前回、EM技術はエセ科学という風評を完全に脱し、科学の最先端に位置付けられつつあることを紹介した。去る10月23日から24日にはマサチューセッツ工科大学(MIT)で開催された第4回ユニバーサルビレッジ国際会議で、EMは独立した特別セッションとなり、2年前に名古屋大学で行われた正木会長の提案に、ほぼ満足すべき解を例示した。 その結果を受けて、世界規模での実用化が課題となり、MIT関係者の積極的な協力案も出され、究極の核廃棄物の無害化と、永久電池としての活用案に対する準備を進めることになったのである。 福島における放射能汚染対策は、前回でも述べた通り、ほぼパーフェクトな道をたどっている。この実証的な活動は着実に広がっており、今回公表された現地の事例を紹介したい。
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