◆ DND大学発ベンチャー支援情報 ◆ 2011/05/09 http://dndi.jp/

私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その3

私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その1
私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その2
私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その3
私の3・11、東日本大地震ドキュメント:その4
 その1、その2に続く、facebookで綴る震災・原発事故関連ドキュメントです。≪≫は、私の投稿で『 』の友達らの投稿と区別しています。アルファベット文字は、実際の人物の頭文字を反映させているものではありません。◆は、ニュースからのメモ◆です。


3月15日8時10分:
◆枝野官房長官は記者会見で、福島第一原発の2号機でサプレッションプールに欠損が見られることを明らかにしました。サプレッションプールは、原子炉の格納容器内の圧力が蒸気などで上昇した場合にその蒸気を圧力抑制室内に導いて冷やすことで圧力を低下させる設備です。枝野官房長官は、この欠損によって周辺の放射性測定値は急激な上昇は示していないとしています。◆


15日8時27分:
≪いままで経験しない極めて異常な事態、とNHK。朝8時の東電会見によると、今朝6時すぎ、2号機の圧力制御室付近で、大きな衝撃音があり、圧力制御室の圧力が低下した。海水注入作業を除いて、東電職員、協力企業関係者らを発電所から安全な場所に移動「避難」した、と。サプレッションプール(圧力制御室)が損傷したことで、核燃料の閉じ込めが困難になる可能性あり。枝野官房長官は、「ただちに健康に影響することはない」と説明した。なんだか、奇妙だなあ。悪い方向に向かっていまいか。≫


15日8時38分:
≪菅さんが(東電からの)連絡が遅いとブチきれて、東電が現場から撤去したら東電は100%潰れる、と脅した。枝野さんは、「健康に影響ない」と数値ばかりに目を向ける。頭でっかちの医師が患者を見ないで数値ばかりみているのに似ていないか。職員らが発電所から、逃げ出したのは事態が相当、深刻なんじゃない?危ういなあ。≫


15日9時02分:
≪気になる原発付近の風向は、北から南へ。福島から茨城へと流れているのだろうか≫。


15日12時23分:
≪いったい何が起こったのか?私の関係の役員会議で、情報に接していなかった10時から12時までの2時間の間に、放射線の数値が3号機付近で400ミリシーベルトと危険濃度に達していた。そして屋内退避指示の範囲が半径30キロに拡大した。いままで心配し、懸念してきたことが不幸にも的中してしまった。これまで事実隠ぺい、情報操作の疑いがあるのではないか。「人体に影響はない」と繰り返えされてきたから≫
※某新聞社内で、緊急屋内待機メールが流れた‐という情報あり。


15日 12時56分:
≪やや 過剰反応みたいよ。たぶん、ガセかもね。日経が、そんなあわてんぼうじゃないと、思うが。これから流言飛語が、錯綜するので要チェックかもね。貴重な情報をありがとう≫。


15日 15時09分:
≪ 不安と怒り、と、NHKの現場レポート。福島原発の4号機が、今朝、火災を起こす。消防車出動した。原因は不明。1号機、3号機、2号機、そして4号機が昨日、爆発、火災、さらに運転休止中の5号機も温度が上がっている、と≫


15日17時37分:
F氏『毎度、鋭い分析と提言、感心しています。それと出口さんの友人のやりとりも適切でfaの投稿をニュース解説として読んでいます。当初は、官邸と東電との野合作戦の臭いがプンプンしたが、一筋縄ではいかない東電体質と対応の遅れでオオゴトになり国民不在の泥仕合になったと思慮します。本当に困ります。言い過ぎでしょうか?』


15日17時48分:
≪Fさん、ありがとうございます。私たちの指摘は、間違っていませんでした。勇気がいるのよ。こんな危うい状況がはっきりして瓦解し始めてから、盛んにモノを言うのは、まあ、無難ですが、後出しじゃんけんです。枝野さんは、一緒に酒を飲んだこともあり、東電だって広告のお願いもしました。原子力安全・保安院にも、経済産業省にも友人が少なくありません。黒川清先生を尊敬し、そのように自らの意見を大切にしたい。相手の考えも理解したい、と思います。私たちの役割は、この辺までかなあ。激励をいただいて、うれしいです。現場で、東電の方々や地元の業者さんらが劣悪な環境の中で懸命に下支えされていることには頭が下がります。南相馬市で工務店を営む知人が、従業員10人を地震発生の翌日から原発現場に投入したままです。最前線では、命がけの奮闘が続いています≫


※DNDメディア局からの異例のメルマガ。
≪皆様各位
かつて経験のない未曽有の大地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
悲しみが連続しています。ふと、気を許すと、不安と絶望が襲ってきそうです。救いの手が求められます。国内外から、励ましの声が寄せられています。哀しみをこえられないわけがありません。そしてこの試練を希望に変えていかなければなりません。
が、ふと、周辺に目をやると、なぜか、暗く沈みがちなムードにくじけそうになります。
背筋を伸ばして、目を遠くに定めながら一歩前にすすみましょう。お一人お一人の絆を信じて新たな明日を築いていきませんか。DNDは、本日再開しました。夢・志・仲間をテーマに全力をあげていきますことをお約束します。ご一緒に、よろしくお願いします。
DNDメディア局編集長≫


15日 17時31分:
Tさん『自分のこと、身近な人のこと、関係者の方々と、被災していること被災している人のこと、いろいろ心配や悩みはあります。前向きに前向きにと思っても現実の悲惨な状況に沈みそうになります。でも、DNDネットワークほか、多くの方々の前向きな姿勢に後押しされている自分を感じます。頑張ります!そして頑張りましょう!』


15日 19時35分:
≪その意気です。ひとのため、社会のため、と心に定めれば自ずと力が湧いてきます。自分らしく自分にしかできないことをやればよいのですよ。前に進む、その瞬間にこそ、かけがえのない命の輝きを発する、私はそう信じています≫。


◆                     ◆


3月15日 17時48分:
≪昨日、菅さんが会見して、今後さらなる放射性物質の漏えいの危険が迫ってきていますーと非常事態宣言とも言える発言をしていたのですね。避難住民ばかりじゃなく、近県の住民も不安になっています。放射性物質は、心配ない問題ない、想定内って、不安を打ち消していたのに、急にハンドルを切るから振り回される気分なのよね≫


16日 7時42分:
K氏『とにかくデータを出さなさすぎる。解釈は自分たちだけですることはない、国難なのだから。世界からの対応に対して批判がドンドンではじめています、当然の反応ですが。http://sankei.jp.msn.com/world/news/110315/amr11031522560008-n1.htm


16日 11時12分:
『これもhttp://sankei.jp.msn.com/world/news/110315/mds11031520400003-n1.htm


16日 11時14分:
≪アメリカの知人が、米国の新聞は連日、日本の原発クライシスを見て、シンガポール経由で脱出しろ!と連絡をくれました。東電の情報隠し、隠ぺい体質は病的です。4号機周辺の白い煙は、NHKが発見したほどです。原発敷地内から見えないのだろうか。早く米国へのSOSを出した方が無難です。あらゆる手だてを動員すべきです≫


◆NHKニュースから。支援物資が届かない。食糧も、暖をとるガソリンも、毛布も薬もない。30キロ避難指示で外出もできず、届けてもくれないーと政府の冷たい対応に静かな怒りを口にするのは、被害甚大だった南相馬市長の桜井勝延さんでした。おにぎり一つを4人で分ける。100人にバナナ50本…。いやあ、ちゃんと手厚くやってくださいなあ。哀しみが募ります◆


3月15日 21時39分 :
Mさん『民主党内閣の姿勢はこんなもの。格好ばかり付けているように思えます。といって嘗ての自民党が良い訳ではないのですが。生命生命と何度も叫んだ前首相 羊頭狗肉では』


15日 21時54:
≪何をやっているのでしょうか。2000を超える避難所、命からがら逃げ延びた43万人が、寒くてひもじい思いをさせている、なんて、この日本で考えられますか。計画停電や避難指示と政府からの命令ばかり優先し、お一人お一人の生活が粗末にされているのは、どう考えてもおかしい。避難指示を余儀なくされた20万人の生活は、どうなっているのか。安否もわからない。連絡もつかない。これらをダレがやるのよ?計画停電の担当大臣を決めてやる前に、優先してやんなきゃなんないことあるべさ。おかしいなあ≫。


15日 22時05分:
Zさん『私も少しコメントします。茨城の山奥の方の方(知人、友人)にお米や水を送ろうと宅配の方に母と頼みました。しかし断られました。ショックでした。自治体や政府や自衛隊が先で、個人は例え、支援食糧や支援物資でも優先順位が遅れ過ぎていて、無理みたいです。ヒドイです(泣)』


16日 3時00分:
≪「屋内退避の窮状、家族は捜索もできない。遺体の火葬ができない。30キロ圏外で、交通遮断、郡山まで取りにこい、と。100キロもあって困難、現状を知って欲しい。避難場所の確保、生活物資がない。寒い。灯油がない。国の力で助けてほしい。が、マンの限界」と、南相馬市の桜井市長のNHKの電話インタビューから≫


16日 7時22分:
≪Zさん、辛いね、気持ちが揺らぎます。物資が届かない。届けない。高速道路は緊急車両専有で、一般車両は通れない。私の大事な後輩が、昨日、新潟経由でバスで仙台に入りました。津波で流された親を探しに行きました。夜は、真っ暗、雪で寒く、バッテリーも残量がすくない。悲鳴が届いています≫


16日 7時35分:
Zさん 『出口さん。はい。交通網がどこかで途絶えているのでしょうか。心配です。さっき募金をしてきましたが、役に立てる事が少ないので切ないです。見守りたいです。またコメントします!』


16日 16時29分:
≪高速道路が、緊急車両専有となっており、のこされた一般道は大渋滞です。ガソリンスタンドにクルマが列をなし、原発から半径30キロ付近は車が入れない? 一般道路のどこが陥没し、土砂が崩れて寸断されているかの詳細は、いまのところわかりません≫


16日 16時44分:
≪艦艇の緊急出動で、沿岸部の孤立、避難住民を海上から救出したらどうか。被災現場の多くは三陸海岸から南下した沿岸部に集中しています。道路が寸断し、物資も届けられないなら、海上から搬出してはどうだろう、という私の提案です。調べると、海上自衛隊や海上保安庁には、艦艇や船艇、支援艦、救難船艇、巡視船が数百隻以上あります。とりあえず、緊急避難で妊婦さんやお年寄りを救ってください。避難所で病死させてはなりませんよね。≫


16日 9時44分:
G氏『それができたらいいですよね。しかし沿岸まで行けても、そもそも上陸作戦を求められていない海自にそうした装備がありますかね? 判断する知識がありません。』


16日 10時02分:
G氏『あ、つまり津波で破壊された地域に接岸あるいは上陸するには海兵隊のような部隊が必要では、と思うのですが、自衛隊にはそういう部隊はないのではないでは?という意味です』


16日 10時08分:
≪陸地な沿岸付近の対応は、いわばお年寄りや妊婦さん、赤ちゃんらの搬送ですからそれは県や自衛隊の皆さんに、任せればよいのではないでしょうか。問題は、停泊可能な湾岸や港の状況が、どうなっているか。たぶん、土砂で大型艦艇は接岸できないから、小型ボートでリレーするのがいいと思う。孤立して踏み込めないのが三陸海岸の宮古、南三陸、女川付近です。


16日 10時12分:
H氏『これはむりでしょう。港は破壊されているので、艦船は沖合にしかいけません。自衛隊は、専守防衛ですので、上陸作戦の装備がありません。小型ボートは、艦船が沈没するときにつかう、避難用ボートですが、これでは、がれきが多数浮遊する沿岸に近づけません。ボートが破損して、物理的に、接近できないと思う。米国の海兵隊の強襲揚陸艦の到着を待つしか無いでしょう』。


16日 10時37分:
≪なるほどね。日本の戦力では、津波で破壊された沿岸部からの孤立集落の救出は、陸上自衛隊の救出を待つしかない。米軍の応援をいただかないと無理と。ただ気仙沼の港では、艦隊ではないが、大型客船の接岸の可能性を伺っている、との情報もあります。港に接岸できればクスリや医療絶品の搬入は可能かもしれません。いまのニュースでは釜石港は、本日再開される見込みです。海上ルートは有効です。Do for itですね≫


16日 10時54分:
S氏『歌の文句じゃないけれど宮古、釜石、気仙沼等の北東北の三陸沿岸は歴史的、経済的、人材的にいっても釜石が中心にならざるを得ないでしょう。今回の被害でも釜石の町は壊滅的ですが、新日鉄釜石製鉄所軍団は健在ですし、バックには全国の護送船団の鉄鋼業界が控えています。特に釜石には戦前からの津波被害の経験、戦争末期の2度にわたる米軍の大艦砲射撃受難、廃墟からの戦後の日本鉄鋼業復興の先駆け、近年の鉄鋼業リストラクチャーへの挑戦等不撓不屈の精神が生きています。北東北の工業復興は釜石に任せていいでしょう。ともかく東北はこれからインフラ復興のため今まで冷遇されてきた建設業大振興が必須です。なお直近の船舶着岸はすでに釜石が可能といってますし日米連合艦隊が上陸用舟艇等を使って支援作業をやるでしょう、もう始まってるでしょう』


16日 11時11分:
≪さすがSさんです。釜石は不滅ですね。ラガーマンの街ですから、不撓不屈の魂は生きていることを信じます。Sさんは、新日本製鉄釜石のラグビー部の元部長さんです≫


16日 11時20分:
A氏『官民一体となって、過去に決めたことを粛々と進めるよりも、今できることは何かという思想に期待したいですね。不撓不屈の精神で前へ、前へです。』


16日 13時29分:
≪そう思います。やれない理由をよりやれる道筋を考えよ、ては、K先生のイノベーション戦力のテーゼでした≫


16日 13時37分:
≪釜石の港に物資を積んだ船が接岸した。が、釜石市では、荷物を運ぶトラックに手が回らず、また時間が知らされていないない、として荷物が下ろされていないのだそうです。何をやっているのでしょうね。釜石だから、パスが得意なはずですが、まあ、時間の問題だから、ひとまずは≫


16日 14時33分:
≪今日、小名浜の港も再開しましたね。港の整備を急ぐべきです。避難して孤立している方々がいかに多いか。食料、医療、燃料が欠乏しています。急がないと、政府への批判が手に負えなくなりますぞ≫


16日 22時23分:
Yさん『もともと物流に対する認識が甘いお国柄。"後方支援は軍事活動じゃない"なんて言っちゃうくらいですから』。


17日 18時14分:
≪確かに。あれは、トムハンクス主演のSaving private Ryan`でしたか、兵力や装備、それに後方支援がなければ前にすすめないのよね。ロジステックは立派な学問です≫


17日 18時33分:
≪東電の福島事務所が記者会見、4号機から上がる白い煙について、「わからない」と。原子力安全・保安院は、使用済み核燃料のプールの水を回復しないと危険な状態だ、と初めて危険を口にしました。そして、楽観的に考えない方がいいとも付け加えた。専門家は、極めて濃度の濃い放射性物質が充満し、近づけない。被曝を避けて放水する方法を検討と言って、もう数時間。枝野官房長官の会見がはじまりました。おそいなあ≫


◆                        ◆


16日 11時15分:
≪避難所に非情にも冷たい雪、氷点下の寒さです。灯油がない。凍えちゃいます。大切な後輩が、昨日、新潟経由で仙台に入りました。津波で流された実家に行方不明の父親を探しに行きました。夜は、真っ暗、雪で寒い。遺体収容所、避難所、凄惨な状況を目にして涙がでた、と。女川の避難所まで、どうやっていくのか。必ず再会できますように、と祈ります≫


16日 11時54分:
Yさん『仙台の恩師から昨日やっとメールがきました。ラボはめちゃめちゃで何もなくなってしまった、水道とガスは一カ月かかりそうとのこと。それでも生きていただけよかった。ご友人のご家族の無事をお祈りします』


16日13時03分:
≪Yさん、ありがとう。いま被災地、東北はアメリカより、遠い。瓦礫の中をどうやって探すのか、考えただけでくじけそうになります。一緒に行くといったら、家内が鬼嫁になって阻止しました≫


16日 13時52分:
U氏『仙台で何か困ったことがあれば連絡してください。もっともガソリン切れで車は使えませんが』


16日 16時18分:
≪ありがとうございます。わたしの友達のJさんです。この投稿を見ているといいのですが、連絡してみます≫


16日 17時18分:
K氏『皆さん本当に大変、お気の毒。なんと言っていいのか言葉もありません。原発はあの4機はもう使えないのですから、経験のある米国、ロシアの専門家も呼んで埋め込み対策を練ることです。これは世界的課題なのですから、世界とノウハウを共有すべき』


16日 17時44分:
≪一刻の猶予もないですね。それはGOOD NEWS`です。日本の福島というローカルな問題じゃないですね。≫


16日 17時50分:
K氏『このような対応をとることが、この難しい中でベストではないか、といっているのです。一応、連絡してみましたが』


16日 19時21分:
Nさん『 再会できることを祈ります。』


16日 22時10分:
≪NHK教育で、避難者名簿を表示し読み上げています。大事なことです。NHK偉い≫


16日 22時26分:
≪辛い状況が続きますね。燃料切れ、目を離した隙に。ポンと、音がして白いけむりが立った。実は大爆発だった。海水を取り込んで安定している。放射性物質は影響ないーいわば、安全という印象を盛んに発信し続けているうちに、次から次に。それも早いスピードで拡散、悪化しました。想定内がいつ時点から想定外になったか。その潮目がいまだ明確ではない。昨日午前中の保安院の会見からです。ずっとフォローしてこまめに警鐘をならし保安院に詰める知人に会見等のアドバイス、情け無用のメディアからの情報洪水、リークへの対応を伝えてきました。保安院こそ、官邸と現場を繋ぐそれこそ最後の砦だから。Sさんは天晴れでした。そのバックに相当数のプロが不眠不休の活躍をしていることを知っています。しかし、未曾有の大地震、高さ10mの壁を超えた大津波とはいえ事故は起きたのですから、事故の結末次第では、そうとうの覚悟が迫られるでしょう。いま会見も政府の発表も変わりました。ただ、ね。逆に東電が集中攻撃をうけていることを憂慮しています。さて、Hさんとのやりとりは、バトルではありませんでしたね。訂正です。日本のエンジニアの正念場ですね。無事を祈りたいと思います。ありがとうございます。≫


17日 4時53分:
≪そうか、これほど言われても東電の隠ぺい体質が治らない。東電本社の会見は情報公開がなされていない。現場の福島支店の会見とまるで見劣りする、とはNHK。福島原発クライシスは、福島のドメスティックな事件ではないのだから、海外メディアにも自由に会見で質問してもらわないと、閉鎖的の批判を浴びよう。官邸一辺倒の会見も時代遅れかもね。海外のメディアが、盛んです。日本は、この事故を機に紙媒体が選別されるような気がします。これだけテンポが速いと、雑誌は脱稿と印刷、そして配達という数日のあいだに局面が変わる、という事態に遭遇するでしょう。あすの週刊新潮、文春はどう扱うか、興味深々です≫


17日 5:40分:
≪1F1の水爆映像は驚きました。音が。何かがざわめいていますね。メディアからのリークが、内部写真や映像が、これからでてきますよ。官邸とのやりとり、それこそ、バトルが面白い可笑しく書かれるでしょう。メディアにいまや、見識は求めてもムダです。加虐的で容赦しません。昔、昔は、溺れた犬に石もて打たないものでした。が、溺れた犬に狙いを定めるから始末に終えない。回りの顔色ばかり気にして自分の視点が、ない。エセジャーナルがなんと多いことか。こ指摘の通り、です。残念ながら。≫


17日 6時04分:
≪NHK教育で、安否情報を流しています。オンラインと連動。GoogleのPerson FinderとNHKの安否情報ダイヤルを集約して検索できるようにした。2011年03月17日 08時13分 更新。GoogleとNHKの被災者安否情報を一括して検索できるようになった。 Googleの安否情報ツール「Person Finder」とNHKの安否情報ダイヤルに寄せられた情報を集約。Person FinderとNHKオンラインの「安否情報検索」のどちらからでも情報を検索できる。ーITmediaから≫


※陸路、海上の物流ルートを急がないと。極寒の避難所に食料、医療、燃料が届かない、というニュースを聞いていられない。仙台まで東北自動車動はガラガラ、一般道は数十時間かかります。物資輸送のための民間車両はすべて通す覚悟てわやるべきだーとは、みんなの党の江田憲司さん。早くやってください。誰が決めるのかなあ。


17日 11時22分:
≪いわきの避難所で、お年寄り14人が亡くなくなりました。避難所といっても高校の体育館、床にビニールシートを敷いて畳みを置いた程度。暖房もクスリもないところに病のお年寄りには厳しい。辛い話しです≫。


※北澤大臣の記者会見発言に、びっくりしました。3号機は、きょうが限界と。そのために今朝から放水を急いだ、と。記者から突っ込まれていました。誤解と思うが、言葉ひとつが、命とりになります。


17日 11時48分:
P氏『複雑ですね・・・』


17日 12時29分:
≪気をつけないと、ね、ということだと思います。特に政治家さんは、言葉が命ですから≫


17日 18時11分:
≪あの日、地震の直前、緊急地震速報あり、とfacebookで発信したのはいのだがオフィスはめちゃくちゃ、パソコンが倒れてハードが破壊されたようです。清志君が他のパソコンにハードを取り換えたりしてなんとか息を吹き返したのですが、ソフトが使えない。皆様、私に空メールを送っていただけませんか。新しいメールソフトなので、往生しております。エレベータに2時間閉じ込められた事は、話しましたかしら。≫


17日 18時18:
G氏『送りまーす。メルマガ配信待っています!』


17日 19時27分:
≪ Gさん、ありがとうございます。メルマガは大丈夫です≫


17日 19時32分:
≪被災から一週間、依然、不明者多数。死者・行方不明が1万5000人を超える、とNHK。


このうち、行方不明で多いのが、津波被害が大きかった南三陸町で8000人、男鹿半島の女川町が5000人とこの二つの町で8割を越えます。2日前に仙台入りした大事な後輩からやっとメールが届きました。整理されていない県の名簿を頼りにチェックしている。避難所から情報を聞くが、親はまだ見つからない、と。真冬並、寒さが身に応えます。信じて頑張って!と、祈るような気持ちです≫


18日 7時47分:
≪浅草から秘密基地へ歩いています。東京は、大停電寸前です。仕事への影響ははかりしれない。社会経済が大打撃に。昨日、そんなニュースであわてて帰宅したら、駅は帰宅するサラリーマンで溢れてました。北千住駅はパニック状態でした。危険でしたね。東電によると、この日、3350万キロワットの供給に対して需要は午前中に3300万キロワットに。のべ1280万世帯への計画停電でしのぐタイトロープが続くという。海江田さんが、精一杯の節電を、と緊急談話を発表しました。いまなお、予断を許しません。地震、放射能汚染、停電…この不安はいつまで続くのだろうか。会社にスタッフをいかせるのが心配です。皆さんは、どうしているのかしら。福島原発の復旧がかなわないなら、ストップしたダム計画を急ぐべきか。新エネルギーや水力発電計画の再考をと、思うが。手遅れでしょうか≫


18日 11時01分:
H氏『 WEB会議等を導入して、在宅での勤務を実施しているところもあるようです。ノートPCだとバッテリーがありますので、数時間の停電でも問題ないかと^^>お気をつけ下さい!!』


18日 12時09分:
≪そうだよね。仕事の仕方が変わるかあ。フレキシブルなんだけど、サーバーも拠点も移転した方がよいだろうか。通勤が、痛勤です。しかし、当面、仕事にならないよね。観光地は火が消えたようです。春の行楽はキャンセルが続出で、温泉街は悲鳴があがっています。被災者の悲しみを思うと、そんなこと口にできないらしいが、とことん参っています。失業者増大なんじゃないだろうか≫


18日 12時15分:
H氏『被害のない方々には、普段通りの生活をして人生を楽しんで欲しいものですね!そうしないと、日本が破綻してしまいますから><』


18日 12時19分:
≪確かに。そうしないと破綻しちゃいます。が、気分が滅失してしまってどうにもならない自粛ムードです≫


18日 12時45分:
S氏『子供の頃の知識は"水主火従"(年が判る?けど)って教わった。@関電からのヘルツ変換機能がまだ1日100万KWなので増強できるはず(工事期間は?)A沿岸火力発電所の地震による点検終了による復活期待、神奈川県東京湾内だけでも100万KW/1日Bうろ覚えですが、原発へ注力のために充分稼動していない火力発電所があるはず(国内全域レベルで)なので整備→稼動C水力はすべて総点検してみる。例えばダムへの土砂流入にともない効率が下がっている発電所点検や発電機そのものの老朽化(投資の後回し)の整備、刷新などなど。総じて、親方日の丸で「永年サボッテ」いたことをチャント実行するのが先決と思慮します。いまどき「只見」や「黒部」などの大型案件はもしあっても環境アセスで無理でしょう。それと行政の詠う多目的ナントカは「無目的ダム」になりかねない。やるなら目的を水力発電だけに絞った小型、高効率ダムを検討する。風力、太陽は、今回は割愛。なぜなら小生のきらいな言葉のひとつに「なんとかに優しい」というのがあるが一般的に優しいのは効率面からみると"牧歌的"なのが多い。この辺りは情緒と効率をごっちゃにした奇麗事議論になるので今は避けます。取り急ぎです』


18日13時31分:
≪Sさん、お詳しいですね。いまは、火原主水従というらしいですね。しかし、関電からのヘルツ変換って、こんな狭い国土にヘルツを変えていること自体問題です。いっそうのこと全国の電力会社を一元化すべし。北海道だ、東北だ、東京だ、関西だ、これは役所の縦割りです。百害あって一利なし。Sさんのご提案、どなたか聞いてもらえませんか。当然、そういう方向で動いていくでしょう。都会の大停電は、かつてニューヨークでありました。経済損失ははかりしれない。供給と需給のバランスがタイトですから、夏場を考えると、背筋が寒くなります≫


18日 13時47分:
O氏『ヘルツの違いですが、確か、西日本ドイツ製、東日本アメリカ製の変電設備での食い違い。戦前、戦後の、電力行政の歴史が解る気がする』。


18日 14時20分:
K氏『3年ほど前、Low Carbon関係の委員会で、50/60ヘルツを一元化すべき、と発言したら関係者から3000億円程度かかりますよ、といわれました。私は発電と送電を分離することの問題を提起していたので、それ含めて考えよう、という趣旨ですよ、といったのですが。大きな目的と、その上での枠組みで考えたいですね』。


18日 17時40分:
≪Kさんのご提言は業界でつとに知られていますよね。このさい、声をおおきくしましょうか。経済産業省の知り合いに直訴してみました。やんわりと≫


18日 18時24分:
K氏『 多くの方たちが、現在と近未来の自分(と会社)の立場を考え、発言するので困るのですよ。だから「脱・出来ない理由」が大事のです』


18日 19時35分:
≪避難所の劣悪な状況に、ヘリを飛ばせ輸送機を配置せよ。港に艦隊を繰り出せ甲板からヘリを飛ばせばよい。出来ない理由は、まあ、そっちによせて、どうしたら、燃料、食料、医薬品をすぐ届けられるかを実行しましょう。せっかく難を逃れたのに、避難所で死ぬなんて悔しいです。やるならちゃんとやってほしい≫


18日 22時57分:
S氏『確かに、9電力体制の時に発送分離ができなかった。生産と流通は別物です。白洲旦那の努力は由としても、こんな小さい国で、分け過ぎになった。かつての、只見の東電と東北の怨念などいまだにあるのかしらん』


19日 0時05分:
K氏『なぜ日本人は大きくことを考えられないのか?これが内田さんの「日本辺境論」を書くきっかけだった、と。読んでなるほど、と』


19日0時22分:
北澤仁氏『出口さんの友達の北澤です。思い出したので記しますが私の母方の曽祖父が東京電灯初代社長の矢島作郎です。明治初年にイギリス、ドイツに渡り紙幣国産の次官クラスとなり、退官して銀行、東京電燈等を起こし、明治後半には故郷山口の下松に隠居して花鳥風月を愛でる歌人として自適したと聞いています。電気技術の責任者は国産ベンチャー草分けといわれるやはり山口出身の藤岡市助だそうです。参考に電気事業家たちと九電力体制:appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/kshimura30.pdf をご覧ください。電力と政治が全部わかります。矢島は藤岡とドイツから技術導入、大阪は鴻池組が主導しエジソンのアメリカから技術導入したそうです。それが今日の話題の電力問題になるとは当人たちも天上で鳩首協議しているのでは。以上です』


20日 12時36分:
≪いやあ、貴重な史実、これは日本の技術発祥の系譜が見えてきますね。北澤先生からご頂戴したご先祖の起業家マインドを思い出しました。東京電灯、いま誰が責任をもって、文字通り東京の灯を守るのでしょう。労務の組合対策ボケの社長は、早々にリングにあがるまえにタオルだもね。技師の副社長は、残念ながら太鼓持ち然としてますから、頼りない。まったくですね。悲しい≫


◆                    ◆


3月18日 13時04分:
◆米軍約450人の放射線被害管理の専門家を日本に派遣' http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110318-OYT1T00312.htm?from=top 【ワシントン=小川聡】米国防総省は17日、東京電力福島第一原子力発電所の事故状況が悪化した場合に備え、放射線に汚染された地域での活動能力を持つ専門部隊を派遣する準備に着手した。


18日 23時36分:
北澤仁氏『日本の原発管理の基本に疑問、三重に閉じ込めたから絶対安全という閉じ込め思想から早めの許容範囲での漏れを許す解放(爆発回避)思想への転換が必要では、米軍の専門部隊は大変参考になるでしょう』


◆                   ◆


3月19日 10:19分:
◆福島第一原発の1から3号機が国際原子力事象尺度で「レベル5」に相当する、との暫定評価を18日に発表しました。炉心に重大な損傷があり、原発外に放射性物質が放出されていることを踏まえた、という。米スリーマイル島事故と並ぶ評価。4号機は「レベル3」相当。原子炉安全・保安院のレベル修正や積極的な発表は大切です。が、危険度が増してきたことは憂慮すべき事態です◆


3月18日 21時31分:
≪good ideaですね。ムダが多すぎます。あっちゃこっちゃに児童館と称した公務員の職場はいらない。越谷市は立派な児童館ラッシュ。宮殿かと見まごうばかりなり。まず地方議員4万人の半減、歳費の半減、減税日本になっちゃうが、これ以上、次の世代に借金を負わせるのは、やめなきゃね。次の世代の事をかんがえましょうよ≫


3月18日 21時32分:
N氏『夜、外を歩くと町が暗くて、イタリアの地方都市に居る感じがしないでもない。嫌いではない』。


3月18日 21時58分:
≪月灯り、石畳に影が伸びる。仮面舞踏会は仄暗い方がいい。気が休まります。静かな夜の為に、灯りを消しましょう≫。


3月18日 22時27:
M氏『街中のネオンサインが無くなると、またまた電博の業績が悪化しますが。でも、今さら、銀座にネオン広告出して、その効果はどんだけ?電気だけでなく、資源がない日本は、電気・ガス、水道、もっと節約しても良いですね♪あと、出口さんがおっしゃる通り、無駄な公共投資と公務員を中心とする無駄な公共システム。いや、時代にそぐわない体制ですか?必要な箇所には、人も予算も付いてなかったりして…...一部の頑張っている官僚が、これじゃ報われないよ…。だから、みんな辞めていってしまったし…。


3月18日 23時23:≪ 確かに。2011・3・11の符合。2001・9・11。これを機にアメリカはかわった。日本も変わるべきです。被災者の遺族の悲しみを無駄にしないように、ちゃんとした日本にしませんか。≫


3月19日 3時58分:
V氏『某社社員と電話で話していたら、これで円安決定、復興特需と喜んだというので、ちょっとムッとしました。本音でしょうが。ただ、その後の原発問題で、まいったなという感想を続けてもらす。なんともやりきれない気持ちだけ残りました』


3月19日10時27分:
≪ここは本当に日本の正念場です。できるところから、ひとつひとつやるしかない。節電、節制、節約。明治期の慎ましく賢い生き様が、大切かも。今朝、庭にアスパラの根を植えました。こんなこといままで考えもしなかった。自給自足、うまくいくかしらん≫。


3月19日 11時37分:
Ts氏『ムカつきますが、その位の図太さがないとここからは乗り切れないのかなとも思いますね>これで円安決定、復興特需と喜んだ』。


3月19日15時07:L氏『そうはいっても経済の活性化がやはり促進する為のメニューも用意されねばならない。物が調達出来ずに右往左往する業種もあれば、資材問屋は特需でフル回転というのもあります。こんな時にいままでのような規制、規制では、企業の息の根を止めてしまいかねない。業種業界の実情をきめ細かく吸い上げて速やかに手を打って欲しい、です。ほんまに。』




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