第1回 「近大マグロ」を食べて来た!


 おいおい、いきなり、グルメ紀行かよ?との声が聞こえますが・・・。


 今回から連載を開始させていただきます、谷と申します。毎回、各地の大学で大学の力をキャンパスの外に向けられておられる、様々なトライアルをご紹介させていただきます。


 「近大マグロ」と言えば、産学連携関係者の間では、知らないとモグリとさえ言われる例の、養殖クロマグロ。マスコミ等でも、全身トロマグロと紹介され、大学による商業化成功事例の一つです。その、「近大マグロ」でございます。


 しかし残念ながら、和歌山白浜町まで行った訳ではございません。でも、世の中便利になったものです。なんと、東京新宿で、「近大マグロ」を食べることが出来ました。



 実は、新宿タカシマヤで、6月11日から16日まで開催中の、「大学はおいしいフェア!!」に行ってきました。本イベントは、主催は、小学館「大学は美味しい!!フェア」実行委員会・小学館「美味サライ」編集部殿で、経済産業省も後援させていただいております。


 本フェアは、今回で二回目。日本中の大学発のおいしくて健康志向の食品を一堂に集めたフェアでございます。小生は、14日の日曜日に除いてきたのですが、凄い人混みで大盛況でした。歩くのも大変。試食も大変。やや、不況の影響か、お隣のお中元の特設会場がやや閑散としていたのですが、こちらのフェアは人だかり。



 まずは、ともかく、イートインコーナーの「近大マグロ」のマグロ丼を食べようと並んだところ、なんと、40人以上が順番待ち。ねぎとろ丼をいただくのに、30分以上並びました。


 問題のお味は、美味につきます。とろりとした、ねぎトロが絶妙に、暖かいご飯とからみあい、回転すしの、ねぎトロしか普段食べていないため、十分な判定は出来ませんが、トロ比率がかなり高いのではないかと感じました(多分)。ねぎま汁付きで、1155円。これはお得。




 マグロ以外にも、あるわあるわ。奈良女子大では、奈良漬けアイス250円にトライ。実際に、最中アイスの中に、3ミリ角の奈良漬けが鏤められており、ほのかな粕漬けの味。これは、鹿を見ながら食べるのに丁度いいですね。


 大分大学の、ゆずの皮から執出したエキスによるジュースも爽やかです。 これからの季節、柑橘系がいいですよね。




 お茶の水女子大学は、名にちなんで、オリジナルティーでした。これは、座布団一枚ですね。山梨大学は、海からとれる酵母による甲州ワイン。いろんなものがあるんですね。各種、お酒も試飲出来ます。


 人気店は売り切れ続出。フェアの数日を残して、在庫完売というお店も多数でした。


 このように、マスメディアが主催され、人が集まりやすいデパートで開催された、本フェアですが、なかなかのヒット企画ではないでしょうか。次回以降も、益々規模が拡大され、大学の真面目でかつおいしい商品が、より多くの人の口に運ばれることを切に期待いたしております。



 なお、今回のフェアで、「近大マグロ」を食べられなかった人も、新宿ワシントンホテル1階の「釣船茶屋ざうお新宿店」では、マグロの解体ショーも含めた特別メニューが用意されていると伺いました。是非、ご賞味下さい。 


以下、「近大マグロ」のこれまでのご苦労話も含め。↓
http://www.a-marine.co.jp/index.html

以下、フェアのHPです。残り期間僅か。急がねば。↓
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/gakuichi/gakuza_fair0906_serai-bimi.htm#takashimaya



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