なぜ年齢を書くの?



 日本経済新聞の夕刊の「フォーカス」欄に「首相肝いり、「イノベーション25戦略会議」座長に、黒川清氏」という記事が出ました。以下のようです。

 「技術革新めざし環境づくり」●「 どうすれば日本がアジアの成長エンジンになれるか、議論していきたい」。安倍晋三首相が新設した有識者会議「イノベーション25戦略会議」の座長に就任した。●「イノベーション25」は2025年の将来像を想定し、技術革新を通じた経済成長を目指そうという首相の政権構想。科学者の意見を集約して政策を提言する政府の日本学術会議の会長を70歳定年で9月に勇退したところに、首相が戦略策定の実務を担う逸材として白羽の矢を立てた。●もう一つの肩書は科学技術担当の内閣特別顧問。日本では初めてのポストだが、米英では定着しているという。サッチャー英政権で初代顧問になったロバート・メイ氏とは日本学術会議の活動を通じて友情をはぐくんだ仲。●来日中に内閣特別顧問就任の一報が入り、喜びを分かち合った。●大学など日本社会には大相撲ナイゼーションが必要」が持論。外国人力士が多数活躍し活気もある相撲界のように、本当の意味で国際化を浸透させられるかイノベーションのカギと読む。●首相と同じ成蹊高卒で、本職は腎臓専門の内科医。幅広い識見と人脈を武器に、持続的な経済成長を遂げられる社会環境づくりに乗り出す。=くろかわ・きよし、70歳」、ですと。

 ところで、年齢を出すのはやめてほしいですね、どんな意味があるのでしょうか、しかもこの短いスペースで二度までも。一般に、どの記事でも内容によっては意味がなくても直接的に年齢を出しますね。なぜでしょうか、ちょっと考えてもらいたいです。高齢社会ですから「60歳以上」なんていう方法はないでしょうかね。

 でも、またまた、「大相撲化」を紹介していただけました。うれしいです。