久しぶりのCalifornia -1、UCLAから



 12月は4日からCaliforniaへ。まずUCLA時代の恩師、Kleeman先生(写真1)ご夫妻とWestwoodのNapa Valley Grilleでお昼。それからUCLAの新しいCalifornia Nanosystems Institute CNSIへ(写真2)。ここはまだ全開ではありませんが、いくつか活動が始まっています。東京大学や、つくばの材料研究所などとも共同研究が始まるようでうれしいことです。ちょうど九州大学Silicon Valley OfficeのProf Matsuiもこられていました。これは医学、工学、化学などの共同作業ですので、ちょうどこれらの学部に囲まれた真ん中に研究所が立っていて、研究者の参加システムにもいろいろ工夫が仕込んであります。このNano Tech CenterはBioとの連携が主眼で、nano材料に主眼を置いているUniv California Santa Barbara(あのBlue Diodeの中村修二さんがスカウトされたところ)との連携も組んでいます。何人かの研究者と懇談、お二人の日本の方にもお会いしました。それぞれ、ほぼ10年、20年になるそうです、がんばっています。嬉しいです。面白い研究をしています。

 翌5日は医学部長のGerald Leveyさん(写真3)に会いに、本当に久しぶりです、12,3年ぶりでしょうか。お互いに健闘を祝し、1時間ほど話し込みました。その後、小児科のMcCabe教授(写真4)、慈恵医大小児科の衛藤教授の友人でもあり、同じ分野の小児遺伝学分野です。以前いたColorado大学時代からDoublestrand Ranch で馬を育てているのです。優雅というか、スケールが大きいというか、うらやましいです。


写真1: 恩師のKleeman先生と。


写真2: UCLA California Nanosystems Institute CNSIで。


写真3: Dr Gerald Levey医学部長と。


写真4: Dr McCabe, Dr David Lundberg (UCLA-CNSI国際連携担当)と。

 やはり、長い間お世話になった大学は懐かしい、戻っておいでよと呼びかけているようなCaliforniaの突き抜けるような青い空、どこまでも明るいキャンパス、大学の町Westwood、どれもこれも懐かしい、もどりたいなあ、という24時間でした。飛行場へ向かい、San Franciscoへ。ところが、フライトが2時間ほど遅れて、San Francisco到着は5時半でした。