EMは25年以上も前にA飼料として登録され、畜産分野でも究極的な応用が進んでいる。すなわち、EMを飼料や飲水に加えたり、飼料の発酵に活用したり、畜舎の衛生管理に活用すると、抗生物質無しに家畜の伝染病を完全に抑制し、その廃棄物も最良の有機肥料や環境浄化材に変身する夢の資材である。 すなわち、畜産分野におけるすべての問題を解決し、農業を有機的に人々を豊かに健康にし、環境を浄化する力を持っているのである。とは言え、畜産分野には、様々な法的な規制があり、EMの活用は個人的に認められても、公が取り組むためには、現場における応用に徹し、畜産分野全体を飲み込むプロセスが重要である。 今回紹介するイスラエルの成果は、EMの効果を明確にし、幅広い可能性を示すものである。畜産分野におけるEMの活用は、今後の農業を最良にする力を持っているものとして認識する必要がある。
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