翌日は、6月に一月ほどご家族で(子供二人、奥様はプロのバレーダンサー、今は民族的背景を学びながら創作舞踊に携わっている)東京にいて、カラムでも紹介した私たちの主宰するイノヴェーションの会議「Global Innovation Ecosystem」のワークショップに参加してくれたTeppo Turkkiさん(写真2)と一緒に芸術、デザイン、演劇等の2つの大学University of Art and Design HelsinkiとThe Theatre Academywww.teak.fi を訪問しました(写真3)。Finlandの人はデザインや、演劇等の活動をとても好きで、大事にしているそうで、人気が高いのだそうです。大学は授業料は無料で、これは留学生でも同じことだそうです。恵まれた環境ですね、日本、中国、韓国の学生もいるそうです。
夕方から、明日の打ち合わせ。今回はテーマが「アジアとの課題: India, China, Japan」で演者がDr Ramasami、 Secretary to the Government、Department of Science and Technology、とDr Jun Yu, Beijing Genomics Institute, Chinese Academy of Sciences、そして私でした。夜は、船で5分ほどのところの島にあるレストランで、夕日を見ながらの楽しい夕食となりました(写真4-6)。10センチほどの茹でた「ザリガニ」ですが 、Ahoさんに扱い方を教わって、8匹ほど「捌き、頂き」ました。NokiaのDr Erkki Ormalaさん、Vice President of Technology Policyも一緒でしたが、携帯電話の世界市場はNokia38%、Motorola14%、Samsung13%、Sony-Erikson11%、そのほかで、日本のメーカーは10数社合わせても一桁です。しかも、日本が通話料金は一番高いのですね。どこに問題があるか分かりますか?本当に考えさせられますね。
翌朝、関西空港経由で羽田につき、午後から文部科学省の「World Premier International Research Center (WPI) Initiative」のヒアリングに参加しました。夜はドイツ大使館で来日中のChancellor Merkelさんとの夕食でした。あすもWPIのヒアリングが続きます。