BusinessWeek CEO Forum, 北京から、そして若者のエネルギー



 このようなタイトルの会議に招待されていて、北京にきました。どう見てもCEOらしき人ばかりですが、このサイトから「agenda, speakers」どれを見ても、私は場違いのような気がします。まあ、でもいつもの「エイや」で、「Plenary 5」に参加しました。

 しかし、どのセッションも中国とインドの経済成長が話題の中心で、どこでも キーワードは「イノベーション」です。この意味は、既成の構造を「内から(壊 してdisrupt)新しくする」ことですからね。なんと「Disruption Consultancy」という会社もあって 、そこのHong Kong支社長にも会 いました。いろんな人がいて、いろんな話ができて面白いです。

 もちろん日本とのビジネスに関係する人たちも多いですから、いろいろ話が聞 けます。私企業なのになぜか「役所主導風」というのが理解できないという意 見がやはり聞かれます。

 確かに、グローバル時代、ご近所さんの経済成長に日本はたくさんの、すばら しい貢献ができ、相互の強みを生かしながら、おおいに経済成長できることは 間違いないです。これこそが「Win-Win」の関係ですね。日本は「core competence」を生かす「competition and collaboration」でしょうね。何でも、自分だけでというのはどうでしょうか?いろいろな背景の人たちがいることこそが「グローバル時代」の強みだという人が圧倒的に多いです。

 今日の昼食は7人のHong Kongの若い人たちと一緒でしたが、なんとみんな 「The Hong Kong University of Science and Technology」の学生さんたちで す。新しい「Dual Degree Program in Technology and Management, School of Engineering and School of Business and Management」で勉強していて、 これもその一部の単位に認定してくれているそうです。みんな19、20歳で、一 人が今日21歳の誕生日だといっていました。この人たちと競争する日本の若者 がちょっと心配です。

 いつも私が言っていることですが、みんな、早く外へ出てみるべきですね。将 来を共有するべき友達の輪がとてつもなく広がりますよ。この若者たちを1週間 でもいいから日本の大学に呼んでみたいです。だれか、手伝ってください。日 本だけなんて、了見からして狭い、狭い!