2008年に始まったEMボランティアによる海の日の全国一斉EMおよびEMダンゴ投入イベントは、ある意味で海洋国家日本の象徴的な国民運動になり始めている。その成果は、全国に広がっており、各地のマスコミによる海や河川等の水質改善と生態系や生物多様性の回復の報道には、必ずと言っていいほどEMが関与しているのである。
前々回で述べたように、EMを否定した実験は、EMの持つ生態系や生物多様性の回復力には全く触れておらず、意図的にEMを否定したものばかりである。EMの水系改善と生物多様性の回復効果は、前回の館山市の成果が基本パターンであり、効果が出るまで量を増やし、使い続けることである。
今年の海の日のEM投入イベントは、例年よりも更に盛大に行われる予定で準備が進められているが、この際に、改めてEMの効果のメカニズムをおさらいしたい。
記事一覧へ