前回は、SDGsをより効果的にするためには、EMの活用は不可欠なものであることについて述べたが、基本的には、EMを生活のあらゆる場面や生産の現場において空気や水の如く使うことである。 映画「蘇生II」で、EMの先進国である韓国について紹介されているが、全州大学には大学院にEMの研究科があり、韓国の農業や環境関連の学会でも、その効果を検証し、幅広く活用されている。 新型コロナウイルス対策や様々な環境改善のためにEMは自発的に活用されているが、SDGsの14番目の海の豊かさを守ろうという課題の克服は困難視されていた。 この問題の解決は、海の汚染源となっている陸上での汚染をEMによって浄化源に変えることである。今回の韓国におけるEM情報は、EMの生活化の成果を常識化する内容であり、参考にすべきである。 15年くらい以前の東京湾の汚染に関する調査では、すべてにわたって改善は不可能に近い内容となっている。それに対し、最近では、東京湾は豊かな海として機能しているという本も出るようになったが、6,000トン余のEMが東京湾に投入されたことを無視したままである。 その上に、東京湾がきれいになったのは、自然の浄化作用の結果であるという専門家のコメントも散見されるが、本当にそうなら、15年以前に出された見解は不当ということになる。韓国は昌原市の馬山湾のEMによる成果を公式に認めているのである。
<以下記事一部引用、和訳> 【韓国】京仁毎日新聞:南洞区、エコEM発酵液の住民の普及拡大 清らかな環境、区民と一緒に作っています。 「仁川南洞区が環境にやさしいEM(Effective Micro-organisms、有用微生物)発酵液を多くの住民が便利に利用できるように供給を拡大すると6日明らかにした。 区EM発酵液の生産能力を年間1,000トンに設備を拡充して、各棟の行政福祉センターと館内アパートなど総38基のEM普及基を運営しており、今年は流動人口が多い9月体育近隣公園に1基追加設置した。 去る4日から供給を開始した環境にやさしいEMは、各棟の行政福祉センターと館内の大規模なマンションイ・ガンホ区長は「EM発酵液普及事業だけでなく、様々な環境政策の推進を通して、私達後世にクリーンな環境を作ることができるように努力する」と語った。」 [引用元:京仁毎日新聞:南洞区、エコEM発酵液の住民の普及拡大(http://www.kmaeil.com/news/articleView.html?idxno=259591)] 【韓国】昌原市政ニュース:昌原、2020年の環境政策の主要な成果と是正変化像 -気候危機先制的対応は、将来の環境ビジョン「スマート気候環境都市」ベースの構築 -超微細粉塵の濃度低くなって都心河川にアユとサーモンが発見されるなど、環境指標の改善 昌原市(市長ホソンム)は、市民の生活と健康に大きな影響を与える環境政策分野2020年度の主な業績及び是正変化像について説明した。 「都心河川水質が改善され、アユとサーモンが発見 2020年には、様々な水質改善事業を推進した結果、都心の主要な河川の水質が著しく改善した。館内の主要な河川10箇所の平均水質を分析した結果、2017年から2018年までの3年間の平均濃度は3.5ppm(3等級)あったが、2020年11月に基準平均水質は2.2ppm(2評価)で水質が徐々に良くたことを示している。 これは、毎月の河川水質分析を実施し、河川の汚染度を調査管理し、緑の雨水箱ビジネス、有用微生物(EM)投入ビジネス、村溝と支流の川を生かすなどの水質改善事業が円滑に推進されたために把握している。 このような努力の結実で、これまで都市化、工業化の象徴として河川が汚染され、死の海と呼ばれた馬山湾と都心河川水質が大幅に改善され昌原布、南天など都心河川には、半世紀ぶりにアユとサーモンがやってくる変化が分かった。」 [引用元:昌原市政ニュース:昌原、2020年の環境政策の主要な成果と是正変化像(https://www.changwon.go.kr/news/article/view.do?idx=4788&mId=0201000000)]
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