 2009/08/24
 これは最近の本のタイトルです。著者は「所 真理雄、由利伸子」、本の帯(オビ)には「北野宏明 、茂木健一郎 、高安秀樹 、暦本純一 らを・・
沖縄へ、アジア青年の家、インフルエンザ、そして沖縄科学技術大学院 2009/08/21
 去年に始まった「アジア青年の家」(資料1)へ参加です。去年も報告しましたが、アジアと日本の若者たちが、沖縄で約3週間、一緒に過ごそうという計画です・・
グローバル時代への教育改革者 2009/08/17
 リーマンショックの後、当初の国内の予測と違って、鉄のトライアングルが始まった「55体制」が行きづまったからなのか、日本の経済の調子が予測以上に悪く・・
Asian Innovation Forum 2009/08/16
 出井伸之さん は、グローバルに活躍するビジネスリーダーの一人です。わたしとは哲学も時代の認識も共有するところが多く・・
アラブ首長国連邦の大学生たちの来日 2009/08/15
 アラブ首長国連邦 (The United Arab Emirates; UAE) は日本ととても強い関係があります。ドバイ 、アブダビなどがよく話題になります。・・
政治の行方、ジャーナリスト清水真人さん 2009/08/10
 いよいよ衆議院選挙です。4年前の2005年9月11日、小泉総理の「郵政」解散から自民党が圧勝した衆議院選挙がつい最近のようにも感じられますが・・
「製造業ガラパゴス化」からの脱出 2009/08/08
 携帯電話を典型例として、ハイテクではあるが世界を目指さない、目指せない日本の製造業について「ガラパゴス化」という表現が広がりました・・
ジャック・アタリ、 「21世紀の歴史」 2009/08/06
 人類の歴史を振り返り、将来を予測する、これはいつも大事なことです。「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」、「Historia Majistra Vitae」 、洋の東西を問わず、同じ言葉が受け継がれています・・
アメリカ後の世界 The Post-American World 2009/07/28
 Fareed Zakariaは新進気鋭(1964年生まれ)、世界でもっとも活躍している「旬」なジャーナリストであり、NewsweekのInternational Editionの編集者です。自身のサイトもあります・・
ケインズとシュンペーター 2009/07/23
 ウォール街に端を発するリーマンショック(2008年9月)から、世界的規模の金融危機、経済の低迷が続いています。各国で公的な支援策が取られ、広い意味で政策競争の様相を呈しています・・
The Open at Turnberry 2009/07/20
 石川遼君がTiger Woodsとはじめの2日、一緒にプレーしたので、第138回全英オープン The Open (1860年に始まる、明治維新の直前ですね)を夜遅くまでテレビをご覧になった方も多かった・・
私の好きな COEDOビール 2009/07/17
 COEDOビールは「小粒でピリリ」とでも言いますか、とても「おしゃれ」なブランドです。COEDOとは「小江戸」。そう、埼玉県の川越のことですね。そこで造られるCOEDOビールです・・
インドIIT学生の日本での研修 2009/07/16
 Indian Institute of Technology といえば、インド屈指の名門大学で、世界で活躍する多くのリーダーを輩出しています。そこの優秀な学部学生を対象とする本田財団による・・
佐藤可士和さんの事務所訪問 2009/07/15
 佐藤さんはUniQloのNYCのフラッグシップ店をはじめとする、実にユニークで斬新なデザインから,最近ではプロデュースまで手がける、最も注目されている、なんと言ったらいいか、アート・・
「ノーベル賞とアカデミー賞」対談のその後 2009/07/08
 先日、このタイトルのようなとても魅力的な対談の司会をするという珍しい機会に恵まれたことをお話しました。この「週刊ダイアモンド」誌が発行されましたので、対談記事 を紹介します・・
アメリカ内科学会日本支部 2009/07/04
 この学会はなかなかユニークなものです。なぜアメリカ内科学会(American College of Physicians- ACP )に日本支部 があるのか、ということです。これについては以前ご紹介していますので・・
グローバル時代のイノベーション 2009/07/03
 今年2月、学士会の午餐会でグローバル時代のイノベーション」という講演 をさせていただきました。学士会会報 877号(平成21年7月号)に掲載されています。うれしいです。お時間のあるとき・・
知的な刺激に満ちた2日間、Azimiさん、宮川さん、池上さんと 2009/07/01
 先週の金曜日(6月26日)、広島へ行ってきました。UNITAR広島事務所の初代所長として6年の任期を勤め上げたNassrine Azimiさん(参考)の最後のRoundtableです。「多様性Diversity」をテーマに・・
素敵な計画「Grameen Change Makers Program」 2009/06/29
 早稲田大学2年生の3人とその仲間が、去年の暮に私を訪ねてきました。彼らはバングラデッシュをたずねて、その状況に愕然として、「自分たちで何かできないか、そこから日本を変えたいのです・・・
インフルエンザ文明論 2009/06/25
 月の終わりからブタ由来のインフルエンザが広がり始め、世界中が大騒ぎになりました。速やかな科学的分析と対応、世界をまたぐ情報の共有を通して、幸いに今回はさほど大きな人的・・・
ノーベル賞とアカデミー賞 2009/06/17
 この二つの賞は「科学・平和・文学」と「映画」で、それぞれ世界最高の栄誉と広く考えられている賞です。21世紀になって日本人ノーベル賞受賞者 (資料1)、が次々と出ました。去年は・・・
美しい国日本 (ただし、幾多の問題も。。) 2009/06/16
 UNITAR広島事務所所長Dr. Nassrine Azimiは真の知識人であり、私が深く尊敬する良き仲間の一人です。5年前に来日されたときからご一緒に仕事をしていて、そのことについては私の過去の・・・
カンボジア、そして新しい縁結び 2009/06/15
 以前、このブログでワタミの渡辺美樹さんをご紹介しました。「夢を実現させよう」と広く発信し、実践している素晴らしい起業家です。教育にもとても熱心で、自分で学校を経営し、またカンボジアで・・・
インドとカリフォルニアと東京 2009/06/11
 東京でIndian Institute of Technology とUniversity of California at Los Angeles, University of California at Berkeleyの日本の同窓会の主催で「インド−日本−アメリカの関係」という・・・
イノベーション・クーリエ事業 2009/06/04
 「イノベーション25」の政策を受けて、様々な施策や活動が始まっています。その一つに、私も協力している「イノベーション・クーリエ」という事業がありまして、いろんな事業、講演会・・・
Stanford大学と日本起業研究 2009/05/29
 去年からStanford大学の Stanford Project on Japanese Entrepreneurship (STAJE) というテーマの共同研究があります。「MOT」で著名な元副学長のWilliam Miller先生たちとはじめたのですが・・・
地球温暖化へ、日本の目標はどこに? 2009/05/27
 地球温暖化は、全人類にとって21世紀最大の課題です。対策は遅々として進みません。難しい問題がたくさんあります。でも行動は待ったなしです。100年に一度の経済の低迷とかで、どこかに吹っ飛んで・・・
「重層的な国際交流」を推進する教育と人材育成を 2009/05/26
 わたしは、この20数年にわたって、若者たちに世界との「他流試合」をさせることの大事さを主張してきました。このサイト内でも赤字で示したようないろいろなキーワードで検索してみてください・・・
TEDが東京へ 2009/05/25
 「TEDが東京へ」といわれて、いよいよ来たか、という方は相当な人ですね。でも本当なのですよ、これが。5月22日、TEDxTokyoがお台場の未来館で開催されました。200人限定、全部英語・・・
カナダからの訪問 2009/05/22
 このところカナダの話題(参考 1、 2、 3) が多いのですが、日加修好80周年ですから例年より交流が多いのかもしれません。カナダの国会議員、House of CommonsのOlivia Chowさんが・・・
2009年度科学ジャーナリスト賞 2009/05/21
 5月14日、科学ジャーナリスト賞の授賞式が東京で行われました。私も審査員の一人として、受賞者の磯部泰弘さん、吉尾杏子さんを紹介する機会がありました。皆さんそれぞれ力作で、特に楽・・・
Chateau Margaux 2009/05/20
 Chateau Margouxは言うまでもなくBordeauxを代表する名門、「フランスワインの女王」といわれます。蔵出しのVintage物を飲もう!という会にお招きを受けて、素敵な料理と素晴らしい方たちと・・・
好機を捉える、大変革のとき、しかし、リーダーはどこに? 2009/05/18
 日本の状況はすこぶるよろしくありません。もちろん世界中がよろしくない状況です。変革を起こし、政治、産業、経済、教育等々、将来の展望を皆が模索しているところです・・・
Torontoから−2 2009/05/15
 「豚インフルエンザ」のニュースが飛び交う中、5月2日の午後に再びToronto大学のMassey Collegeに向かいました。ちょうど昨日のMunk Centerの向かいにあります。Gairdner賞の責任者・・・
Torontoから−1 2009/05/13
 5月1日、Washington DCからTorontoにやってきました。5年ぶりになります。今回はUniversity of TorontoのMunk Center for International Studiesへの訪問が主目的です。まずは・・・
ワシントン、その3: 世界銀行から 2009/05/11
 2008年1月に世界銀行で講演(資料1、2)をし、また直後の2月には東京でGlobal Health Summitが開催されましたが、これらから双方向で大きな信頼関係を築くことができました。今回の・・・
ワシントン、その2; Atlantic Council 2009/05/03
 ワシントンにはいろいろなシンクタンクがあります。日本でもよく知られているのはCSIS、Brookingsなどでしょうか。日本の方も勉強に行っていますが、世界第2の経済大国としては、それほど・・・
オバマ大統領のスピーチと科学技術政策 2009/04/30
 Washington DCにやって来ました。東京を出発する前夜の27日、オバマ大統領がNational Academyの総会で、科学技術に関する政策についてスピーチがあり、インターネットのライブで聞きました・・・
「出る杭」を伸ばす他流試合 2009/04/27
 4月17日のブログでGairdner賞について書きましたが、その中で、京都大学の2人の教授、森和俊さんと山中伸弥さんが主として日本での研究成果で受賞したと紹介しました。これまでの日本人受賞者の・・・
外科医 木村 健さん:日米の「違い」から学ぶ実践的改革 2009/04/27
 アイオワ大学で小児外科医として腕を振るってきた木村 健先生と久しぶりに対談の機会がありました。日米では社会制度も医療制度も医師の教育や研修にも大きな違いがあります。実体験に基づく・・・
ゲイツ財団の「枠を外れた」Grand Challenges 2009/04/24
 研究申請や研究論文の評価にピアレビューが大事であることは論を待ちません。しかし、「イノベーション」は私の言う「新しい社会的価値の創造」ですから、思いがけないアイデアや、「常識はずれ・・・
Elizabeth女王の誕生日 2009/04/23
 英国大使館では、女王陛下の誕生日パーティーが毎年開催されます。これはどこの国の大使館でもあることですね。日本大使館では天皇誕生日に行うでしょう。4月21日、そのパーティーに出かけて・・・
Human Rights Watch 東京事務所開設 2009/04/22
 Human Rights Watchをご存知ですか?なかなかすごい活動をしています。先日ここの東京事務所が開設されました。土井香苗さんが少女時代に悲惨な場所を見聞し、何とかしないと、何かしたい・・・
Gairdner賞、山中、森のお二人の受賞と素晴らしい先達たち 2009/04/17
 顕著な学術研究に対する顕彰があります。医学生命科学分野でもいろいろな賞がありますが、この分野で最も権威があるものとしてはGairdner(ガーデナー)賞、Lasker(ラスカー)賞、そしてNobel賞・・・
さまよう医療政策改革、「プリンシプル」のない日本の政策 2009/04/01
 医療崩壊とか医師の定員増といい、卒後臨床研修もご都合で後退し、この国の政策はどんな目的で、何をしようとしているのかさっぱり分かりませんね。皆さんもそう感じているのではありませんか?・・・
La Jollaから、Entrepreneurship会議 2009/03/27
 Kauffman財団 は「Entrepreneurship」(「起業家精神」とか、「進取の気性」(梅田望夫:「ウェブ時代 5つの定理」)とでもいいましょうか、何も事業ビジネスのことだけではありませんから・・・
タヒチ−4 (吉田松陰のこと) 2009/03/25
 先日のブログ「タヒチ−3」で、灯台の入り口にあるプレートの写真を掲載しましたが、そこには以下の一文が記されています。“ Robert Louis Stevenson、Tahiti 1888・・・
「東大とノーベル賞」、荒野を目指さない若者たち 2009/03/24
 このブログで繰り返し出てくるテーマに、「グローバル世界」と「教育・人材」があります。グローバルな競争の時代に、グローバルな課題に取り組むためには、国家による科学技術への・・・
タヒチ−3(Captain Cook、Baunty号、Stevensonの灯台) 2009/03/22
 Tahitiはゴーギャン(Paul Gauguin 1848-1903)がよく知られていますが、一方でCaptain Cook(1728-1779)も有名ですよね。3度の大航海というCookの偉業は本当にすごいものです・・
タヒチ−2 2009/03/17
 タヒチ(参考1)というと、誰もが一度は行ってみたいと思う、太平洋の遥か彼方の素敵なリゾートというイメージでしょう。特にTahiti諸島のBora-Bora島など、新婚旅行の旅先としても人気が・・・
タヒチ−1 2009/03/07
 日本から遥か南のタヒチに、初めてやって来ました。タヒチ航空(Air Tahiti Nui)の直行便で成田から11時間。成田−Tahiti島(Papeete)を週に2便飛んでいます。今回は太平洋科学会議で・・・
オオワシとオジロワシ 2009/03/03
 写真1はオオワシ、カムチャッカから北海道の北の海を中心に生息する世界でも2番目に大きなワシです。そして写真2は、少し小さいオジロワシです。これらの写真は、私の友人が1週間前に撮影したものです・・・
日韓の将来。佐藤剛蔵に学び、その遺産の継承へ 2009/02/26
 先日のブログで、20世紀の前半、韓半島の医学教育に貢献された佐藤剛蔵先生について少し触れました。2007年の10月、ソウルへ同行してくれたジャーナリストの出口さんの名文があります・・・
Canada and France大使館 2009/02/25
 カナダから、前科学技術顧問のArthur CartyさんをリーダーとするNanotechチーム一行6名ほどが来日され、18日にCanada大使館でレセプションがありました。活気のある時間でした。去年9月に着任した・・・
「神の雫」 150年物のChateau Lafite Rothschild、究極の贅沢 2009/02/19
 150年前の日本は明治維新(1867年)直前の大変化の時でした。英仏との公式な国交が始まったのもそうですし、慶應義塾の創立も150年前でした。去年はいろいろと150年の記念行事が開催されました・・・
ローマから、G8 SummitのGlobal Health Agenda作りへ 2009/02/16
 11日は、例によって成田21:55発、Air Franceの最終便でパリへ向かいました。この3〜4年、何度もこの便を使っています。1日仕事をしてからゆっくり成田に行けますし、ヨーロッパに行くのには・・・
再びニューデリーから 2009/02/10
 ダボスからミュンヘン経由し、2日の早朝にニューデリーに到着。この1年の間に3回目の訪問となります。インドは理解し難い、不可思議な国と感じる人も多いでしょう。面白いblogがありますので・・・
ダボスから−4 2009/02/06
 31日は英国のGordon Brown首相の後に、麻生総理の力強い演説がありました。特にAfghanistanでの学校や医療施設の建設や援助、Kabul国際空港の復興支援、Palestineでの日本の活動、またAfricaへの援助・・・
日本国のビジョン、私の考え 2009/02/05
 今年の元旦のブログから「国家ビジョン」について繰り返し発信しています(参考: 1、2、3、4 )。この背景には、去年12月に2回、そして今年1月に1回、同じ趣旨で講演する機会のあったこと、オバマ新政権・・・
ダボスから−3 2009/02/04
 今回から“IdeasLab with ・・・”という企画があり、何とか時間を調整してYale大学主催のセッションに参加しました。4人の先生が5分ほどで要点を整理して問題を提起し(power pointも使える形式・・・
ダボスから−2 2009/02/03
 快晴が続きます。会議のセッションや報道などは、Webサイトでいろいろと見ることができます。時間のあるときに見てください。日本の産業界からの若い人たちが、少しずつ目立ち始めました・・・
ダボスから−1 2009/02/02
 今年もまたダボス会議に来ました。これで9年連続の参加になります。今年はパネルも3つあり、結構忙しいのです。話題の中心はなんといっても金融システムの崩壊と経済の大不況です・・・
またまたロンドンから 2009/01/31
 去年の11月につづいて、またロンドン(11/14、11/15 )に来ました。ロンドンへはいつも、成田21時55分発、パリ4時30分着のAir Franceを使います。その朝5時半頃、Charles de Gaulle空港のLoungeで・・・
グローバルヘルス Global health 2009/01/25
 このサイトでいろいろな形で繰り返し出てくるのが、私たちのNPO 「Health Policy Institute, Japan」活動の一つの柱の「Global Health」関係です。これは国内の、そしてグローバル世界の・・・
国家のビジョンと新エネルギーと農業政策 2009/01/22
 今年に入り、このブログでいろいろと国家ビジョンについて触れています。元旦のブログに始まり、7日、20日、21日のブログなどがそうです。それから、13日に書いたブログもこれに関連して・・・
「脱・できない理由」 2009/01/21
 朝日新聞の夕刊に「窓」という論説委員室のコラムがあります。12月に行った私の講演を聞いて、村山論説委員が「脱・できない理由」というコラムを書いてくださいました。嬉しいですね・・・
科学技術振興事業団の新春に、「日本の国家ビジョン」を 2009/01/20
 Washington DCから帰京して早々の14日、政府、学界、産業界の科学技術関係者の多くが集まる科学技術振興事業団(JST)の新春の会合がありました。毎年行なわれていて、会場は満員です・・・
「大学病院革命」、慶應義塾大学病院への提案 2009/01/19
 慶応義塾医学部新聞(2008年12月20日号、第686号)の1面に、戸山病院長と私の対談、“今こそ建学の精神に立ち戻り、未来へ向けた「大学病院革命を」!”が掲載されました。慶應義塾大学病院の・・・
ワシントンから−2、科学者たちの新しい協力へ 2009/01/16
 今回のワシントンでの3日間は、ほとんどを米国科学アカデミーの内部で過ごしました。何人かの方たちとの会談も、アカデミーに来ていただいて行いました。8日はホテルにチェックインして一休み。午後からは・・・
ワシントンから−1、オバマ政権首脳人事の「すごさ」と期待 2009/01/13
 この3年、正月はじめにワシントンを訪問するのが恒例になっています。今年は例年とはまったく違う雰囲気です。新しい大統領に対する期待が、これまでに彼が人選を行なった閣僚や顧問団が極めて「質」・・・
次期大統領オバマ氏、U Street(ワシントンDC市街)へサプライズ訪問 2009/01/12
 先週ワシントンに3日間出張してきました(出張については近くブログでご報告します)が、滞在中に、クリントン政権で仕事をしていたこともある旧友とU Streetに出かけました。金曜日の夜・・・
新しい国家ビジョンを 2009/01/07
 元旦に、「新年を迎えて、日本の国家ビジョンを」というコラムを書きました。そして、12月8日と11日に、私なりに提案する国家ビジョン、「2030年までに、食糧とクリーンエネルギーの輸出国に・・・
独自の特徴を伸ばす 2009/01/04
 私は成蹊学園で中高6年間を過ごしました。このブログでも何度か触れていますが、この時期は人間形成にとってとても大事な時期だと思います。去年の6月、同窓会総会にお招きを受け、成蹊学園・・・
新年を迎えて、日本の国家ビジョンを 2009/01/01
 去年は本当にひどい年でした。アメリカは新大統領を迎えて、経済危機にさしあたりどう対処するでしょうか。地球温暖化の問題に対しエネルギー政策はどうあるべきか?これはどこの国でも・・・
科学者としての天皇陛下 2008/12/24
 今日23日は天皇陛下の75歳のお誕生日で休日。先日12月16日のブログで、リンネ生誕300年にあたってロンドンのリンネ協会で行なわれた、天皇陛下のすばらしいご講演を紹介しました・・・
ひどい風邪で講演 2008/12/22
 11月はひどい風邪を引いて、一週間ほど、ほとんど声がでない時がありました。そんな時に限って、4日も続けざまに講演の予定が入っていました。これらの会合に聴きに来ていただいた方たちには・・・
熱い若者たちの訪問 2008/12/19
 最近、2組の若者たちからぜひ相談したい、というメールがありました。午前に5人の大学生たち(慶応大学の方が主ですが)がきました。みんなそれぞれが熱い思いで、これからのグローバル時代・・・
'From Japan With Love' (日本から愛をこめて) 2008/12/19
 最近TIME誌に掲載された巻頭記事、From Japan With Love (日本から愛を込めて)”に気づかれましたか?表紙のデザインもとてもセンス良くできていますね。記事を読めない方でも・・・
「生物資源の保存」シンポジウム、天皇陛下のリンネの記念講演 2008/12/16
 12月9日、神戸での学会で「生物資源保存」についてのシンポジウムがあり、基調講演(プログラム、フルテキスト、PDF )にお招きいただきました。講演の前に、生物資源保存の展示 に伺いました・・・
「毎日フォーラム」(2008年12月号)の記事 2008/12/15
 「毎日フォーラム」(2008年12月号)の「視点」に私の記事が掲載されました。小学校を核に「全員参加型PTA」で地域力向上 研究者や大学生は地元学校でボランティア活動を 健康であるためには・・・
Jet Li の解放 2008/12/14
 Jet Li を知っていますか?中国の有名なカンフーマスターで映画俳優です。私は彼のファンで、以前にもブログで彼のNGO、One Foundationでの新しい生き方についてご紹介しました。ところで、最近のTIME誌に・・・
日本を開国へ、My Editorial in Science 2008/12/10
 グローバル時代、いよいよ不況に突入するのか、先が見えない時です。さて、世界はどう動いていくのか?日本の課題は何か?このブログでも多くの発言、提言しています。しかし、日本の動きは・・・
ローマから 2008/12/9
 11月1日、Bellagioを朝早く出発。何かのストライキとかで道は込んでいて、Milanoの空港まで3時間。向かったRomeは快晴で、正午ごろ、スペイン広場のすぐ側にあるホテルにチェックイン。昼食・・・
Bellagioから、「G8 Summit and Global Health」日本からイタリアへ 2008/12/8
 イタリア北部のComo湖のほとりBellagioにあるRockfeller財団のセンターにきました。10月29日です。つい最近に雪が降ったばかりです。残念なことに天気はあまりよくありません・・・
医療改革へ、また一言 2008/12/3
 最近の医療改革の動きは目覚しいものがあります。しかし、どのような政策に基づいて行動に起すのかが、とても重要な所です。関係者がつい自分たちの立場から発言をしてしまうのはやむを得な・・・
Global Entrepreneurship Week、若い起業家の芽を育てるNPO 2008/12/2
 Kauffman財団というEntrepreneurshipをテーマに活動している財団があります。この財団が11月17〜23日、起業家精神の理解と行動をグローバルに進める企画“Global Entrepreneurship Week”が世界の・・・
「ものづくり」から「ものがたり」へ 2008/11/25
 最近、“「ものづくり」から「ものがたり」へ”といったテーマで発信しています。結構、ご存知の方も増えてきているようです(参考: 1 、 2 )。うれしいですね。このブログでも繰り返し取り上げているテーマでもあります・・・
停滞気味の医療改革、そして悲劇は続く 2008/11/22
 最近の救急医療の悲劇、妊婦たらい回しなどの事件は世間の注目を集め、ようやく日本政府もその重い腰を上げ、医師不足解消に向けて医学部生の枠を拡大することを提案しました。しかし数を増・・・
世界的製薬企業の日本の研究所閉鎖のうごき 2008/11/21
 最近、Merckの筑波研究所が閉鎖されることになりました。これは何を意味するのでしょうか?Bloombergに私のコメントが掲載されています・・・
Summit on the Global Agenda、ドバイから−2 2008/11/20
 9日、朝早くから会議場のテラスで、日本からの参加者と朝食をとりながら会議(写真1~4)。日本からの参加者のほぼ全員でしたが誰かわかりますか?その後はBrain stormingの続き・・・
Summit on the Global Agenda、ドバイから−1 2008/11/18
 ロンドンから6時間半のフライト。ちょっと寝不足で11月8日の朝、ドバイ空港に到着しました。ホテルJumeirah Al Qasrにcheck-inして、早々に会場へ。World Economic Forum主催の第1回・・・
所得格差は死亡格差へ? 2008/11/16
 日本でも国内も貧富の差が広がり、人為的事故が数多く報道されます。あまり、明るい将来が描けないのですね。国民の心は不安で、すさんでくるのです。これは家庭に、そして子供に伝わりま・・・
再びロンドンへ−その2 2008/11/15
 WHOコミッションの最後の会議ではすばらしい講演やパネルを聞くことができ、また3年間一緒に仕事をしたCommissionersとは最後のフォーマルな会合でした。この報告書は特異な存在で、WHOが・・・
再びロンドンへ 2008/11/14
 11月4日の東京での会議の夜に成田を発ち、パリ経由でロンドンへ向かいました。5日の午後から、私も委員として参加していたWHO健康の社会要因コミッション(Commission on Social Determinants of Health:CSDH)・・・
G8サミット・グローバルヘルスフォローアップ東京会議 2008/11/11
 今年の洞爺湖サミットでは、エネルギー、気候変動、食料高騰、さらに金融危機など、急激に出現した大きな問題がありました。しかし、この難しい時に、日本が結構がんばったのです。特に・・・
リーダーの言葉、「ちから」と思想 2008/11/10
 オバマさんが、とうとうアメリカ大統領になります。すごいことですね。このような背景の人が大統領になるアメリカ社会の内的な強さ、変化するグローバル世界、そして世界の期待を一気に・・・
野口英世アフリカ賞、私達の伝えたいこと 2008/11/09
 野口英世博士は近代日本でも有数の有名な医者でありヒーローです。日本以外ではあまり知られていないのですが、1904年の大学創立時から研究し、後に20世紀初頭にこの新しい研究機関を・・・
「医療制度改革:現実見極め基本法制定を」 2008/11/05
 医療崩壊、医療制度改革、医師不足、勤務医の疲弊とか、医療の話題には事欠きません。舛添大臣も政治主導とがんばってはいますが、これはなかなか難しい問題です。私もこの20年発言し続・・・
グローバルヘルスと日本を考える、「日本内科学会講演」 2008/11/04
 今年は、東京アフリカ開発会議があり、G8サミットがあり、日本はグローバル世界から注目された1年でした。しかし、これらの大事な会議が終わってまもなく、福田総理が安倍総理と同じように・・・
ワタミの渡邉美樹社長、教育、そして農業特区 2008/11/03
 「和民」の社長の渡邉美樹さんは、すばらしい情熱と夢を実現していく熱血漢、起業家、経営者です。いくつもの本も出版されているので、amazonで調べてください。教育を大事に考えておられて・・・
Fusionopolis開所式、Singaporeから 2008/10/28
 先日のソウルからSingaoreにやってきました。Fusionopolisの開所式に参加するためです。Singaore内外から多くの科学者が参加して、A*STAR所長のLimさんの挨拶に始まり、Singapore首相の・・・
ガラパゴス化する日本の製造業 2008/10/22
 「ガラパゴス化」という言葉が広く使われるようになってきましたね(この言葉をGoogleで検索すると、36万近いサイトが出てきます)。皆さんご存知ですよね。ついに、「ガラパゴス化する・・・
World Knowledge Forum、ソウルから 2008/10/18
 去年に 続いて、第9回 World Knowledge Forum(10月14日〜16日)にお招きを受けて、ソウルに来ました。李明博大統領の挨拶(写真1)に始まり、ゲストのリストは素晴らしいものでした・・・
「リスクをとる」−これからの時代へ若者は何をしたいのか 2008/10/16
 東京工業大学で、MOT藤村先生の主催で、かなり過激なシンポジウム「リスクをとる」が開催されました。平日の昼間というのは若者にとってはちょっと違う時間帯ではないか、という気もしま・・・
アレキサンドリア図書館、グローバルヘルス、そしてPatient University 2008/10/15
 世界最古といわれ(紀元前3、4世紀)、世界に(当時の)開かれたアカデミー、知人・賢人が集まり、いろいろと交流をさせた(ここに本当の価値のあることを認識した見識)というBibliotheca Alexandria・・・
Ferrari Californiaのお披露目 2008/10/14
 イタリア大使館でFerrari Californiaのお披露目がありました。なぜ私が?実は先日、「自動車イノベーション」でお声がけいただき、日本とイタリアの自動車の強さ、顧客を意識した「ものづくり・・・
“サバイバル”−BBCのグローバルヘルスに関する新番組 2008/10/10
 イギリス大使館がグローバルヘルスに焦点をあてたパネルとBBCの番組“サバイバル”を紹介するレセプションを主催しました。これは全8回放送予定の1時間番組でマラリア、妊産婦の健康・・・
新しいビジネスモデル Intellectual Ventures8 2008/10/08
 最近、アメリカでも日本でも話題になっているIntellectual Venturesがいよいよ日本にも上陸。9月30日、そのお披露目がありました。この新しいビジネスモデルを考え、数年前から活動を始めているのが・・・
Government Leaders Forum Asia 2008 2008/10/08
 Microsoftが発行する雑誌「The EDGE」(7月号)に、5月に開催された「Government Leaders Forum Asia 2008」の記事が掲載されていたので紹介します・・・
デザインとイノベーション 2008/10/07
 天津から帰って翌日、博報堂のInnovation Lab(栗田部長さん)主催の講演会でした。私、そして東大総長の小宮山さん、最後にIDEOの社長、Tim Brownさんといったメンバーです。Brownさんとは・・・
「大学病院革命」応援団 2008/10/03
 ようやく、医療制度や医師養成制度などが国民的話題になってきました。結構なことです。このように国民的な問題にならないと政治は動かないのです。密室的に役所と協議などしていると・・・
カンフーマスター、世界的スターJet Liの活動、天津で 2008/10/02
 私はJet Li(参考)のファンの一人で、彼の映画は飛行機やテレビでよく見ます(この10年余り映画館に行ったことがないのですけどね)。軽快で痛快、テンポが早く、なんとも言えない楽しさが・・・
The New Champions、天津から 2008/09/29
 第2回のNew Championsが天津で開催されました。去年は大連でした。これもWorld Economic Forum (通称ダボス会議)が主宰する新しい企画です。若い起業家も数多く参加するところに特徴があります・・・
クランスモンタナ、スイス 2008/09/17
 クランスモンタナはジュネーブから車で2時間ほどの谷間にある小さな美しい町です。World Knowledge Dialogue に参加するため9月10日にロンドンから来ています。この会議が開催されるのは・・・
GLOBE企画委員会でLondonへ 2008/09/16
 2週間ほど前のことですが、先日ご紹介したBlair政権で環境大臣をされたMorleyさんからFAXを頂き、9月8日にLondonで開催するGLOBEの企画会議に参加して欲しいとの連絡をいただきました・・・
日本女性の意欲とパワー、再び「アジア青年の家」プログラムから 2008/09/15
 つい最近ですが、「L'Orealと女性研究者」、そして沖縄で始まった「アジア青年の家」についてブログに書きました。「L'Orealと女性研究者」のブログでは、北京オリンピックのソフトボール・・・
創造的資本主義 - Creative Capitalism- 2008/09/05
 お気づきかもしれませんが、今年は“一つの包括的な社会”(参照:1、2、3)に向けた社会的な動きの裏にあるグローバルな課題や根本的な変化について話す特別な機会に何回かお招きいただきました・・
輝く女性研究者たちと赤いバラ 2008/09/03
 以前にも紹介しましたが、化粧品会社として著名なL'Orealは、「For Women in Science」(ここのウェブサイトはなかなか綺麗ですので、いろいろ探索してみて下さい)というプログラムをUNESCO・・
シンガポール、沖縄、そして若者のエネルギー 2008/08/26
 お盆明けの20〜22日はA*STARの理事会のため、Singaporeへ。場所は新しく開設されたFusionopolis(10月に開所の式典があります)、いよいよバイオを理工学分野と融合させようという意欲的な・・・
企業トップの人事、門外漢の素朴な疑問? 2008/08/22
 日本経済新聞の「領空侵犯」というコラムの取材を受けました。インタビュー記事ですが、専門外のことについて素朴に疑問を呈してもらうという趣旨のものです。私なりのテーマがいくつか・・・
再びNew Delhiから 2008/08/13
 今年2回目のNew Delhiです(参考 1 、2 )。今回は去年に続いてJeffrey Sachsを団長とする厚生大臣諮問会議です。2日間に渡っての開催でしたが、2日目には厚生大臣のRamadossさん、そして諮問委員と・・・
アジアの医学生たちへ: 若者へのエールと3つのスピーチ 2008/08/01
 AMSC(Asian Medical Students Conference)というアジアの医学生たちの集まりがあります。毎年、会議を開催し活動を展開していますが、私も過去3回ほどお招きを受け参加しました。毎回とても楽しい・・・
インドからの学生たち 2008/07/28
 今年2月に本田財団のYESプログラムの関係でニューデリーに行ったことをお伝えしました。そのYESプログラムを受賞した5人の学生(皆さんインドの名門大学“IIT”の学生)のうち4人が・・・
日本企業のアフリカ進出 2008/07/14
 今年はこのブログでアフリカのことが頻繁に出てきます(参考 1 ・ 2 )。今年はTICAD4もありましたし、G8サミットもあったので、日本の報道でもアフリカの話題が多い年です。Cape Townからの・・・
フィラデルフィアから、医薬品業界のMBAの学生達 2008/07/07
 フィラデルフィアはアメリカにおける私の故郷です。まさにこの地、ペンシルバニア大学でアメリカにおける私のキャリアはスタートしました。The University of Science in Philadelphiaはユニーク・・・
世界の政治家の活動“GLOBE Tokyo G8+5 Legislators Forum” 2008/07/01
 6月28・29日に、G8+5の政治家達の活動“GLOBE Tokyo G8+5 Legislators Forum”が東京で開催されました。日本側の会長は谷津前農林水産大臣です。1日目の第1セッションは英国ブレア政権で環境・・・
原子力発電の課題、日本と世界 2008/06/30
 原子力はクリーンエネルギーとして世界中で新たな建設が拡大しつつあります。日本でもそのような動きは見られますが、柏崎では大きな事故にはつながらなかったものの、地震大国のこの国では大きな課題・・・
健康と医療フォーラム2008 2008/06/29
 日本経済新聞の主催で4回にわたって「健康と医療フォーラム2008」が開催され、その第1回目(3月12日)に基調講演として「日本の医療: 20年後への展望」というタイトルでお話をさせていただきました・・・
ブレアチームの成果発表 2008/06/28
 6月27日(金)、トニー・ブレアさんが代表するチームによる報告書、「Breaking the Climate Deadlock」の発表が東京でありました。ブレアさんはG8サミットで初めて気候変動を取り上げ、その・・・
シアトルから 2008/06/25
 4年前から毎年6月に開催されているPacific Health Summitに参加しています。4年前の最初の会議には出席したのですが、第2・3回は他の所用と調整がつかず欠席しました。今年のテーマは「Nutrition」・・・
沖縄、G8科学担当大臣会議 2008/06/18
 6月15日、G8サミットでは初めてのことですが科学技術担当大臣会議が沖縄で開催されました。岸田大臣がホストです。その前の13・14日の2日間に渡って、非公式のG8+5科学顧問会議が・・・
Cape Town 2008/06/11
 横浜でのTICADが終わり、6月3日午後に成田を出発。シンガポール経由で喜望峰のあるアフリカ最南端のCape Townに来ました。World Economic Forumのアフリカ会議に出席です。今回が18回目・・・
TICAD4横浜と朝日新聞Bono編集長 2008/06/10
 横浜で行われたTICAD4では、日本から多くの成果が発信が出きたと思います。アフリカ40ヵ国の首脳を迎え、福田総理は毎日のように首脳と面談、さらにBono、国連事務総長顧問のJeffrey Sachs・・・
野口英世アフリカ賞 2008/05/30
 28日、TICAD 4の1日目の夜、天皇皇后両陛下のご臨席のもと、第1回 Hideyo Noguchi Africa Prize賞の授賞式が行われました。受賞されたGreenwood、 Were両博士とも実にすばらしく、しかも・・・
アフリカ週間:Jeffrey Sachs、Bono、Tony Blairとの一日 2008/05/29
 私も手伝っている「Table For Two」の活動広報の集まりが、Jeffrey Sachsをお迎えして議員会館で開催されました。このような社会起業家の活動が日本発で世界に広がって、世界の一方で・・・
教育でも独自の強みを生かす 2008/05/28
 わたしは成蹊学園に6年間在学し、中学高校を卒業しました。英国のPublic Schoolをモデルに100年前に作られた学校で、リベラルな、でも規律のある校風です。Public Schoolの雰囲気は・・・
G8環境大臣会合で開会の基調講演 2008/05/26
 5月24日に神戸で行われたG8環境大臣会合で開会の基調講演を依頼されました。大変名誉なことです!しかしそのあと、頭の痛いことに日本語、英語、仏語、中国語、スペイン語の同時通訳が・・・
「グリーンIT」講演からのメッセージ 2008/05/20
 ITも多くの電力を使います。サーバーであり、ルーターであり、端末です。また、発熱を冷やすのに使う電力も大変なものです。モーターも多くの電力を使うのです。こういったことについても・・・
St. Gallenから 2008/05/19
 去年も参加したので報告しましたが、今年もSt. Gallen Symposiumにやって来ました。これは38年前にSt. Gallenの学生達が始めた企画で、いまでも学生が企画、運営を行っています。すばらしいですね・・・
世界経済危機 日本の教訓? 2008/05/15
 よく言われることですが、日本ははっきりと見えないということが、特にこの10年くらいの国際的な場面で、国内問題、国際的・地球規模の問題の区別に関係なく言われます。時には重要な問題について・・・
日本は島国 2008/05/12
 最近Newsweek誌に“This Nation Is An Island”という記事が掲載されました。その主旨は、日本人の考え方が昔からいかに島国根性で、今も日本社会のあらゆるところにそれが残っているか・・・
洞爺湖で、ちょっと感じ、考えたこと 2008/05/11
 少し前のことですが、4月5日の土曜日にG8サミット開催予定の洞爺湖 The Windsor Hotelで、総理大臣、経済産業大臣、環境大臣も参加する「地球温暖化問題に関する懇談会」が開催されました・・・
グローバル時代の大学教育、一ツ橋大学ビジネススクール 2008/05/10
 先日ご報告したように、Golden Week前半はいつものことですが、せわしなく飛び回ってきました。6日は休みでしたが、一ツ橋大学ビジネススクールで行われた石倉洋子教授の・・・
Bill Gatesとの会談 2008/05/09
 7日の朝からJakartaへ。Microsoftが主催する「The Government Leaders Forum- Asia」のパネル、“IT and Healthcare”のKeynote Lectureにお招きを受けたのです。日本からも慶応大学・・・
Singapore、Paris、そしてCassisへ 2008/04/30
 24日の午後、Singaporeへ向けて出発。日付の変わる頃にホテルにチェックイン。25日はA*STARの理事会です。いつもながらテキパキとした議事と議論が進み、午後には新しく設立された・・・
アメリカ内科学会日本支部 年次総会 2008/04/17
 このブログでも何度か紹介していますが、米国内科学会には日本支部があり、日本内科学会が支援してくれています。アメリカ大陸の外では初めての支部で、グローバル時代に相応しい内科医を・・・
フランス文部科学大臣来訪 2008/04/16
 4月10日、フランスのFillon首相とPecresse文部科学大臣が来日され、11日の朝に文部科学大臣のMs. Valerie Pecresseの訪問を受けました。大臣とは昨年の6月と12月にお会いしています・・・
野口英世アフリカ賞の受賞者発表 2008/04/09
 小泉総理が2006年5月のアフリカ訪問中に発表した野口英世アフリカ賞は、Africaの健康問題に対する医学的貢献と健康保健への貢献という2つの部門で授与される賞で、Africaだけでなく世界に・・・
グローバルヘルスの未来のリーダー達を迎える 2008/04/02
 日本医療政策機構で以前私のアシスタントを勤めてくれていた坂野君が、今Harvard大学のSchool of Public Healthで学んでいます。その坂野君が先日、約30名ほどのクラスメートを伴って一時帰国し・・・
科学新聞、「グローバル化とイノベーション」 2008/03/31
 科学新聞という週刊の新聞があります。それほど発行部数が多いわけはありませんが、主に科学技術関係の記事を扱っていて・・・
ブレアBlair首相との会見、そして「ブレアプロジェクト」参加へ 2008/03/21
 3月14〜16日、「G20エネルギー、環境担当大臣会合」が幕張で開催されました。13日の朝はJeffrey Sachs教授とお会いして・・
UNESCO-L’Oreal女性科学者賞10周年、Parisから 2008/03/19
 5日の夜、成田からパリへ。UNESCO-L’Oreal For Women in Science賞が始まって10周年の記念行事です。今年、10年目の2008年受賞式もあります。Laureates(受賞者)は50人を越え、そのほかにも・・
The Economistの会議: 日本の強み、弱み。 2008/03/10
 3月5日、朝8時から総理官邸で「地球温暖化に関する懇談会」の第1回に参加。ちょっとスタートが遅すぎる感じもありますが、ダボス会議の講演をはじめ・・
世界の大学改革の激変: 日本の「一流」大学の大相撲化は待ったし 2008/03/07
 このブログを読んでくれている方たちには理解いただいていると思いますが、これからの時代の人材の育成は、国家の根・・
ニューデリーから-2 2008/03/05
 ニューデリーでの2日目、3日目はもっぱらホンダと現地のビジネス関係の訪問が中心。まずは、ホンダ(Honda Siel Cars India)へ。武田川社長はじめ、松崎副社長兼工場長と・・
ニューデリーから-1 2008/03/04
 2月17日にグローバルヘルスの3日間の会議を無事に終了し、翌日18日は朝からニューデリーに向かいました・・
グローバルヘルス−2 2008/02/27
 月16日の午前は、私たちのNPO Heath Policy Institute(HPI)が例年行っている「医療政策サミット」を開催しました・・
グローバルヘルス−1 2008/02/25
 グローバルな世界では、超大金持ちが出る一方で、貧しい人たちは、極めて貧しくなります。今、世界の66億人の約20%が超貧困・・
「日本の医学教育を考える」・「地球温暖化時代の原子力」 2008/02/25
 DOCTOR'S MAGAZINE 創刊100号を記念して行なわれた、日野原重明聖路加国際病院理事長、池田康夫教授との鼎談記事を、・・
国境なき医師団 2008/02/14
 国境なき医師団(MSF:Medecins San Frontieres)のことは皆さん聞いたことがあるでしょう。この医師団・・
思いがけない出会い 2008/02/13
 先日、ダボスからの第4報で、最終日の夜に行われたコンサートで、世界的なViolinistの諏訪内晶子さんが素晴・・
ダボスから4 2008/01/28
 ホテルの部屋の窓から見た朝の風景(写真1)。真ん中の遠くにとがった山、これはマッターホルンに似ていますが・・
ダボスから3 2008/01/26
 25日は朝早くからゲイツ財団のDr. Tachi Yamadaと2月に行う東京での会議の打ち合わせ、そしてこちら側の打ち合わせと忙しい午前・・
ダボスから2 2008/01/25
 第1日目の最後に行われた基調講演は米国のRice国務長官でした。今のアメリカとこれからの世界とアメリカの責任について・・
ダボスから 2008/01/24
 例年のことですが、1月末にはダボス会議が開催されます。今回で8年連続の出席です。過去にも同じ時期にブログで報告をしているので見てください・・
2050: The Odyssey Begins, The Japan Journal(Jan. 2008) 2008/01/23
 The Japan Journal (January, 2008)に掲載されたインタビュー記事を、記事・講演録 一覧に追加しました・・
WHOコミッション、WHO神戸センター、グローバルヘルス 2008/01/17
 16日から、WHO Kobe Centerで行なわれているWHO Commission for Social Determinents of Health(CSDH)の会議に来ています・・
イラクのサマワからの便り 2008/01/17
 1月10日のブログで、在米日本大使館の江端さんを写真(4)で紹介しました。去年、ワシントンでお会いしたのが最初ですが・・
野依さんとの対談 2008/01/16
 理研ニュース 1月号に理化学研究所理事長の野依さんとの対談が掲載されました。ご存知のように、野依さんも私も、大学・大学院教育や研究者の育成について・・
日本のGDPは? 2008/01/15
 元日のブログ「行った年2007年、来た年2008年、日本はどこへ」の中で、「週刊 東洋経済」12月29日/1月5日迎春合併号の「10賢人が語る世界の大変革」・・
ニューヨークから 2008/01/11
 ニューヨーク(New York City, NYC)に来ました。アメリカ最初の科学アカデミーであるNew York Academy of Scienceを訪問する為です。この何年かお付き合いしていて・・
ワシントン、そしてニューヨークへ 2008/01/10
 1月6日、成田からWashington DCへ。去年と同じで結構暖かいです。午後、私たちの“Think Tank”、医療政策機構(English)から・・
科学技術と国家政策 2008/01/03
 去年の11月のblogでも少し触れましたが、11月16日に、朝日新聞科学部50周年記念のシンポジウムに参加しました。立花隆さんの基調講演・・
Webcast、Stanford大学での講演 2008/01/02
 去年の師走にStanford大学で「Innovate Japan」という講演をしたことはご報告しましたが、この講演の趣旨も結局は新年1日のブログと同じにならざるを得ないと・・
行った年2007年、来た年2008年、日本はどこへ 2008/01/01
 皆さんにはこのblog等を通して定期的に報告していましたが、皆さんもそうでしょうけど、2007年は私も大変な年でした。「イノベーション25」のまとめ、それに関連した・・
環境、低炭素社会技術ヒートポイプ 2007/12/22
 イノベーション25でも提言しているように、日本の環境技術、低炭素社会への技術には素晴らしいものがあります。これらの技術はこれからの経済成長のエンジンとなり・・
世界遺産の町Bathから 2007/12/21
 14日、LondonからBathへ車で約2時間の移動です。Bath郊外にあるLuckman Park(写真1)という広々とした荘園でしょうか、Hotel、会議の会場として使われています・・
Londonから 2007/12/19
 London到着後、一休みしてRoyal Societyへ、会長のLord Martin Reesさん・・
最近の国際ジャーナルで日本特集 2007/12/13
 両方とも英語ですが、国際雑誌「The Economist」(December 1st)と「Newsweek」(International版)で、最近、日本の特集が組まれました・・
久しぶりのCalifornia -3、Stanford大学で講演 2007/12/12
 翌6日は、朝からあまりぱっとしない天気、ポチポチと雨も。まず、Enhance IncのMs Shizu Munekata(「シズさん」とでも呼ばれているのでしょうか?)とお会いし・・
久しぶりのCalifornia -2、Palo Altoから、シリコンバレーの秘密 2007/12/11
 さて、5日の夕方、2時間遅れたSan Francisco飛行場でGlobal Innovation Ecosystem 2007(GIES2007)でもご一緒したDeepak Bangalore・・
久しぶりのCalifornia -1、UCLAから 2007/12/10
 12月は4日からCaliforniaへ。まずUCLA時代の恩師、Kleeman先生(写真1)ご夫妻とWestwoodのNapa Valley Grilleでお昼。それからUCLAの新しいCalifornia Nanosystems Institute CNSIへ・・
仙台市とFinlandは姉妹都市/国、高齢社会を討論、そして日本では女性の活躍は未だし 2007/11/26
 11月12日の週は13日(火)(Future Innovation Forum)、14日(水) (英国大使館でSir Martin Wood賞授与式)、15日(木)は生活習慣病について連日講演する・・
Alexandria図書館で日本アラブ会議 2007/11/26
 11月19日、夕方に羽田から関空へ、そこからDubaiへ、さらにAlexandria, Egyptにきました・・
捨てなくてはいけないこと。 2007/11/22
 しかし、忙しいですね、この1週間も。ちょっと考えてしまいます、何故なのか、と・・
アブダビ、ドバイから−3、日本の環境技術 2007/11/22
 10月26日、アブダビ、そして北京から夜遅くに成田に到着。翌日の土曜日は、宇沢先生の主催する講演会で楽しく土曜日を過ごしました・・
アブダビから−2、思いがけない歴史の偶然に居合わせること 2007/11/22
 遅くなりました、いつものLaptopが壊れたのです。これから、すこし追いつきます。「アブダビからー1」でお話したように・・
「Cool Earth 50」の外国記者会見 2007/11/13
 SlovaniaでのG8の科学顧問会議から帰国して7月3日に、プレスクラブで外国記者たちと・・
RedHerringで日本特集 2007/11/12
 だいぶ遅くなりましたが、このカラムでも紹介した、シリコンヴァレーのメデイア・・
北京WHO、東京で宇沢先生と医療政策論議とblog 2007/11/02
 10月24日、Abu DhabiからDubai空港経由して北京へ到着。WHOのCommission会議です・・
アブダビから-1、日本人学校へ 2007/10/29
 ソウルから17日に帰国して、あわただしく数日を過ごし、22日のお昼にUnited Arab Emirates(UAE)のAbu Dhabiに来ました。Festival of Thinkersという会議に参加するのです。ノーベル賞受賞者も15人ほどでしょうか・・
ソウルから 2007/10/22
  13−17日、ソウルに来ています。13日は朝早く東京を出発、夕方は韓国の医学教育に一生をささげた佐藤剛蔵先生の教え子(83−86歳)の3人と・・
老いた日本、自分の殻に閉じこもる 2007/10/16
 先日、フランスのジャーナリスト数人がこられて日本の各界のリーダー30人ほどでしょうか、数日にわたって・・
世界の若者、世界のリーダーたち、そして英国大使館でDavid King卿: 世界からの日本への期待と課題。 2007/10/15
 UNESCO-L'Oreal女性研究者選考でパリから帰国の翌日、10月7日から9日の活動報告です。さて7日の朝は8時から「BioCamp」へ・・
少ない「投資」資金、新成長産業が伸びない日本 2007/10/09
 どちらかといえば新興企業を扱うJASDAQ に招かれ、講演しました。700人ほどでしょうか、熱気に溢れていましたが、・・
UNESCO-L'Oreal賞、素晴らしい女性科学者たち 2007/10/05
 L'Orealという化粧品企業があります。UNESCOと一緒に素晴らしい女性科学者を表彰する「UNESCO-L'Oreal賞」の選考委員として招聘され、4日の朝、パリに来ました・・
私の東京大学へのメッセージ:グローバル時代の一流大学の条件は? 2007/10/01
 「東大アクションプラン・ガイドブック2008」を作成するので、私からもメッ セージを、といわれました。私は東京大学の・・
西湖の街、美しい杭州から 2007/09/27
 20−22日にかけて、マルコポーロが東方見聞記で「最も美しい街」と伝えた杭州に来ました・・
世界華商大会へ、神戸から 2007/09/19
 日本で始めての世界華商大会が神戸で開かれ、 医療についてのパネルにお招きを受けました・・
やはり、私は「変人」? 「日本のステレオタイプを壊す人」? 2007/09/19
 9月19日、朝は、横浜パシフィコで「BioJapan2007 -World Business Forum」で基調講演 でした・・
素敵な若者の会「プロジェクト13%」の講演 2007/09/18
 私の友人の一人に渋沢健さんという方がいます。最近人気の渋沢栄一の5代目ですね。UCLAのAndersen Business Schoolでも学んだビジネスマンです・・
大連から、New World Championsに出席して 2007/09/13
 9月5−8日と大連へ行っていました。いわゆるダボス会議(World Economic Forum- WEF)の主宰する「New World Champions」という会議です・・
イノベーションジャパン2007での基調講演、そして驚愕ニュース「総理退任」 2007/09/13
 9月12日、東京国際フォ―ラムで開催された「イノベーションジャパン2007」でパネルの基調講演をしました・・
城山三郎さんのこと 2007/09/10
 偉大な作家、反骨精神にあふれた作家、城山三郎さんがなくなりました。この2ヶ月ほどは、城山さんの精神、業績をたたえ、偲ぶ記事が多く見られました・・
EUの科学政策 FP7 について 2007/09/10
 EUではFranmework Programmeという科学政策を進めていますが、今回その第7版となりました・・
ヘルシンキから 2007/08/31
 フィンランドとは 、1991年のソ連崩壊のときから、この国が一番ひどいときに大統領になったAhoさんとのお付き合いがあります。この春に、ご本人から突然の電話があり・・
再びシンガポールから 2007/08/30
 8月9日夜にインドのニューデリーを出て、10日の朝、シンガポールに到着しました。4月に続いてここの科学技術のセンターといえるA*STAR(カラムでも紹介しています)・・
ニューデリー、インド厚生大臣の国際諮問会議へ 2007/08/20
 前回はGates財団、Dr Tachi Yamada等との話を報告しましたが、翌5日からNew Delhiへ飛びました。3月のコラムでお伝えした Jeffrey Sachs教授達 と、8月6、7日の2日間はインドの厚生大臣の・・
再度、朝河貫一先生、「驕る日本」と闘った男のこと 2007/08/15
 朝河貫一先生については、私はその名著「日本の禍機」を「リーダーに不可欠な歴史観、世界観、志」というタイトルの3冊セットの書評で、このサイトの「articles、2004/02/01」で他の2冊・・
ゲイツ財団、Dr Tachi Yamada、そしてアフリカ支援を 2007/08/05
 皆さん、ゲイツ財団 Gates Foundationことを知っていますね?あの世界第一のお金持ちBill Gatesが・・
イノベーション25追記 「イノベーションの源」 2007/07/25
 イノベーション25策定の期間、皆様のご支援を受けて大変有難うございました。その間には、このサイトや出口さんの>http://dndi.jp などでも応援や・・
野口英世アフリカ賞と小泉純一郎氏のご挨拶 2007/07/25
 先日のカラム「パリから、日本の広報意識の低さについて一言」(2007/06/19)では、実際の例として3つの事例が引用されています・・
RedHerring、そしてSteve Jobs 2007/07/24
 RedHerring この名前知っていますか?シリコンヴァレーでは有名なメデイアです。これが今回初めて・・
天城学長会議から 2007/07/20
 毎年、この時期に伊豆の天城で大学学長会議が開催されています。今回は担当幹事の東海大学、高野学長、東京工業大学、相沢学長のお招きで・・
女性の社会進出はまだまだ遠い。なぜ?先端科学技術大賞の授賞式と「「最後の社会主義国家」日本の苦闘」 2007/07/04
 4日に、先端科学技術大賞の授賞式で20分の基調講演をする機会がありました。先日、沖縄でご一緒させていただいた高円宮妃殿下のご臨席です・・
イノベーション国際会議 「GIES2007」、そして企画、監督、出演者の役割り 2007/06/29
 去年の9月に開催したGlobal Innovation Ecosystemという国際会議の第2回を開催しました。・・
Vancouverから 2007/06/25
 St PetersburgからVancouverへきました。以前から何回かお話している (去年のKenya- カラム2006/06/26, 2006/06/27, 今年1月の・・
Singaporeから、World Economic Forum Asia Pacific参加 2007/06/25
 Slovenia, Parisと海外での仕事をおえて帰国し、一日仕事をして、Singaporeに来ました。毎年、・・
Chronicleから 2007/06/18
 英国のChronicle紙から、5月でしたかDavid McNeillさんのインタービューを受けました。6月1日付け・・
パリから、日本の広報意識の低さについて一言 2007/06/18
 Sloveniaからパリに来ました。素晴らしい町です。5月始め以来ですが、ここは来るだけでうきうきします。しかし、ちょっとと熱いですね、気温 30度です・・
Sloveniaから、G8科学顧問会議 2007/06/17
 14日の沖縄を出発、15日の朝、パリの空港で1日先発の内閣府の次田君と合流、Sloveniaの首都Ljubljanaに到着・・
塩沢さんのコラム「オランダから見えたこと」について 2007/06/15
 黒川です。塩沢さんの原点回帰の旅「第2回、普通に見えて普通でないこと−オランダから見えたこと (1)」、どうですか?面白いですね。・・
太平洋科学会議PSA、沖縄から 2007/06/14
 Pacific Science Association(PSA)という、1920年設立の歴史80年を超える学会があります。太平洋という地理的に広い領域についての・・
St Petersburgからもう一度、そしてPalmisano氏、トヨタ張会長のイノベーション討論 2007/06/08
 5日の火曜日は満を持してHermitageへ。素晴らしく豪華です。ピヨトル大帝が何もないこの場所に都をつくるとご下命、300年前に・・
St Petersburg、そして出口さんから、ドンキホーテへ 2007/06/04
 ロシアは初めてです。ここは、夜の11時になってもほとんど暗くならないので調子が変ですね。IBMの主宰する The IBM Business Leadeship Forum・・
St Gallenから 2007/06/01
 スイスのSt GallenにあるSt Gallen大学で第37回のSt Gallen Symposiumに参加しています。ここの学生さんが主催して・・
「イノベーション25」への新聞の論説は? 2007/05/28
 イノベーション25」について早速いくつかの論説が出ました。24日に各社論説委員との懇談があったのですが・・
「イノベーション25」最終報告 2007/05/27
 5日に「イノベーション25」の最後の会議が官邸で開催されました。ようやくここまで来たということです・・
科学顧問の認識、イギリスでは? 2007/05/24
 ちょうど英国の外務大臣のMargaret Beckettさんが来日されています。英国大使館での昼食会にお招きをうけました。・・
Shigeru Ban氏とその作品 Nomadic Museum、そして銀座にNG Hayek Center 2007/05/23
 この作品はどちらもすばらしいですね。私の友人の坂茂さんという国際的に著名な若手建築家で・・
ご無沙汰しました。イノベーション25最終段階へ。 2007/05/18
 しばらくぶりです。前回のプロバンス、エジプトの帰りはパリ経由、パリは一番いい季節ですね。マロニエの葉の緑がさわやかです・・
南フランスプロバンス、カマルグから 2007/04/26
 Singaporeから帰国したのは22日の日曜日の朝でしたが、午後にはわたしたちのNPO、Health Policy Instituteが・・
Singaporeから 2007/04/20
 4月17日は久しぶりに外国記者クラブ(FCCJ)に招かれノベーション25の話をしました・・
沖縄へ、そして「メールの達人」とは?そしてイノベーション25の中国語版 2007/04/10
 今日6日は一日の日帰りで沖縄へ、そして大阪へ飛んで帰りました・・
「憂国の歴史学者、エール大でシンポ 朝河貫一再び脚光」 2007/03/31
 週末、東京は桜が満開です。でも、天気は下り坂ということです、残念ですが。さて、このカラムの見出しのタイトルで、・・
「イノベーション25」中間報告の発信 2007/03/29
 2月28日のカラム、「イノベーション25」中間報告とともに、いろいろ報道もされているし、・・
Jeffrey Sachs教授とMillennium Village 2007/03/13
 2000年に国連でMillennium Development Goals (MDG)が発表され、Columbia大学のJeffrey Sachs教授の指揮の下・・
大学改革は待ったし、「文系理系」区分は? 2007/03/12
 「イノベーション25」の中間報告(カラム2007/02/28)を読まれた方も多いと思います。中心はなんといっても人つくりです・・
ひな祭り 2007/03/03
 こんなことをいうと古いといわれるかもしれませんがひな祭りはいいですね。総理官邸にもすばらしいひな壇が・・
「イノベーション25」 2007/02/28
 「イノベーション25」の中間報告が出ましたwww.kantei.go.jp/jp/innovation/index.html。このサイトでもカラムなどで報告していますし・・
「大学病院革命」 2007/02/19
  私が最近「大学病院革命」という本を日経BPから出版したことは、一部の方はご存知かもしれません・・・
ダボスから-3  2007/01/27
  私にとって26日のダボスは一番忙しかったです。午前は私が司会で進行する「Who Funds Research and Innovation?」というテーマです。・・
ダボスから-2  2007/01/26
 ダボス会議、今日は一日フル稼働になりました。午前は「Islam/South East Asia」でパネリストの一人が旧知のWanandiさん・・
ダボスから-1  2007/01/25
 23日、昼にLondonを出発、Zurich空港着、夕方にDavosに到着しました。今年で7年連続ですがDavos会議(これは通称で正式にはWorld Economic Forum・・
イノベーテイブなヒトとは?  2007/02/07
 去年の12月25日のカラム「イノベーション」をはぐくむ社会を見てください、私のHPとリンクしています)で紹介したザインの・・・
「私の苦笑い」と思いがけない嬉しいメール  2007/02/01
 「私の苦笑い」という囲み記事が時々日経新聞の朝刊に掲載されます。1月29日は私でした。以下のような記事です・・・
ロンドンから、科学者の信頼 2007/01/22
 Genevaからロンドンに入りました。目的はTony Blair 首相の科学顧問 Chief Science Advisor、私のcounterpartというべき立場・・・
ジュネーヴ、WHO本部から 2007/01/19
 私が2005年に始まったWHOのCommission for Social Determinants of Health でCommissionerをしていることは・・・
沖縄、Reuters、そしてカナダとの交流 2007/01/15
 前回のWashington DCからのカラム、10日に帰国して、翌日11日は午前は仕事、午後から沖縄に行きました。・・・
早々にWashington DCから 2007/01/10
 明けましておめでとうございます。時間のたつのは早いものですね。6日からWashington DCにきています。・・・
「イノベーション」をはぐくむ社会 2006/12/27
  文部科学省、経済産業省、日本経済新聞社が主催する「全国知的・産業クラスターフォーラム」・・・
7人のノーベル賞受賞ら世界の友との交遊 2006/12/21
 忙しい2週間でした。それで、ちょっとご無沙汰しました。しかし、「イノベーション25」を始め、たくさん仕事が・・・
インドでのイノベーションセッション 2006/11/28
 28日はいよいよく私の出番です。朝一番の9時からのPlenary: 'Promoting Innovation in India: ・・・
「寒い」ニューデリーから、そして元気な日本の若者 2006/11/27
 26日朝、北京からニュ-デリー着。夜中に到着ですが、涼しいですね、冬ですから。あらかじめ気温は・・・
寒い北京から暑いニューデリーへ 2006/11/24
 北京にきています、今年3回目の北京です。政策大学院大学(11月から教授に就任しました)と中国共産党・・・
「イノベーティヴな人」の条件、「フロネシスPhronesis」とはなにか? 2006/11/21
 今日の午前は、昨日の産学官サミットのゲストで来日された(今年もう3回目の来日ということです)・・・
ヨーロッパの「イノベーション」とフィンランド元首相Ahoさんの訪門 2006/11/17
 科学技術への国家や企業の投資には「イノベーション」が経済成長のエンジン、そして地球温暖化、エネルギー等の課題解決へ・・・
なぜ年齢を書くの? 2006/11/16
 日本経済新聞の夕刊の「フォーカス」欄に「首相肝いり、「イノベーション25戦略会議」座長に、黒川清氏」という記事が・・・
イノベーション、日刊工業新聞の記事 2006/11/14
 「成長には創造的破壊が必要」という見出しで日刊工業新聞(2006/10/30(月))に私とのインタービュー記事が出ています。・・・
イノベーション、イノベーション精神とは何だろう 2006/11/10
 先日ご紹介した http://dndi.jp では、このサイトとリンクし「学術の風」なんてタイトルのしゃれた名前の私の意見を出していますが・・・
「医学生のお勉強」が、ウェッブで読めます 2006/11/10
 4,5年前でしょうか、私が東海大学医学部長の時でしょうか、主に学士入学の学生さんたちとの「現代文明論」講義をしたのですが・・・
「イノベーション25」、私の考えの一端ですが 2006/11/08
 日経ビジネスのON-line版にイノベーションに対する私の考え方が・・・
「大相撲化」が日経新聞に 2006/11/06
 私が今年始めから何回も、何箇所で言っている「大学の大相撲化」ですが、とうとう日経新聞の11月4日・・・
BusinessWeek CEO Forum,  北京から、そして若者のエネルギー 2006/11/02
 BusinessWeekの“The CEO Forum”という会議に招待されて、北京に来ました…