◆ DND大学発ベンチャー支援情報 ◆ 2009/01/07 http://dndi.jp/

09年の初夢、政権交代

 〜官僚、検事、記者ら民主新人のエキスパート候補の多彩〜
 〜守りの与党の秘策は、任期満了まで解散凍結の妙手〜
 〜連載、石黒憲彦氏の「危機の教訓と将来展望」に学ぶ〜
 〜九州工業大学、下村学長のコラムと黒川清氏の符丁〜
 〜比嘉照夫教授の緊急提言、EM技術が世界を変える〜

DNDメディア局の出口です。2009の新しい年を迎え、関東近県は2週間連続の 冬晴れ、雪ひとひら雨一滴の気配すらなく、現在乾燥警報が発令中で、のど元、 火の元に注意が必要です。


7日朝は、春の七草にあやかってお膳に盛られたのが、白いおかゆの上に、 刻んだ大根の葉っぱ、それに自家製の紅梅でした。質素だが、箱庭のような彩 りが鮮やかで、眺めているだけで清々しい気持ちになります。これで正月三が 日の過食をリセットし邪気を払うのだから、なんとも心憎い風習です。新年は、 隣接の河原からまぶしい初日の出を拝んで、夢に向かってすっきりとスタート をきりました。皆さんは、いかがだったでしょうか。


さて、失業、倒産…巷間、懸念されていた雇用の崩壊が現実味を帯び、この 烈風が吹く未曾有の不況連鎖の現場から悲痛な声が漏れてきます。熱心なボラ ンティアの善意に支えられた日比谷公園の年越し派遣村の、職と住居を失った 人たちの窮状は、この寒空の下、本当に気の毒です。日比谷に足を運んでみて、 逆にここに姿をみせていない、声を上げないその他の失業者の人たちは、いっ たいどんな状況にあるのか。そちらも気になってしまいました。


これを政治災害と声高にいう。製造業派遣の規制強化の動きも急浮上です。 その是非は別にして、定額給付金をめぐって与野党の対立が激化し、自民内部 には、軋みが走ってあっちこっちから"不況和音"が響いてきます。これら一連 の動きが、やはり焦点の政権交代に向かっているからかもしれません。


政治を変え、霞が関を組み替えて、天下りを禁止し、独立行政法人を解体し、 官僚主導から政治主導に予算を組みかえれば、その先に…何があるの?


いっときの夢や妄想で終わらせてはなりません。とはいえ、いま必要なのは、 勇気や誇り、あるいは、志なのではないかなあ、何があっても、負けないで強 く、涙をふいて踏ん張っていきたいものです。



◇"不況和音"と霞が関解体の妄想
 それにしてはなんだか、悪の権化と決めつけて、霞が関解体の異常な妄想に 陥ってはいないだろうか。不必要な組織は潰せばいい。無駄な予算は削りまし ょう。当然ですね。組織だから、やがて淀んでくるので、常に改革は必要です。 が、その組織から予算と人事権のなにもかも奪ったら、組織は活力を失ってそ の伽藍を残して内部から朽ちてしまうでしょう。それも不幸なことです。どう 仕組みを変え、どう官僚を使いこなすか、そういった次元の問題なのに、世の 中の不具合や停滞をなんでも霞が関の官僚の問題にすり替える、という無責任 な風潮、これはマジ、やばい気がします。


官僚が言うことを聞かない、官僚の抵抗にあう、なんていう言い方もされま す。が、政治家の注文が無理難題だったりするケースがままある、かもしれな いでしょう。まあ、少々青臭い話になってしまいましたが、一方的な官僚バッ シングに異論を唱えるのは、霞が関批判の裏で、本来、立ち向かわなければな らない本質的な問題が見失われることを危惧するからです。


この5日に召集の異例の"松の内国会"では、予想通り、激しい論戦が繰り広 げられ、緊迫しています。世界不況の動乱で、いま超党派でその対応に円陣を 組むべき時なのに、もう本年最大の政治決戦、総選挙向けた対決ムードが鮮明 になってきました。


下馬評では、与野党の議席が逆転し、戦後初の政権交代が実現する、そんな 風聞が流れています。そして、政治改革を掲げて20年の小沢一郎党首に存分の 政治手腕を発揮してもらうべきじゃないか、という論評も語られ始めています。 乱世の小沢、まさに時の運が巡っているのかもしれません。一度、彼に総理を やらせてみたい、と思う有権者は多いはずです。


民主「単独過半数297可能」(1月3日の産経新聞、民主の内部の情勢分析か ら)という予測も十分の説得力が感じられます。民主党政権樹立の、その後の 具体的構想が、小沢さんの口からどのように語られるのでしょうか。



◇与党の秘策は、任期満了まで解散凍結に
 逆に支持率低迷で、問題山積の麻生政権は、我慢の日々で、この国会でも守 りに終始していました。麻生さんもあれこれ大変だわ。世界情勢、内外の動向 のそれらのすべてに関与を余儀なくされているのですから、ここは踏ん張りど ころです。


国民の不評をかっているという定額給付金とて、いざ、支給されてみて手元 にお金が入れば、「受け取って良かったか」と問われて、「悪かった」という 天邪鬼は少ないでしょう。「良かった」という声が半数以上を超えるかも知れ ませんね。となれば、この給付金の支給は一日も早く進めること、そして解散 は、ぎりぎり任期満了まで引っ張ること、というのは、選挙の世論動向に精通 する知人の弁でした。が、どうなりますか。


さて、正月元旦の各紙を広げて、何度も目を通した記事は、読売新聞の「衆 院選 予想立候補者一覧」でした。どんな顔ぶれがどこの選挙区から立候補す るのか、とくに民主党の候補を中心に眺めていたら、いくつか際立った特徴が 浮かび上がってきました。



◇官僚、検事、記者、IT経営者ら民主新人のエキスパートの多彩〜
 そのひとつは、これはひとつの流れになりつつあるのですが、元官僚の政治 家への転身が加速しているようです。ざっと数えると9人で、民主新人が7人、 自民が2人という内訳でした。若手官僚は、民主に流れる傾向が強いようです。


 個別にみてみましょうか。経済産業省から元官僚が4人、そのうち民主が3人 でした。まず茨城1区からは福島伸享氏(38)が、共産新の田谷武夫氏(57) と自民現職の元農相の赤城徳彦氏(49)に挑む。


神奈川2区からは三村和也氏(33)が共産新の高山修氏(53)と自民現職で 元総務相、管義偉氏(60)に挑戦する。同じく16区は、後藤祐一氏(39)が自 民現職の亀井善太郎氏(37)と激突で、若手対決の構図です。


経済産業省からの元官僚で自民から立候補するのは、三重2区の鈴木英敬氏 (34)で、共産新の中野武史氏(34)と民主現職の中川正春氏(58)と議席を 争う。みんな若いですね。知り合いの経済産業省の幹部に聞いても、よく知っ ているのは、ごくわずかでした。


そのほか、総務省出身は、民主新人が千葉で1人(44)、岡山で1人(39)の 2人。九州で外務省職員(35)もいました。総務省からの自民新人は長野で1人 (52)。


ふたつ目の民主の特徴は、メディアからの転身です。新聞やテレビなどの報 道の現場から政治家になるのは、これはそれほど新しいことではありませんが、 今回はちょっとある"異変"が起きているのです。


まずNHK職員が民主から2人、無所属で2人の4人。NHKに何が起きているので しょうか。まず静岡7区といえば、刺客といわれた自民現職の片山さつき氏(4 9)、それに郵政民営化の造反で話題となった無所属元の城内実氏(43)、そ こに割って入るのが民主新人の斉木武志氏(34)です。次に長野5区は民主新 人の加藤学氏(40)。ここの選挙区には、自民現職の宮下一郎氏(50)、共産 新人の三沢好夫氏(64)、社新の池田幸代氏(36)の3人が立候補し、激戦の 様相です。


そして、NHK出身で無所属新人が大阪1区の堺井裕貴氏(40)で、自民現職の 元行革改革相、中馬弘毅氏(72)、民主新人の熊田篤嗣氏(37)、共産新人の 辻日出子氏(65)に挑む。また香川3区では真鍋健氏(45)が、元防衛長官で 自民現職の大野功統氏(73)、共産新人の近石美智子氏(60)、それに社民新 人の米田晴彦氏(50)と争うことになります。


新聞社からは、群馬1区の民主新人で元上毛新聞記者、宮崎岳志氏(38)が 名乗りをあげました。無所属新人で歯科医の山田晶氏(57)、共産新人の酒井 宏明氏(43)、それに元財務相で自民現職の尾身幸次氏(76)らと争う。ここ も注目の選挙区でしょう。


長野4区は、民主新人で元毎日新聞記者の矢崎公二氏(49)が出馬を表明し、 自民現職の後藤茂之氏(53)、共産新人の上田秀昭氏(54)と争う。


アナウンサーですでに話題になっている民主新人の永江孝子氏(48)は、愛 媛1区で、元官房長官で自民現職の塩崎恭久氏(58)に、共産新人の田中克彦 氏(41)と挑むことになります。この辺でも何か旋風が巻き起こりそうな雲行 きです。


そして、民主新人の3つ目のトピックスは、IT系企業の経営者、それに銀行 や証券の金融系からの転身です。候補の名前を書くと、その選挙区で立候補し ている全員の名前を公平に扱う、というルールがあるので、あえてここは名前 を控えることにします。


以下は、全員民主の新人候補です。青森選挙区でITの女性経営者(38)、栃 木選挙区で元銀行員(42)、埼玉選挙区で元日本銀行職員(36)、東京選挙区 でIT会社役員(35)、元証券会社社員(42)、IT会社社長(37)、岐阜選挙区 で金融アナリスト(46)、静岡選挙区で金融機関職員(33)、石川選挙区で元 証券会社職員(35)、愛媛選挙区で米国公認会計士(45)、鹿児島選挙区で元 証券会社職員(51)らです。海外に留学し、自ら起業も経験するといったキャ リアな人材が目白押しです。彼らのホームページを拝見してもまたブログを読 んでも感じるのは、当選すれば、まったく新しいタイプの政治家の登場となの かもしれません。


その他、民主新人で気象予報士(39)、華麗な経歴の女性でバイオテクノロ ジーに詳しい東大准教授(49)、27歳の弁護士、元検事(34)、NGO職員(4 1)、NPO法人役員(43)、自衛官(34)、警察官(39)など多彩な顔ぶれで、 ベテランの自民現職にとっては、新人とはいえ決して侮れない候補が名前を連 ねていました。


とくにここで注目は、東大准教授の江端貴子氏(49)です。江端氏が出馬す る東京10区の選挙区は、東京屈指の激戦区で、自民現職で元防衛相の小池百合 子氏(56)、無所属元で元財務副大臣の小林興起氏(65)、共産新人の山本敏 江氏(59)と熾烈を極めることになりそうです。小池氏も語学堪能のキャリア なら、江端さんも世界級で際立っています。


そのホームページをみると、大学卒業後、富士通に入社し、フルブライト奨 学生としてマサチューセッツ工科大学経営大学院に留学して経営学修士となり、 その後は、米国のマッキンゼーやアムジェンに入社し、アムジェンでは取締役、 CFO兼マーケティング本部長に就任するのですね。2005年に東京大学の特任助 教授になり、アステラス製薬の社外取締役を兼任。東大では、広報室に籍を置 いていました。政治家を志す動機は、ご両親の介護の体験などで感じた「制度 の違和感」だったとご自身のコラムに書かれていました。


さて、民主新人の若手候補が、ネットワークやウェブを駆使してどんな選挙 運動を展開するか、何かとんでもないことが起こりそうな予感がしてきます。 組織VS個人。民主の新人の多くが30代の団塊ジュニアで、個性が引き立って見 えます。こういう世代が新しい時代を開いていくのかもしれません。  


  ◇経済産業省の石黒憲彦さんの連載「志本主義のススメ」125回「今回危機の 教訓と将来展望」は、新年早々の時代の本質をズバリ切り込む、必読の論説で す。


「テレビや新聞で報道された日比谷公園の『年越し派遣村』で越冬する人々 の姿は痛ましいと思いながら、単純に感情論を煽り、大企業や政府の規制緩和 を悪者にして叩く、朝日やNHKの報道ぶりにも違和感を覚えました。という のも、派遣、請負は、好況時の増員や不況時の減員、欠員補充などを円滑にす るという趣旨で導入されていたもので、不況時にこうした形になることは従前 からわかっていたこと」と述べ、作家の村上龍氏が、5日付の日経の経済教室 で指摘した「被害者意識を煽り、問題を矮小化してドラマティックな報道をす ることで不信の連鎖とシステムの機能不全が引き起こす悪循環が、逆に隠蔽さ れる。」との文節を引用し、規制強化だけすると雇用そのものが減る恐れがあ り、この問題については、角を矯めて牛を殺すことのないよう、労働市場の柔 軟性の維持と労働者保護のバランスをどうとるか、セーフティネットはどうあ るべきか冷静に議論を進めるべきです、と断じていました。


新年ますます石黒節健在というところでしょうか。石黒さんの確かさは、こ れを単なる評論で終わるのではなく、後段に緊急の処方となる「戦略的社会資 本整備」の概要にも触れております。このコラムは、夕刻、締め切り時間が過 ぎて飛び込んできたものです。急きょ、追加し、サイトのトップに掲載しまし た。



◇九州工業大学の下村学長からのメッセージ
 さて、ご存知でしょうか。DNDサイトのトップページは、「夢・志・仲間」 のコーナーで新年から全国大学の学長からのメッセージがスタートしました。 トップバッターは、九州工業大学の下村輝夫学長です。そのタイトルあるよう に、大学を「新たな場の創造」と定め、大学の使命を解き明かす、そのプロセ スはあくまで理路整然とその結論を導き出しながら、「世界で活躍する人材が 飛び立ち、わが国の産業を支えて戴くよう祈念いたします」という最後の1行 にその深い覚悟を滲ませています。


なんど読み返しても新鮮な感動を覚えるのは、下村先生の心情が素直に伝わ ってくるからなのかもしれません。九州工業大学といえば、イノベーション創 出に向けた環境整備、人材交流、連携といった産学連携のモデルを実践され、 大学発ベンチャーでも全国屈指の成果を積み重ねていることはつとに知られて いる通りです。トップの姿勢、その意味がよく理解できました。


ところで、もう2年も前に、飯塚市からのお誘いで、九州工業大学飯塚キャ ンパスで講演した時の様子をメルマガで紹介すると、九州工業大学を取巻く、 その偶然の符合にとても驚いたことがありました。


連載で「原点回帰の旅」を執筆する塩沢文朗さんから、「飯塚に行かれたの ですね」とメールがあり、「私も、1年ほど前に行きました。嘉穂劇場は、ま だ水害の被害から復旧中でしたが、おかげで回り舞台などの仕掛けも見させて いただくことができました。地域の元気を嘉穂劇場で感じたものです。」と。



◇九州工業大学の初代総長、山川健次郎氏と黒川清氏の符丁
 そして、塩沢さんが飯塚に行ったのは、実は、九州工業大学の飯塚キャンパ スに創設された情報工学を結節点とする産学連携センターの開所式に、下村学 長の熱心なお誘いを受けたことがきっかけでした。


そんなメールを読んでいたら、その直後に元内閣特別顧問の黒川清先生から メールが入ったのです。黒川先生からは、「九州工業大学は下村学長のところ ですね?23日に初代総長の山川健次郎先生を記念したシンポジウムがあり、北 京のために参加できず、以下のようなメッ セージを送りました。この第1回は、 去年、私の発案でアインシュタインを記念する国際物理年の一環として行われ た日本での行事でした」と。


そして山川健次郎氏は、九州工業大学の初代総長だったのですね。近代日本 の科学教育の最大の貢献者で、東大総長を都合12年(最長)勤め、「私の最も 尊敬する 方です」と語られていました。そしてメールにその記念シンポへの メッセージが寄せられていました。その詳細は、以下のメルマガで紹介しまし た。
http://dndi.jp/mailmaga/mm/mm061201.html


下村学長のコラムを黒川先生ら知人にお伝えすると、黒川先生から以下のよ うな返事が寄せられましたので、あわせて紹介いたします。


HAPPY NEW YEAR TO YOU ALL
Dr Shimomura is absolutely right about the role of university.
let us share the following message;
'Happiness is not in the mere possession of money; it lies in the joy of achievement, in the thrill of creative effort'
Franklin Delano Roosevelt, Inauguration Day, 1933.



◇EM技術の開発者、比嘉照夫氏は、元祖大学発ベンチャー
 もうひとつのご案内は、琉球大学名誉教授で名桜大学教授の比嘉照夫氏の新 規DND連載、比嘉照夫氏の緊急提言「甦れ!食と健康と地球環境」の第1回「大 変革のスタート平成21年」です。


比嘉先生は、有用微生物(EM)の開発者で知られ、EM技術を使ったベンチ ャーが全国に数多く立ち上がり、アジアやアフリカ、中南米といった海外にも 150ケ国にその利用が広まっています。


無農薬で安全で、それも豊富な収穫を果たす全国で農業革命を実証する一方、 河川や沼の環境浄化にも大いに貢献してきた実績があります。このコラムでは、 今回の世界同時不況の動乱は、世の中のゆがんだ構造を明確にあぶり出したと して、何もかも数値化して競争をあおり、お金で勝敗を分ける社会か、思いや りやいたわり、公徳心やモラル、ボランティアなどのようなお金では評価が困 難な共存の社会か、その選択について「かねがね後者の共存レベルが高い社会 を幸福度の高い社会と定義」をし、その実現にEM技術の利用を進めてきた、と 比嘉先生の基本的なスタンスを表明され、次回以降、そのEM技術の原理と応用 事例を報告してくださる、という。


文中には、個人的な比嘉先生との10年に及ぶ関わりについての記述もありま した。どうぞ、ご期待ください。



◇張輝氏の連載「中国のイノベーション」
 23回「日本『天城越え』を観て、中国『火炬計画』を見る」です。いやあ、 想像力が逞しい。大晦日の紅白歌合戦で石川さゆりさんのこの歌を聴いて、こ う感じたという。


「天城越え」は昨年、通算3000安打&8年連続200安打を達成したマ リナーズ・イチロー選手が打席に入る際のテーマ曲であり、当初マーティ・フ リードマンがギター演奏したという。NHK紅白歌合戦のステージで演出され た同曲を聴き、何かを目指して実現していくために「燃える」決心や、イノ ベーションの創出には有益な「異」の融合が魅力であるという意味を改めて感 じさせられた時だった、と。


個人的には、黒人の演歌歌手のジェロさん、会場にジェロさんのお母さん、 この二人の映像は胸にジーンとくるものがありました。またトリの氷川きよし さんの精いっぱいの伸びやかな声に魅せられましたが、小林幸子さんや北島三 郎さんらの大御所に囲まれて涙する、青年の瞳にも心打たれましたが、そこか らイノベーションの芽を探る、という発想は、張さんのようにはいきません。


本日は以上です。数えて7年目のDNDメルマガです。どうぞ、よろしくお付き 合いお願いいたします。ご意見もお待ちしています。



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