DND事務局長の出口です。
リニューアルから3週目に入ります。新規登録の皆様に事務局からDNDとのビジ ネス展開や連携について、お話をさせて頂いたところ、多数のご連絡を頂きました。 趣旨や理念があえば、民間の方々とも、どんどん連携していきます。遠慮なくお声か けください。
さて、江戸東京博物館で開催の「本田宗一郎と井深大展―夢と創造―『もの』づく り・町工場から世界へ」(12月8日まで)に足を運んでみた。
パネルと映像、それに試作品の数々が展示されていた。その中に、金メッキと思わ れるモルモットの像が、ガラスケースに納まっていた。
解説によると、昭和33年8月の週刊朝日に掲載された大宅壮一の記事にソニーを 大手メーカーのモルモット(実験台)と揶揄したくだりがあり、それを読んだソニー の社員が反発していたが、井深はむしろ、「モルモット」を「開拓者」と捉えること で、その精神こそ、ソニーが追い求めているものであると喝破したというのです。
その2年後、井深は藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受けた。モルモットの像は、 そのお祝いに社員らが贈ったものだった。創業、起業の苦労は、いつの時代も変わら ない。ただ、創業の精神、その原点がある企業は負けない。
大学発ベンチャーを志向する皆さん、是非、肌で創業の息吹を感じてください。
江戸東京博物館