第195回 ザ・リッツカールトン・レジデンス ワイキキビーチのEM活動



前号はコスタリカにおけるEMによる河川浄化活動を紹介した。陸上のすべての汚染は、水の流れに伴って河川や海や地下水を汚染する仕組みとなっている。

その根本的な対策は、汚染源をEMの増殖源に変えることで可能であり、生命の源である水を蘇生する最良の方法であることも説明した。

今回紹介するのは、ハワイのザ・リッツカールトン・レジデンス ワイキキビーチで行っているアラワイ運河の浄化活動とリンクしたEM活用の事例である。

本文は、クレジットカード会員向けの雑誌に掲載された記事であるが、その背景には、企業のSDGsの未来とリンクするものである。

なお、本文中のアラワイ運河の浄化の成果は、地元マスコミで毎々取り上げられ、全米はもとより全世界に発信されており、新しいワイキキの名所になり始めている。




出典:Signature (The Magazine for Diners Club Card Members) 8&9号 生命の源は水である

【関連情報】
PR TIMES:マリオット・インターナショナル ジャパン
【ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチ】アラワイ運河の水質改善を目的とした「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」への募金金額が3万ドルに到達
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001366.000011305.html


以下引用
「当ホテルでは、ハワイ州政府主導の、レスポンシブルツーリズムを推進するプロジェクトに同調する形で、昨年5月に「マラマ・ハワイ」宿泊プランを発売いたしました。このプランでは、1宿泊ごとに20ドル(約2,700円)が、アラワイ運河の水に酸素を供給する有効微生物(EM)を含有する「ゲンキ玉」の作成資金として寄付されるもので、これまでに募金により約3千個の「ゲンキ玉」が作られ、当リゾートの背面にあたる、アラワイ運河のカーライモク通りとカイオル通りの間のエリアに投下されました。これにより、投下エリアの水質改善が確認されています。

「ゲンキ・アラワイ・プロジェクトの最初のホテルパートナーとして、当リゾートの裏庭とも言える、自然環境に大きな影響を与える淡水の水質を改善するこの重要な取り組みを支援し続けることを大変誇りに感じています。1年前から同プロジェクトの支援に携わっていますが、私たちのゲストやオーナーとともに、これまでの成果を目の当たりにしてとても興奮しており、今後もこの取り組みを継続していくことをお約束します」(ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ワイキキビーチの総支配人、ダグラス・チャングのコメント)」


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