第218回 正木一郎記念ユニバーサルビレッジEM国際会議※のこれからの展開(2)
EMの不思議・・・・ 事実を認める勇気
EM技術は、自然農法や有機農業の究極を目指し、(財)自然農法国際研究開発センターの協力によって、日本国内に広がり、更には、IFOAMとの共同歩調で世界に知られるようになったが、すんなりと受け入れられた訳ではない。
この壁は、旧来の常識とされる科学の罠である。すなわち、科学的な証明がなければ、どんなに優れた成果も受け入れてもらえないことである。科学者の大半は、その罠に本能的に反応し、優れた結果が出ても例外として捨ててしまうのである。統計学はもとより、すべてが罠だらけで、魔女裁判的仕組みが万全に出来上がっている。
当初、EM技術はその罠にかからないように、事実を最優先し、科学的証明は後回しにしたのである。すなわち、環境中の有害金属が消えるのも、塩害や様々な汚染が消失するのも、当初はEMの持つ強い抗酸化作用によるものと説明していたが、元素の転換が起こらない限り説明ができない事例が次々と現れてきたのである。
最終的にはEMの成果の再現性を全面に立て、現場に定着させてしまえば罠は自然消滅するという信念から、すべてボランティアに徹したのである。今ではEMは世界中に広がり、その万能性も認められるようになったが、これからの課題は、その万能性の応用である。
EMの量子力学的機能について
一般に、物質は分解し元素的となり、それが再利用され循環していると思われているが、EMを使い続けると、当初不足気味であったリンやカリウム、窒素等々が豊かになり、計算外の質量が増えて来るのである。
有害なエネルギーを発する放射性元素やダイオキシンや様々な重金属の弊害も整流され使えるエネルギーになれば、無害化または有用化するのである。このような事実は、これまでの物質が循環するレベルでは説明が困難であり、元素を構成する素粒子段階でのエネルギー化による物質化を想定する必要がある。
素粒子を物質化するためには、それを扱う人の意志と量子もつれ(エンタングルメント)と量子ゆらぎ(コヒーレント)とトンネル効果等によって、空間に存在する使えなくなった電子(汚染化)を整流し、使えるようにする機能が必要である。
EMは、そのすべての量子的性質を持っており、使う人の意志に応じてその成果が現れるようになっている。その効果は消滅しないと云えるほどに安定しており、追加処理を重ねることによって、半永久的に累積的に成長する機能を持っている。
一見すると、オカルト的またはマジカル的であるが、EMの活用の方法によっては、生命の有無にかかわらず、すべてのものに、この作用を付加することが可能である。
EM技術は、これまでに農業(一次産業)、環境、健康等々の幅広い分野でその機能が活用されており、解決不可能と思われる事態にもEM讃詞を唱え繰り返し施用すると、局面が一変するのである。
現在、地球は様々な変動に直面しているが、その原因となっているネガティブなエネルギーを量子力学的に整流し、ポジティブなエネルギーに変え、有用化する以外に方法は無いのである。
写真は、2011年に起こった東日本大震災の津波に襲われたEM水田です。津波による塩害やヘドロにより、数年は稲作は不可能とされる状況でしたが、EMを活用することで数ヶ月で農地は回復し、大豊作となったのである。この結果を結論としてスタートしたのが、海水や塩の肥料化であり、すでに実用化しているのである。世界の肥料不足はこれで簡単に解決が可能である。
Web Eco Pure連載『新・夢に生きる第76回 』(2013年10月)
今回の国際会議で発表されたヒア博士のコンクリートの温度上昇抑制効果は、沖縄で行ったプールのコンクリートにEMを混和したことに端を発している。EMウェルネスリゾートのホテルも、EMで修復し、成功したモデルであるが、管理次第では古い建築物も半永久的活用が可能である。
その他、EMで基盤を作った住宅は、大洪水後に泥が溜まらず、片付けが楽々になった例や、EMの農産物は冠水したのに無事であった例も多数あるが、熊本の大地震でEMを町全体で使っていた河内町は、熊本の大地震で被害が殆んど発生しなかったという事実や、EMを使っている家は被害が全く無かったという事例が多数存在しているのである。量子力学的な見地から考えると、様々な原因で発生するネガティブなエネルギーが整流され、ポジティブに変わったということである。
現在、世界各地で起こっている線状降水帯等の気候変動の大半は、人間が使った電気によるものである。電気は使ったら消えるという考え方は量子力学的にみると大間違いである。使われた電気はエネルギー汚染となり、整流されない限りあらゆるものを徐々に破壊する性質を持っている。使われた電気は、プラス極は上空に、マイナス極は地表や海面に存在するようになり、その両者が合体し無害になるためには水を介する必要がある。
海水や地表面の温度が上がり、大量の水分が空中に発生すると二極に分かれていた電子がその水分を介し集中的に元に戻るため、大量の雨が線状的に集中し、雷も大発生するというのが現実である。すなわち、集中豪雨とその他の地域の干ばつはセットになるのである。
この根本的な対策は、世界中の航空機を使いEMを散布し、ネガティブなエネルギーを整流する必要があるが、誰も信じないので話題として提供したい。人間が電気を大量に使えば使うほど、気象災害が多発することを理解し、無害化する整流法を確立する必要がある。このような活動は、ユニバーサルビレッジのこれからの課題とも言えるもので、あらゆる場面でEMを使い量子力学的解決策を社会化する必要がある。
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