DNDの出口です。
うれしいニュースが舞い込んできました。好評連載中「起業への挑戦」の室蘭工業 大学の藤井克彦氏から、いよいよ3月上旬に会社設立の運びとなりました−とのメール が届きました。
大学発ベンチャー支援を標榜するDNDの事務局に「やったね、よかった」とひと きわ高い歓声が響き、一同満足気。
もう一つ、DNDのウェブマスターの工藤純平さんが、晴れて入籍、新たな人生の スタートをきり、毎日持参の弁当をひけらかすようにしている姿が微笑ましくもあり、 気の毒?にも映ります。
藤井さん(新会社)も工藤さん(新婚家庭)も新しいステージに向かうわけですが さて、本題はこれからです。
日経新聞の2月14日付「たくましい企業・ソニー」の連載記事に目がとまりまし た「ソニーは最近、過去の成功が足かせになっている。なんとしても変えなければな らない」−昨年10月、ニューヨークでの「アドバイザリーボード会議」。
出井伸之会長の悲痛に似た問題提起に、同席の米IBM会長(当時)のルイス・ガ ースナー氏は、「改革者にとって、一番の抵抗勢力は企業文化。弊害のある古い企業 文化は打破すべき」と指摘する。
抵抗勢力は霞ヶ関界隈の専売特許ではなく、あらゆる組織に厳然と立ちはだかる難 題なのかもしれない。ただ、改革者の一念、出井会長の「なんとしても」の六文字が、 胸に響きます。語学に疎いから知る由もありませんが、英語ではどう表現するのでし ょうか?