皆さんは主にビジネスの話をしているのですが、私は若者へのメッセージを主体に呼びかけました。学生さんたちからも歓声が上がり、とても受けました。司会が英国人のLord Griffiths of Fforestfach でしたが「最高だ」といって喜んでくれました。この後でも何人もの方から「すばらしい」といわれましたが、学生さんが沢山よってきてくれて、夜まで結構盛り上がりました。日本からも17人ぐらいの学生さんが参加していますが、約半分が留学生で、Argentine, Singapore, Malaysia, Poland, US等々、多士済々で、よかったです。会場で15年ほどから日本側のお世話をしてくださっている元財務官の行天さん、いまの財務官の渡辺さん(去年も参加していただいているそうです)との会場で(写真3)、そして学生さんたちとのスナップをお見せします(写真4)。
この場所からコンスタンツ湖が見下ろせ、その向こうがドイツ、そこの近くで毎年Lindau Meeting with Nobel Laureatesが開催されているのです。これに参加した日本の若い研究者を何人か知っていますが、Nobels賞受賞者たちとの交流にとても刺激を受けるようですね、日本とまったく違う雰囲気だな、といっていますよ。去年は化学がテーマで野依さんが参加したと思います。第2次世界大戦敗戦後のドイツが、若い研究者の育成をと、50数年前に始めたプログラムのようです。人を育てる教育政策とはこうでなくてはいけません。もっと、若者を信じることです。
St Gallenでは、明日2日の最終日も出席して、3日にロシアのSt Petersburgへ向かいます。