第158回 公が認め始めた EM による福島の放射能低減効果
福島の放射能汚染対策について、2018年5月の本DND誌第130回でも述べたように、国の基準(年間20ⅿシーベルト)の対象になるのは、図1の赤色部分の極めて限られた地域だけである。福島県は、今年に入って全県の放射能の76%が消失したと発表したが、毎年4月に発表する測定値は、2020年は未発表のままである。
EMの放射能消滅効果等々については、これまで繰り返し述べたように、国際誌にも掲載された正真正銘の科学的裏付けに支えられているのである。以下の記事を本誌DND第130回と比較しながら読んでもらうと、これまでの放射能汚染対策における不都合な真実が見えてくることは改めて述べるまでもない。
本DND誌では、EMによる放射能汚染対策を推進するための環境フォーラム「うつくしまEMパラダイス」の報告をすべて公表してきたが、EMをエセとするEMバッシングを執拗に行った現実を検証しないエセ科学者や県や国が逃げることが出来ないようにするための史的な証拠を残すためである。
2017年には、DND第130回に述べたことが明らになったため、放射能汚染対策は、基本的に解決したことを公表し、2018年から環境フォーラムは、「うつくしまEMパラダイス」の次のステップに移ることを宣言した。すなわち、福島県を世界的な有機農業地域に発展させ、低線量放射能のホルミシス効果を活用した世界的な健康保養地にすることである。
そのため、2019年の環境フォーラムでは、本DND誌第147回で紹介したように、インドのシッキム州のように、全州EMによる有機農業化の事例を学ぶことにしたのである。
以下のEM研究機構の奥本氏の報告は、この活動を推進している事例である。今年は雨が多く、日照不足の異常気象となったが、EM活用地域は、そのような被害は殆ど発生していないということである。
大石3ちゃん倶楽部は、NPOりょうぜん里山がっこうの代表理事である高野様が『持続可能な地域づくりを目指し、私たち住民自らが主役となり、小さな経済を生むことで、生きがいを感じる楽しいコミュニティを作りましょう!』とシニアの方々に呼びかけて設立された団体で、りょうぜん里山がっこうのある伊達市霊山町大石地区のじいちゃん、ばあちゃん、かあちゃんたち54名が参加している野菜農家の生産販売グループです。
昨年7月より、りょうぜん里山がっこうにて、同倶楽部の会員を対象にEM活用についての勉強会を実施しています。昨年は7月に2回、8~10月は毎月1回づつの計5回、今年は4月から毎月1回の勉強会を継続実施しています。
NPO法人りょうぜん里山がっこうのホームページに大石3ちゃん倶楽部についての情報が記載されているのでご参考頂ければと思います。EMやボカシについての記載もあります。
(http://date-satoyama.com/?page_id=2825)
今年1月19日~25日、NPOりょうぜん里山がっこう関係者の方々が沖縄にて研修されましたが、その直ぐ後に、金田建設株式会社様が地域貢献の一環として使用していた1トン容量のEM活性液の培養装置が、縁あって無償で里山がっこう様に導入されることになりました。(業務が多忙になり活性液を製造・提供する活動が難しくなったことから金田建設様が培養装置の有効活用先をNPO法人EM・エコ郡山様に相談、同NPOの武藤代表よりどこか良い受入れ先はないかと当方にお話を頂いた際、りょうぜん里山がっこう様を紹介させて頂いたのが経緯です)
今年は4月より毎月勉強会を行っていますが、勉強会とセットでEM活性液の配布も行っています(材料費等のため活性液は有償で配布)。添付写真は活性液の配布時の様子です。毎回、実践の報告があり、参加される会員の方々の意欲も高まっています。
【NPOりょうぜん里山がっこうのホームページhttp://date-satoyama.com/】
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