これまでに地球温暖化、炭酸ガス犯人説に対し、炭酸ガスの性質はもとより、自然界の微生物や生物による炭酸ガスの発生量は、現今の人間の排出している炭酸ガスの10倍以上もある実態を説明した。このような見地からすれば全く意味の無い前提条件で世界中が騒いでいる矛盾を指摘する声は皆無である。更には制御不可能なメタンや農業等を含む窒素化合物も温暖化という見地から見ると炭酸ガスの総量と同レベルの温室効果を持っており、この件についても無視されたままである。 このような現実が明らかになるにつれ、温室効果という言葉から温暖化という表現に変り、今では温暖化という言葉よりも、気象変動と表現に変り、巧妙なすり替えが進んでいる。今回の米国のケンタッキー州を中心に甚大な被害を出した竜巻のスーパーセルは、これまでの常識では発生しない冬季に起こったことである。専門家は、もっともらしく、北西部から乾燥した風とメキシコ湾からの多量の湿った空気が重なったと解説しているが(記事2)、これはつけ足しである。問題は、そのスーパーセルのエネルギー源である。自然条件では、夏でも、このレベルに達した例はなく、冬季には、そのようなエネルギーの供給源は皆無である。残った犯人は、過剰に電気を使った結果に発生した大量のプラス電子である。その陽電子が水分を集積し積乱雲を誘発し、破壊的な電磁波を発生し、スーパーセル化したためである。マスコミは、これまでのこの現象をもっともらしく温暖化による気候変動と暗示しているが温暖化という表現を巧妙にオブラート化していることに気付くべきである。 前号でも明らかなように、地球温暖化の真犯人は、人類がこれまでに放出した大量の放射性物質と原子力発電関係の膨大な熱汚染(記事1)と電気を使用した結果に発生する過剰な陽電子の作用と想像を絶するマイクロ波の活用によるものである。
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