第135回 水質浄化と生物多様性を守るEMクリーニング



 EM の様々な性質が明らかになるにつれ、廃油石けんへの応用、EM シャボン玉石けん等の商品化によって、EM は、クリーニングの分野に広がり、クリーニング排水による水質汚染の根本的な解決策となっている。
 その成果は EM クリーニング研究会の多大な功績によって、我が国はもとより、世界のクリーニングが EM 化すれば、水質の浄化源として機能し、水系の生物多様性の復活と水産資源の振興にも大きな潜在力となることは改めて述べるまでもない。
 海水培養の EM 活性液は、従来の EM をはるかに超える多様な力があり、市販のあらゆる洗剤と併用することが可能である。その結果は、クリーニングにおける様々な問題を解消すると同時に、洗剤を半量以下にすることも容易である。
 すなわち、洗剤と等量の容積と同じ量のEM を、5~10倍の水で混和し活用するという簡単な方法である。洗剤の使用量は、2~3 割減から始め、要領が解るようになると、5 分の 1(20%)に減らすことも可能である。
 EM は、すでに明らかなように、環境中の化学物質や放射性物質等々を無害化、または消滅させる力があり、この方法を徹底すれば、家庭排水の大半が水質浄化源となり、生態系を豊かにし、生物多様性を守るライフスタイルとなる。併せて、EM 生活に徹すれば、健康増進や環境浄化活動を日々行っていることになる。
 以下紹介する EM 研究会や、その流れで全国に広がった事例は海外でも広がっており、EMのこのような力をより多くの人々が認識し、積極的に活用すべきである。

【事例1】
EMオーガニッククリーニング

http://em-cleaning.net/aboutus/
EMオーガニッククリーニング応援サポーター
http://em-cleaning.net/supporter/






【事例2】
人と自然にやさしいEMクリーニング (株)エースランドリー/北海道

http://www.acelaundry.co.jp/
引用:全国EM技術交流会 事例集2012(2012年9月発行)








【事例3】
EMクリーニングで真の健康生活と環境共生 クリーニングジャブジャブ/愛媛県

http://www8.plala.or.jp/cleaning-jabjab/kodawari.html
引用: Unet通信 Vol.101(2018年9月発行)

【EMクリーニングで真の健康生活と環境共生】
愛媛県にはEMを活用したクリーニング店がある。店名は「クリーニング ジャブジャブ」で代表の大西氏曰く、「EM石鹸を使うことで排水がきれいな状態を保ち、また、廃油においても臭さのない職場となっている。EM石鹸でクリーニングすることで繊維の成分はそのまま保ち、汚れ油のみ溶かして洗濯できることで人体にも衣類にも優しい仕上がりとなり、アトピー性皮膚炎の方など全国からわざわざ当クリーニング店を探されて、遠方でもクリーニングの依頼を頂いている。」とのこと。従来のクリーニングは合成界面活性剤や柔軟剤などで排水溝がドロドロしており、また、化学性の刺激臭などクリーニング店としても作業上の悩みを、EM洗剤を使うことで快適な作業場となっている。そして、安心安全なクリーニングが健康生活につながっていることからも、私たちの私生活におけるありとあらゆる場面においてEMを活用していくことが、真の健康生活へつながっていくことを教えられた。これからのクリーニング業界をリードする安心安全なクリーニング店として乞うご期待。



【事例4】
環境にやさしいEM布団クリーニング  中島商事(株)/埼玉県

(※現在、本事業の営業は終了となっています。)
引用:えむえむ関東みぢかなEM情報誌128号(2017年6月発行)









記事一覧へ