Genevaからロンドンに入りました。目的はTony Blair 首相の科学顧問 Chief Science Advisor、私のcounterpartというべき立場(あちらは組織化されていますが、それでも最近、英国議会でさらに機能強化の提案も出ています:さらにBlairの今年の退任後はこの組織を統括するDTIーDepartment of Trade and Industry(**1)をDepartment of Energyとし、さらに Department of Scienceを作る(**1)ということも考えているようですーご本人はすばらしい化学者です)旧知のSir David King(http://www.dti.gov.uk/science/),(http://www.ch.cam.ac.uk/staff/dak.html)に会うことと、最近のGlobal Science and Innovation Forum最近のStern報告のSir Nicolas Stern(インド出張中)のスタッフと会うことです。来年2008年に日本が主催するG8 Summitの件もあるのです。野上大使のご一緒してくれました(写真 1)。とても有意義な時間でした。
ところで英国の外交官については細谷雄一さんの「大英帝国の外交官(2005年)がいいですよ。ここに書いてある外務省の建物(fco.gov.ukは Foreign and Commonwealth Affairsですが、これがどのような歴史的意味と位置付けをもつのか、これらを理解しながらこの本を読んでください)の中で写真をとったのですが、撮影禁止されているとのことでここに掲載できません。細谷さんはまだ若い(30代前半と思います)のに何冊も本を書いている学究の徒です。