DND事務局の出口です。さらっと、この一年を振り返って実感するのは、DND
の周辺に実に多くの、それも素敵な人たちが輪をつくり、静かな湧き水が、清流から
激流へと変わり大河となって、やがて大海に注ぐ―そんなイメージが膨らんできたこ
とです。
今回は、予告通り、本年掲載48本のメルマガへの皆様からの投稿の、その一部を紙面の許す限りご紹介し、本年の締めくくりとします。
毎週水曜日のメルマガ配信が継続してこられたのは、以下のような皆様からの共感
や激励、あるいは、時に鋭い叱咤の数々が寄せられたお陰と感謝しております。引き
続き、新年もよろしくお願い申し上げます。
【皆様からのメルマガへの投稿】
「鈴木真砂女と紫木蓮」(3月26日配信):
『社会保険労務士のOです。メルマガいつも楽しく拝見しています。縁あって経営者向けに、ある機関のメルマガを毎週書いています。出口さまの文章に興味と関心を持っております。実は、このメルマガは一読の価値があるということで、何人かの経営者に登録を紹介もしています。好評のようです。さて、毎回の御礼と真砂女さんの店を訪ねたことがありまして‥という理由からメールをしました。今後も期待しています』。
『いつも貴重な情報をご提供くださり、感謝しています。メルマガを読むと、ホットします。頑張ってください』(東京大学M氏)。
「初夏の風乗って〜」(5月7日配信):
『さっそくご紹介していただきましてありがとうございました。同じメルマガのなかで、山中(ベンチャーラボ代表の山中唯義氏)さんの名前を見ると懐かしいですね。彼には通産省でいろいろ教えていただきました。これからもよろしく御願いします』(JETRO LOS ANGELES Y氏)。
『メルマガで取り上げてくださり感謝し、恐縮しております。ご期待に添えるよう滝本徹氏(茨城県商工労働部長)と一緒になって頑張ります』(山中唯義さん)。
「自分で腰痛を治すポーズ」(5月14日配信):
『本当にありがとうございました』(久留米工業大学T氏)ほか、味の素ライフサイエンス研究所のM氏、住友化学工業農業化学品研究所Aさんほか130人の方々から御礼のメールが殺到しました。反響の嵐でした。
「海のオルゴール」(7月2日配信):
『含蓄深いエッセーに同感です』(山口氏)。
『本日のメルマガで元気がでました。いつもありがとうございます』(長井氏)。
『読んでいていつも思いますが、前置きが長すぎませんか?前置きで伝えたいことがあれば、もう少しすっきりとまとめた方がいいのではないでしょうか?本体の情報を充実させた方が役に立つのではないでしょうか?個人的な感想です。今後の運営のご参考にしていただければ幸いです』(H氏)。
「日本再生の予兆」(7月9日配信):
『初めて、ご無礼なコメントを差し上げます。日本再生の予兆を感じになったこと、個人的には反対しませんが、少しご軽率な感じと思いメールしました。(略)日本再生の本当の鍵は、少子化傾向が止まり、増えだした時期しかありません。日本の経済を語る人たちに欠けているのは、人口の年齢構成、人口論です』(中小企業診断士H氏)。
「出身県で性格がわかる?」(8月6日配信):
『いつも興味深く愛読しています。このたび、一念発起して、技術士の試験に合格しました。個人事務所を開設して技術コンサルタントをしています。今回のメールは、私のような立場の人間にとって勇気付けられる内容でした。ありがとうございました。因みに、私の出身も北海道です』(I氏)。
『メルマガで拙著のご紹介、ありがとうございます。いちばん捉えて欲しいーと思っていた個所を巧みに抜き出し、購買欲をそそるあたり、さすがですね。感謝』(岩中祥史さん)。
「村口道場と40代のステージ」(8月27日配信):
『現在、香川大学工学部発第1号のベンチャーです。私も出口様同様の村口様に対す
る見方に全面的に賛同いたします』(M氏)。
「赤鬼の夢」(9月10日配信):
『毎回、事務局発信の情報を、楽しく、時には感心しながら読んでいます。今回も有難う。50年来の阪神ファンです。星野監督の恩師の人物評価としての「砂漠に花を咲かせる男」のくだりは、非常に、インパクトがありました。社員研修時に、この気概を伝えたいと思います』(千葉・S氏)
「ビジネス図書館」(10月8日配信):
『ご配慮いただきありがとうございました。文章の達人に、過分のお言葉をいただき恐縮しております』(K氏)
「コーディネーターの人間力」(10月15日配信):
『陰で汗をかく人を見逃さない眼力と筆力に頭が下がる思いです。産学連携も同様ですが、これがないと流れがよどみます。一気に読める読みやすさと押さえの利いた一句、菊づくり菊見るときは陰の人―は名句です。こうありたいと思います』(筑波大学、E教授)。
「がんばれ、張さん」(11月19日配信):
『始めまして、出口さん。いつも楽しい、それでいてポイントを押さえたメルマガ、愛読させていただいております。起業のお話がありましたので、感想を一言。私も昨年、起業しました。その経験からすると「ワクワク」と「ドキドキ」の心境でした。いまでも、創業時の「ワクワク」を大切に、波のように押し寄せる「ハラハラ」と戦いながら、事業に専心しています。何より、事業を楽しむことが大切であるような気がします。(中略)素敵なメルマガに出会えたことに感謝』(合資会社ブレーン・トラストジャパン、沖野文良氏)。
『後藤先生からCCされたメールを拝読し、取り上げられたことを知り、なによりのご声援!何度も感謝したい気持ちです。いつもの読みやすさ、分かり易さ、鋭さですが、余りに理解されると、男でも、涙のようなものが‥。「有志」とともに、また「同志」とともに、がんばります。来年度から都内の大学で兼任講師が決まりました』(株式会社技術経営創研 張輝氏)。
「ストーリーテラー」(11月26日配信):
『現在米国では、変化の早い現況において、従来のキャリアデザインから本人のアイデンティティーがこれからは大事である。自分は‥だから、‥してきて、今‥している。そして、今後は‥していきたいという考え方が大事だという意味でStory Tellerが多用されています。参考までに、さらに、elevator pitch、大事な人にエレベーターで偶然会った時に、上に上がるまでの30秒位の中に、自分のown storyが話せる能力が必要だと言われています』(U氏)。
『いい原稿です。構成がいいです。しかし、棟方志功画伯の花矢の柵はねぶたではないでしょうか?ねぷたは、弘前です』(K氏)。
「まばゆいほどの、この街から。」(12月10日配信):
『岐阜県のTです。いつもヴィヴィッドな情報に感謝します。「大学」についてです
が、「都心」という地の利は重要な要素になると、「地方大学」の重要な要素は「?」が発見できた大学のみ生き残るのでしょうね。「岐阜大学肝に銘ずべし」か?』。
「ラストサムライ考」(12月17日配信):
『日本の技術と日本人のセミナー大成功おめでとうございました。参加して、大いに勉強させていただきました。3人のゲストはいずれも質の高いもので、特に比嘉教授の話は感動的でした。当方としても、これからお手伝いさせていただく所存です』(日本エンジェルズ・フォーラム、藤井淳吉氏)。
『祝 出口丸の船出!出口さんがいよいよ船出されると聞きました。おめでとうございます。駆けつけて祝意を伝えるほど親しくありませんし、さりとてメールを差し上げるにも、メールの洪水で大変でしょうから、こうして事務局宛てにお送りいたしました。ご高配方よろしく御願いいたします』(K氏)。
追伸:新年2004年は1月7日(水)から、配信を開始いたします。
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DND(デジタル ニューディール事務局)メルマガ担当
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