◆ DND大学発ベンチャー支援情報 ◆ 2011/05/09 http://dndi.jp/

東日本大震災2ケ月、「出口編集長、現地へ」の予告

 ・なぜ、この景勝の地に惨い震災、大津波が襲ったのか
 ・ボランティア活動のEM最前線などを取材予定
〜連載〜
 ・滝本徹氏の新連載『つながり力で地域活性』がスタート
 ・比嘉照夫氏の『EM技術による粉塵、放射能対策』の現実
 ・ワシントンの服部健一氏『日本は必ず復興するその2』の熱烈
 ・経済産業省局長、石黒憲彦氏の『高い現場力を生かせ』の至言
 ※中島粂雄氏が石黒氏のコラムを称賛
 ・4月のDNDメルマガランキング速報
 ※Googleランクでも上位で健闘
 ・金沢工業大学客員教授に就任(5月1日付)
 ・≪私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その3≫

DNDメディア局の出口です。新しい緑の風、オフィスの窓から久しぶりにさわやかな川風が入ってきます。見渡すと、越谷の我が家の庭の花木からも目が覚めるような若芽が一斉に吹き出してきました。眺めながら手で触ると、ハーブの香りがわき立って気分が安らぎます。


 さて皆様、ゴールデン・ウィークはいかがお過ごしでしたか。私と言えば、なぜかどこにも行く気になれず、晴耕雨読といえば聞こえがよいが、数日、家と会社を行き来する程度でひきこもり状態でした。あれ以来、覚悟に近い思いが撓んで精神的に揺らいだままです。大学発ベンチャーの起業支援、ネットワークの構築やら、情報発信にこの10年、わき目も振らず走ってきたが、正直いえば、いまその意味がぼやけてとらえにくい。


 3・11東日本大震災のショックが、知らず知らずのうちに心の内に入り込んで、どこか滅失したいたたまれなさが尾を引いているのかもしれない。


 被災地では、いまだ11万6900人余りの方々が不自由な避難所生活を強いられています。警戒地域に取り残された牛や、豚、馬や、鶏の家畜を殺処分し、少しも救えないもどかしさと、苛立ち。福島原発の収束の遅れと高濃度の放射線量の海への流出が続く。頻発する余震。国内の雇用や経済不安、海外からの風評被害、増税や財源論がかまびすしい復興計画議論の動向も見通しが暗い。いくらか鎮静化してきた印象があるとはいえ、8月15日までに仮設住宅に入れるのだろうか、という福島原発の先行き不安そして、唐突な感じがぬぐえない浜岡原発の全面停止要請、それへの課題や経済的影響などをあれこれ考え併せると、日本の近い将来すら五里霧中、その姿が少しも見えてこない。もう2か月というのに。あまりに長くありませんか。


 菅首相一行が、そして東電の社長らが、現場に行った時の映像を見ると、人柄の東北の人らは、言葉遣いは丁寧でやさしいが、その表情と握り拳に力をためていた。不安からくる混乱、不安がもたらす迷走、そして不安が怒りへと変わり始めてきたような印象を持ちます。この先、梅雨やそして猛暑にさらに耐えてください、と誰が言えるだろうか。


 いったい政府は、何を優先させたいのか、だれを守ろうとしているのか、その判断の軸が残念ながら見えない。メッセージとして伝わってこないのです。


 しかし、それにしてもこんな惨い震災、大津波が、なぜ、この美しい景勝の海岸沿いを襲ったのか。あれからずっと自問自答が続いています。


 地図を開くと、地形による明暗が分かれていた。岩手県の久慈海岸から宮城県の気仙沼湾まで180キロに及ぶ海岸線が、陸中海岸です。宮古以北は、隆起した海岸で高さ50mから200mの切り立った断崖が続きます。巨大な北山崎周辺は、海のアルプスと言われています。これとは対照的に宮古以南は、突き出した岬や半島が入り組んだリアス式海岸となっている。この辺の被害が甚大でした。現場にいってこの目で確かめたい。被災者の生の声を聞きたい。その衝動が抑えられず、明後日の11日で東日本大震災から丸2ケ月を迎えるのを機に、やっと私も現地入りすることになりました。


 明日10日朝から新幹線で岩手・盛岡に入り、宮古市を起点に南下し、山田町、大槌町、そして釜石市内の民家を拠点に取材をして回ります。そして大船渡市、陸前高田市を抜けて気仙沼市へ。そこで一泊して翌日石巻へ向かい知り合いと合流して仙台へというスケジュールです。かなりハードかな。現地の報告は、facebookでリアルタイムに送稿し、あわせてやや遅れてDNDサイトの特設コーナーでも同様の記事と写真をアップします。タイトルは『東日本大震災から2ケ月、出口編集長 現地からの報告』です。デザインは、毎度、お世話になっている杉山期さんです。DNDサイトをスタートから手掛けてくださっている産経新聞時代の先輩です。


 取材には、比嘉照夫教授が指導するEM研究機構をはじめ、NPO法人のU-ネット、EM岩手、宮城、EM生活の関係者で、被災地のボランティアに懸命な方々のサポートをいただきます。また、元新日鉄釜石のラグビー部部長を務めた北澤仁氏のご紹介で釜石の地元の方々との取材が首尾よく整ってきました。いまその途中途中の足の確保などの最終調整のため連絡を取り合っているところです。


 この原稿を打っている最中に、事業創造大学大学院の教授、赤木弘喜さんからメッセージが入り、仙台泊2日目の15日は、宮城県の民間復興支援青年隊への支援をしてくださる予定の「日系アメリカ人会」の視察団に合流、再度、石巻に行って港湾内を一望できる日和山公園へ、そして地元の小学校の校長先生との面談にも立ち会わせてくださることになりました。うれしいですね。釜石での民泊は、学生のころからお世話になっている材木業の岡田正さんの奥様の妹さんのご自宅で、不思議なご縁でご主人が新日鉄釜石につい最近まで勤務された佐々木雪雄さんです。偶然、新日鉄OBの北澤仁さんと結びついちゃいました。釜石では、いろんな方々との面会取材がセットされつつあります。こんなにスムーズに事が運ぶなんて、やはり現地に誰かが呼んでいるに違いありません。


 なんだか、やる気がわいてきたぞ、この調子ですね。DNDはやはりみんなに支えられています。有難い。どうぞ、現地報告にもご注目ください。


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□九州経済産業局の瀧本さんの新連載『つながり力で地域活性』がスタート


 ゴールデン・ウィークをはさんでDNDにちょっとしたニュースがありました。連載の執筆陣に九州経済産業局長の瀧本徹さんが加わりました。タイトルは、瀧本さんがお得意とする地域活性化とネットワークの構築をテーマに『つながり力で地域活性―戦略と実践』で、その記念の第1回「九州成長戦略アクションプラン」。地域力は、発信力を地で行く内容となっています。


 連載の開始にあたって、とその冒頭に、瀧本さんは、こう自己紹介をされています。


 ≪私は、2000年に茨城県に出向して以来、地域・中小企業政策を継続して担当してきました。茨城県の後、内閣府沖縄産業振興担当、中小企業庁経営支援課、関東局、地域経済産業政策グループ政策課、九州局という具合に、霞が関と地方をほぼ交互に繰り返してきたことになります。  これまでの拙い経験ですが、地域活性化のアイデアと実践や地域のキーパーソンの取り組みなどについての雑感をまとめる貴重な機会を与えていただいた出口さんに感謝しています。出口さんとは、DND事務局長として担当された時からの、まさに10年のお付き合いです…≫


続きは、以下からご覧ください。ご感想もお待ちしています。
http://dndi.jp/25-takimoto/takimoto_1.php


□比嘉照夫氏の『EM技術による粉塵、及び放射能対策』の現実


 瓦礫の処理をはじめ、異臭を放つ砂ぼこり、気温が高くなるにつれて強くなる臭気対策をどうするか、悩ましい問題だが、EMのボランティアですでに避難所のトイレやゴミ集積所、下水周り等の悪臭や、水産廃棄物等の処理に実績をあげている。EM供給体制も整い、希望があれば、いつでも対応できる状況だが、が、まだまだ足りない。比嘉先生は、第41回で述べた「EM技術による臭気および土壌汚染(塩害、ヘドロ、放射能)対策」の提案については、関連する組織からの要望もあり、具体的な取り組みを始めた地域もあるが、粉塵対策については、散水車等の活用を含め行政との調整が必要である、としその早急なスキーム作りを訴えています。


 懸念の放射能汚染土壌対策については、前回の提言で様々な問い合わせが寄せられていることを説明する。学校のグラウンドや教室等の建築物の浄化等や、原子力発電所の高濃度汚染水をEMで効率よく処理する、あるいは農地の浄化など、あらゆる分野にその効果を発揮することが明らかになっている、とその根拠を解説します。


 そして、原子力発電所の高濃度放射能汚染水対策(提案)に注目したい。比嘉先生は、報道から推測すれば、高濃度汚染水は、合計で10万トン余と思われ、今後も冷却のために放水が続けられるようになると、高濃度汚染水は増える一方である現実を踏まえ、すでに述べた人体の被曝対策や土壌の放射能汚染対策は、チェルノブイリの風下で被災したベラルーシの汚染地帯で行なった裏付けがあり、現在の被災地に、そのまま応用することは可能である。が、報道されている高濃度汚染水の放射能の濃度は、単にEMを投入するだけのレベルでは対応できるものでなく、全く別の手段が必要である、として新たな処理方法を提言しています。「高濃度汚染水でEMを培養する方法」は本文でどうぞ。
http://dndi.jp/19-higa/higa_42.php


□米国特許弁護士の服部健一氏からの激烈メッセージ『日本は必ず復興する(その2)』。


 ワシントン在住で、それでいて日本の事情にお詳しい服部さんからコラムがとどきました。冒頭、


≪今回の東日本大震災は、大地震だけでなく、その直後の大津波、さらにはそれによって生じた原発の放射能問題という世界でも例を見ない三重苦の稀有な大災害となっている。日本の経済活動は大幅に落ち込み、自動車会社の生産量が元に戻るのはほとんど本年末という大混乱だ。日本経済はだめになるという悲観論があれば、必ず立ち直るという楽観論もある。私は、日本は必ず立ち直る、しかも数年後にはもっと良くなる、強くなるという超楽観論者のほうである。≫と述べ、その根拠を丁寧に、そして勇気づけるように説明しています。


 その大きな理由の一つは、1974年の石油危機の時の経験である、と言い切り、こんなとっておきのエピソードを紹介しています。


≪当時、私は通産省(現経産省)の大臣官房企画室という、通産省のビジョンを作るブレーンの室にいた。室長は福川伸次氏(後の事務次官)、上司に吉田文毅氏(のち特許庁長官)、伊佐山建志氏(のち特許庁長官)、仲井眞弘多氏(現沖縄県知事)、池口小太郎氏(現作家の堺屋太一)、間接的な部下に望月晴文氏(前事務次官)というそうそうたる人物がいた。時の総理大臣は田中角栄氏、通産大臣は中曽根康弘氏であった。
 そのとき、日本を襲った第一次石油危機は、石油の値段を一夜にして大高騰 させ、狂乱物価を導き、日本は未曾有の経済危機に陥った。通産省は物価の暴 騰を抑えるための価格統制を行うことを決定し、徹夜の連続でその施策資料を 完成させたのはある日の夜中の2時ごろだった。大臣官房企画室で一番若かっ た私が、その資料を持ち、夜中に首相官邸へ出かけ…≫その続きは、以下のURLからどうぞ。
http://dndi.jp/08-hattori/hattori_59.php


□経済産業省局長の石黒憲彦氏『高い現場力を生かせ』


 経済産業省の石黒局長からコラムが届きました。大変、参考になる提案が随所に散見されます。現場の力、確かに、と感じ入りました。特に、≪強いて哲学に近い基本方針を言えば「コンパクトで災害に強い自律分散型の街作りをしよう」というのが基本方針で≫のところがポイントと思いました。詳細は:以下から。
http://dndi.jp/00-ishiguro/ishiguro_164.php


 すぐ読みたい人のために、コラム一部抜粋します。


≪一部のメディアや有識者の論調に、「復旧ではなく復興だ」、後藤新平はいるか、復興の哲学が必要だ、これまでなかったモデル都市を造ろうといった議論があるのですが、私は少々被災地の自治体や被災者の方々の現場感覚とはずれがあるのではないかと感じています。
 今回深刻な被災を受けた地域は帝都ではありません。風光明媚な海岸沿いの 町々です。このまま避難が長期化しては、もともと人口減少が進んでいた地域 であるがゆえにコミュニティが消滅してしまうから、早く住宅を建て、水産業 や商店街など復旧し、皆さん以前ののどかな当たり前の日常を戻してくれと願 っているだけではないでしょうか。強いて哲学に近い基本方針を言えば「コン パクトで災害に強い自律分散型の街作りをしよう」というのが基本方針で、そ の有り様はそれぞれの自治体、住民の方々が考えて、国の役割は、それを平時 の全国一律の杓子定規な制度の上ではなく、どんどん臨機応変に特例など作り ながらサポートしていくということではないかと思います。
 仮設住宅も大事なのですが産業が一緒に起きて雇用の場が創出しないとただ でさえ高齢者比率の高い地域なので生活保護者と要介護者ばかりのコミュニテ ィを作ってしまう怖れや酷い場合はコミュニティそののが喪失してしまう怖れ があります。中小企業庁は独立行政法人中小企業基盤機構を使って、貸し工場 や仮店舗を建て、無償で貸し出すようなことを既に着手しています。組合形態 や会社の統合によって同業者が助け合ってやる例もあるでしょう。これは二重 ローンといった問題に比較的悩まずに事業を継続し、雇用を創出できる有効な 手段だと思っています。そこから少しずつ都市計画ができたところで本格的な 商業地域、水産加工業などの二次産業地域への本格的再建・復興につながって いければいいと思います。≫


 石黒さんのコラムにこんなご意見が寄せられました。


 私が尊敬する、前足利商工会議所専務理事で、旅荘「巌華園」経営、中島粂雄さんからです。中島さんについては、なんどかDNDで取り上げました。最近では、昨年12月に配信の『中島粂雄さんのまちづくり事件簿』が新しい。http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm101201.html


 それでは中島さんのご意見は、次の通りです。


≪頑張っていますね。中島です。石黒先生の意見大賛成です。今こそ自律分散型の地域の歴史や文化と地域の人々特に老人の知恵と商人の欲を引き出すような施策と街づくりが必要だと思います。戦後焼け野原から立ち上がった原動力は人々の「夢」と「欲」です、ヤミヤとオンリーさん達です。何もかも無菌状態にした銀座通りを日本中にまたつくろうとしているのでしょうか、規制と公平では面白くも何ともない、ユッケもフグもお上の監視下ではおいしくない、活力は生まれません。先ずは小さいお金を少しずつでも地方で動かし元気にすることです。そのうち中央を騙しがっぽり儲ける、そして復興に使う。地方人の逞しさとずるさを引き出して、東北から日本を変えよう!!。廃藩置県より廃県置藩を提唱する私としては、このドサクサに道州制なんて言わないでほしい、東北の文化、人のそこ力を甘く見てはならない。都会人は遠野物語でもじっくり読んでみたらとおもいます。≫


 いやあ、うれしいですね。中島さんと知り合ったのが、僕が31歳の時です。その出会いの場面は、以前、やはり書きました。それから27年、こんな風につながっている。特に、地方の町おこしとなったら、中島さんの往年の機関銃のような舌鋒が甦ってくる。幸せは、信頼しあいながら、つながることなのかもしれません。


□金沢工業大学客員教授に就任


私事になりますが、この5月1日付で、金沢工業大学の客員教授に就任しました。所属は、研究支援機構産学連携室です。私ともども金沢工業大学をどうぞ、よろしくご支援くださいますよう、お願い申し上げます。


□4月のDNDメルマガランキング速報


上位5位までが、3.11東日本大震災関連でした。さしずめ、このランキング3位の「東日本大震災検証」はグーグルで230万件中、1位にランクされています。


1位:3.11 東日本大震災:東北の人、憂いの中の優しさ
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110323.html 2位:福島第一原子力発電所の事故の発生・進展の主な経緯
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110406-s.html 3位:3.11東日本大地震、1ケ月の検証
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110406.html 4位:3.11東日本大震災 急がれる復興計画への第一歩
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110413.html 5位:動け!東日本復興計画:丹下健三氏の『東京計画1960』に学ぶ
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110421.html


□≪私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その3≫


 その1、その2に続く、facebookで綴る震災・原発事故関連ドキュメントです。≪≫は、私の投稿で『 』の友達らの投稿と区別しています。アルファベット文字は、実際の人物の頭文字を反映させているものではありません。◆は、ニュースからのメモ◆です。一部のみを掲載し、続きは本番でURLで配信します。


3月15日8時10
:◆枝野官房長官は記者会見で、福島第一原発の2号機でサプレッションプールに欠損が見られることを明らかにしました。サプレッションプールは、原子炉の格納容器内の圧力が蒸気などで上昇した場合にその蒸気を圧力抑制室内に導いて冷やすことで圧力を低下させる設備です。枝野官房長官は、この欠損によって周辺の放射性測定値は急激な上昇は示していないとしています。◆


15日8時27:
≪いままで経験しない極めて異常な事態、とNHK。朝8時の東電会見によると、今朝6時すぎ、2号機の圧力制御室付近で、大きな衝撃音があり、圧力制御室の圧力が低下した。海水注入作業を除いて、東電職員、協力企業関係者らを発電所から安全な場所に移動「避難」した、と。サプレッションプール(圧力制御室)が損傷したことで、核燃料の閉じ込めが困難になる可能性あり。枝野官房長官は、「ただちに健康に影響することはない」と説明した。なんだか、奇妙だなあ。悪い方向に向かっていまいか。≫


15日8時38:
≪菅さんが(東電からの)連絡が遅いとブチきれて、東電が現場から撤去したら東電は100%潰れる、と脅した。枝野さんは、「健康に影響ない」と数値ばかりに目を向ける。頭でっかちの医師が患者を見ないで数値ばかりみているのに似ていないか。職員らが発電所から、逃げ出したのは事態が相当、深刻なんじゃない?危ういなあ。≫


15日9時02:
≪気になる原発付近の風向は、北から南へ。福島から茨城へと流れているのだろうか≫。


15日12時23:
≪いったい何が起こったのか?私の関係の役員会議で、情報に接していなかった10時から12時までの2時間の間に、放射線の数値が3号機付近で400ミリシーベルトと危険濃度に達していた。そして屋内退避指示の範囲が半径30キロに拡大した。いままで心配し、懸念してきたことが不幸にも的中してしまった。これまで事実隠ぺい、情報操作の疑いがあるのではないか。「人体に影響はない」と繰り返えされてきたから≫


続きはこちら
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm110311c.html




記憶を記録に!DNDメディア塾
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