本テーマについては、筆者も最近、日米で、その現状の展開に触れる機会がありました。
4月上旬、シリコンバレーのマウンテンビュー市にあるComputer History Museumに立ち寄りました。当地におけるこれまでのコンピュータ開発に関する展示に交じって、自動運転のコーナーがあり、最新のGoogle自動運転車も展示してありました。今や、車もコンピュータの域に達しつつあると言うわけです。
下の一つ目写真で、天井の黒いもっこりがセンサーで、ここの説明書きには、「レーザー、レーダー、カメラ」とあります。具体的には、赤外線レーザーレーダーやミリ波レーダー、そしてビデオカメラ等となりましょう。「内部インテリアは、運転(driving)用ではなく乗車(riding)用にデザインされ」(従ってハンドルなし)、「蓄電池で動き、自動運転用にコンピュータが仕組まれて」います。「丸みを帯びたフォルムは、センサーによる探知野を最大化するため」ともあります。それ以上の詳しい説明はありません。また、別途の走行説明パネルには、もっぱら高速道路の図での説明になっています。