◆ DND大学発ベンチャー支援情報 ◆ 2010/02/24 http://dndi.jp/

「Sorry won't be last word 」

 ・米国の"国策トヨタ批判"の真相
 ・「連邦法違反の可能性」検察が動く
 ・世界最大級!新エネ・蓄電池EXPO開催へ
 ・石黒憲彦氏「情報通信コストの劇的低減」
 ・山城宗久氏の追憶「O Canada」
 ・橋本正洋氏の物語「雪の朝の一日研修」

DNDメディア局の出口です。Sorry won 't be last word Toyota .(ごめん なさいでは、終わらない)。海の向こうから、"トヨタ・バッシング"が、こん な風に連日喧伝されています。この見出しは、2月5日に豊田章男社長が謝罪会 見を行ったのをうけて、ロサンゼルス・タイムズ紙1面に載った(26日号の週 刊ポストから)ものだという。


同紙が09年8月に起きた4人死亡のレクサス事故を最初に報じ、それ以降、ト ヨタ・キャンペーンを執拗に展開してリコールに追い込んだといわれています から、いまトヨタ追撃の急先鋒なのです。勢い、メディアの習性として責任追 及から連邦法違反の事件へと仕立てようとして日増しにエスカレートしていく ものです。


米紙にとってみれば、してやったりというところでしょうか。"トヨタ・バ ッシング"のシナリオは完璧で、逆にトヨタはまんまとメディアの術中にはま ってしまった感じです。トヨタ最大の試練を迎えていると、思います。


同紙のケン・ベンジンガー氏と、ラルフ・バーターベディア氏の両記者は、 今年のピュリツアー賞の候補の筆頭にあげられているようです。世界企業の隠 ぺいを暴くメディア、となれば、トヨタにとってこんなまずい構図はありませ ん。


大雪で延期となったトヨタ大規模リコールをめぐる米議会下院の公聴会が、 2週間遅れで、いよいよ本日から始まりました。いま全米注視の中で開催され ているのです。日本時間25日未明には豊田章男社長が、証言に立ちます。焦点 は、なぜ欠陥を隠してリコールを遅らせたのか、あるいは、アクセルを踏んで いないのに勝手に急加速する、という電気制御システムの欠陥は、予期できな かったのか、それはなぜか、などと厳しい質問が予想されています。 しかし、勝手に急加速する、ということは、本当なのだろうか。


会社のミスが発覚して、世間から批判にさらされる事態になった時、どう対 処するか。そんなマニュアルはあっても通用しないし、ひとつとして同じミス はありえない。が、ダメージコントロールの基本は、いかに短い時間で問題の 処理にあたるか、火事だって、すぐ消し止めればボヤですむ。その一方で当該 問題の事件性をまず冷静に見通すことだと思います。この問題は、どのような 法律違反を犯しているのか、どういう罪に問われる可能性があるのか、その可 能性をシミュレーションすることなのです。


公聴会が2週間延期になりました。これがどう影響するか、ですね。ほんと うに延期は雪のせいかしら、ね。長引けば、雪だるま式に膨らんで、それだけ ダメージが大きくなります。


今朝の読売の報道では、その中面に、ニューヨーク連邦地裁の大陪審は検察 当局の要請で「トヨタ車のアクセルの不具合やプリウスのブレーキ関する資料 をトヨタと米子会社に要求。米証券取引委員会(SEC)も同様の資料を求めて いる」と報じ、「検察当局の証券詐欺部門が調査している」という米メディア の報道を伝えていました。「いよいよ」事件への足がかりをつかもう、という 狙いに見えてしょうがありません。


トヨタは、本来なら事件の立件の可能性を見通した上で、公聴会の証言に臨 まなくてはなりません。矢継ぎ早の質問にどう対処するか、その決め手は、そ の経緯や事実をきちんと掌握していることです。言うは易く行うは難しで、こ れは簡単なことじゃありません。想定外の質問も飛び出すでしょう。その時に、 もし戸惑いの表情を見せたり、あやふやな証言をしたりすれば、それがテレビ を通じて全米に繰り返し流されます。悪い印象は避けなければなりませんが、 実際、これも簡単なことじゃない。うまくやったつもりでも絶えず疑惑の目が 付いて回るものです。


今朝のテレビでそんな公聴会の様子が流れていました。アクセルを踏んでい ないのに160キロも急加速した恐怖体験をテネシー州在住のご婦人のスミスさ んは、こう証言しました。


「新車レクサスで高速道路を走っていたら、急に加速した。ギアをニュート ラルにしても時速160キロにも達した。約10キロ走った末に時速53キロまで減 速したところで、ようやくエンジンを停止させることができた」と語り、「強 欲すぎたトヨタよ、責務を果たさなかった米道路交通安全局よ、恥を知れ」と 訴えたのです。スミスさんは、時折涙を浮かべたという。


それに対して、冒頭証言に立った米国トヨタ自動車販売のレンツ社長は、ス ミス夫人の証言に関連して「急加速事故の報告が初めてあった日時は?」と聞 かれて、その答えが「知らない」。


トヨタが初めてリコールした日は?という質問にも「分からない」、その後 も電気制御の欠陥については「販売の責任者なのでブレーキなどの不具合に関 しては、本社(日本)が権限を持っている」と述べるなど、まともなへんじを していないのです。これでは、涙の訴えの方に軍配があがります。


メディアリテラシーの観点から見ると、スミス夫人の涙の恐怖体験とレンツ 社長のあやふやな証言、これが重なったひとつの映像として流されると、トヨ タ悪玉論が、常識になってしまうでしょう。「なんということを」と思いまし た。あらかじめ、スミスさんの証言は知らされていたのでしょうか、との疑問 を抱いてしまいました。


このレンツ社長の証言で、とくにまずいのは以下のやり取りでした。2001年 以降で突如の急加速の苦情は何件あるのか、と聞かれて「分からない」と答え、 安全局に何件報告したか、に対しても「分からない」としながらも、今後の事 件の推移を考えると極めて重要な証言となる「多くの苦情に関して、顧客がで っちあげたかと思うか」という質問に対しては、「(でっち上げたとは)思わ ない。だが、技師の立場からは、調査のために情報が必要だ。我々のデータ ベースと照合するために、(顧客の)名前や車体番号をメーカー側が得られる ようにすることを検討すべきだ。そうすれば、迅速な調査が可能になる」と、 述べるのです。


急加速の苦情について、「分からない」と答えているのに、苦情は顧客ので っち上げか、という肝心のところは「思わない」という。顧客の苦情がでっち 上げと思わない理由は、どんな根拠に基づいているのか、こここそ、「分から ない」でよかったのではないだろうか。今後の捜査の推移や補償問題を考える と、顧客の苦情の中に「でっち上げ」を裏付けられたら、トヨタ糾弾キャン ペーンの流れが変わる可能性だってある。そして、陪審員の心証も違ってくる のではないか。


レンツ社長の証言を仄聞するかぎり、トヨタの危機管理の中枢に連邦法違反 など強制捜査への身構えがないことが透けて見えるのです。豊田章男社長が 「いよいよ」証言に立ちます。Sorry won 't be last word Toyota .正直に モノを言えば済む、そんな甘い状況ではないことを肝に銘じるべきでしょう。 とまあ、そんな事を考えながら元電通マンで、米国にも在住しトヨタ担当だっ たT氏に聞いてみると、この世界、やはり素直にごめんなさいと謝った方が得 策じゃないかしら。隠すことやウソをつくことに対して米国人は、容赦しませ んからね。しかし、ごめんなさい、といったら、ポンと肩を叩いて、これ以上 責めないよ、っていうのは、アメリカのよき時代のことであり、いまとなれば、 幻想にすぎないかもしれないですね、と味のあることをいう。


日本の週刊誌メディアは、これらをどう捉えているか。『週刊ポスト』は、 オバマ政権が仕掛ける「米自動車産業のための戦争であり、周到な米国の"国 策トヨタ批判」の姿が浮かび上がる、とした「アメリカ国家戦略」の標的にさ れているトヨタ「日米開戦」の難局―を特集しました。


元産経新聞ロサンゼルス特派員で、先輩の高山正之氏は、「週刊新潮」(25 日号)の人気連載コラム「変見自在」で、「法廷に疎い日本企業が下手に対応 すればそこに付け込む」という米国の訴訟社会を皮肉りながら、「そして、今 回」は、と一拍を置いて、「92年にあったジョージア州でのカローラーの追突 訴訟の焼き直し版」と断じ、「最初はアクセルの故障で訴え、それが否定され るとブレーキ故障が原因と言い換え、それも否定されるとマットが狭まったと 言いだして米国人原告は200万jをせしめた」と過去の事例と同じやり方で あると、指摘していました。いつも鋭いところを突いています。


サンデー毎日(28日号)は、「トヨタ・ショックに学ぶ、企業の危機管 理」を特集していました。「米の政権交代、GM再生が逆風」の中見出しはいい が、「トヨタだけの問題じゃない」との専門家たちの指摘から、危機に対処す る10ケ条を紹介しています。読むと、「外部環境の変化を読んで」とか、「情 報収集機能を強化する」とか、「いつトラブルがあってもおかしくないと想定 しシミュレーションをしていく」とか、「スピーチトレーニングの必要性」と か、まあ、誰もが使えるマニュアルを列記していました。こんなところなので しょうか。いままではそれで通用したかもしれない。危機管理も時代状況でガ ラリと変わることを知らなくてはなりません。


トヨタの今の置かれた状況にすぐに役に立つ対処法は何一つみあたらない。 誰もが使えるマニュアルは、いざという時には誰も使えないということを知る べきでしょう。


アエラの22日号でも、「『日本車憎し』米国の本音」というタイトルで、 「トヨタ叩きいつまで続く、逆風な容易にはやみそうにない」と指摘し、「失 敗学」の畑村洋一郎教授から、「『品質第一』が落とし穴」という問題提起が なされていました。その中で、「政治的背景も視野に入れねばならない」との 解説は説得力がありました。政治的背景とは、米国の製造業の象徴、GMの破綻、 その原因が日本車との競争という図式で、そんな国民感情が、「今回の日本車 憎し」につながった、という。


が、トヨタが直面している現在の企業危機は、その電子制御という先端技術 や、発電という環境対応のメカニズムが採用されたブレーキの例を指摘するま でもなく、極めて進化した技術の最前線で問題が起きている、と指摘されまし た。それに欧米やロシア、中国までといったそのスケールを見ても、これまで 経験しなかった未曾有の事態なのです。グローバル化による世界企業「破綻」 の赤信号は、自慢の先端技術からもたらされるというのも文明のパラドックス といえるのでしょうか。車社会を標榜し、その国を象徴する産業国家が、車の 安全性をめぐって危険ゾーンに踏み込んでいるという構図も皮肉です。日米を イコールパートナーという位置づけなら、この辺で、オバマさんちょっとやり 過ぎじゃありませんか、という小言でも言ってやればいいものを、こちらは普 天間基地をめぐる日米合意を反故にするかも知れない、という負い目があるの か、じっと静観の構えのままです。


それぞれ一流の週刊誌が声をそろえるように、「米国家戦略・国策トヨタ批 判」が事実かどうか、その底流を早急に嗅ぎわけないといけません。そして、 座して瞑想にふけっている場面じゃ無く政府が動くべき時なのです。が、その 妙手はあるのでしょうか。


25日深夜から始まる豊田章男社長の公聴会での証言が、「トヨタ信頼回復の 分岐点」(産経、渡辺浩生ワシントン特派員)と伝える記事の見出しとは裏腹 に「欠陥隠しも、誠心誠意(豊田社長)だけでは通じそうにない。議会との深 い溝を埋められないまま、豊田社長は審判の席に着く」という記事の行間に、 トヨタが置かれている危うい状況を当てている気がしました。


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■世界最大級!新エネルギー・蓄電池EXPO
【一押し情報】世界最大級!新エネルギー・蓄電池EXPO−と銘打って最先端技 術や企業の取組を紹介し、世界各国の一線で活躍する専門家が一堂に会するイ ベントが3月3日(水)から5日(金)の3日間の会期で、東京臨海副都心の東京 ビッグサイトを会場に開催されます。主催がリードエグゼビションジャパン (株)と経済産業省で、下記で紹介するFC EXPOには水素エネルギー協会や燃 料電池開発情報センターなどが共催しています。
 開催するのは、メーンの第6回国際水素・燃料電池展(FC EXPO2010)のほか、 同時にアジア最大の第3回国際太陽電池展(PV EXPO2010)、初回ながら前評 判の高い第1回国際二次電池展(バッテリー・ジャパン)、太陽光発電に関す る技術や製品を集めた第1回太陽光発電システム施工展(PVシステムEXPO)、 新エネルギー業界向け第1回「量産試作加工技術展」と多彩です。
 主催のリードエグジビションジャパンによると、近年、省エネ技術や燃料電 池など市場を見据えたグローバルな競争が年々激化し、その最新動向に関心が 高まっています。それを反映して、FC EXPOには新日本石油など国内トップ企 業が顔をそろえているほか、環境先進国のドイツ、フランス、フィンランドな ど世界から480社が集まります。PV EXPOではシャープ、京セラ、三菱電機な どのほか、スペイン、スイス、中国などから570社が技術を競います。さらに 注目の国際二次電池展では、GSユアサ、Samsung SDI 日立製作所などが出展 し、この5つの展示に世界から合計1300社を超える企業が終結、来場者も8万8 千人規模の見込んでおり、文字通り我が国最大級の新エネ・蓄電池XPOとなる ことは確実です。
 会場には、近未来の車が勢ぞろいします。トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、 GM、メルセデスなどの燃料電池車が展示され、試乗会も行われます。ここで燃 料電池車に関する情報や現状がまるごと理解できる、という。どうぞ、足を運 んでみてください。私も参加します。
 それぞれの展示会には専門家や開発者による講演やセミナーが開催されます。 FC EXPOの基調講演では、経済産業省資源エネルギー庁の燃料電池推進室長の 飯田健太氏が「政策から語る!燃料電池への取り組みと今後の戦略」を、本田 技研の執行役員第一技術開発室長の守谷隆史氏が「持続可能な社会と燃料電池 電気自動車」を、新日本石油の代表取締役副社長で新エネルギーシステム事業 本部長の松村幾敏氏が「家庭用燃料電池の普及と水素社会実現に向けた取り組 み」をと、それぞれ燃料電池実用化の政策的な戦略や、燃料電池車の最新の技 術、それにインフラ構築のために実証プロジェクトの状況など、低炭素社会実 現に向けた現実的な方策が示されるようです。
 特別講演に、Sunita Satyapalさんが米国エネルギー省の研究開発や実証を 紹介する一方、最新の技術革新に伴う、経済的・制度的障害を克服する施策を 述べます。5展合同の特別講演として、資源エネルギー庁長官の石田徹氏が登 壇し、「新たなエネルギー社会システムの構築に向けて〜三種の電池関連施策 を中心に〜」と題して、新たなエネルギー社会構築のカギを握る「太陽電池」、 「蓄電池」、「燃料電池」、「EMS」(エネルギーマネージメント)を中心に した我が国の政策的な戦略の一端を紹介する予定という。講演内容は、FCに限 って紹介しましたが、その他、貴重な講演が目白押しですので、要チェックで すね。
 また3日から5日の会期中は、専門技術セミナーも開かれます。燃料電池の市 場化実現に向けた海外動向では、ドイツの取り組みを比較しながら水素・燃料 電池とバッテリー型電気の開発状況や、新興市場における燃料電池事情、韓国 での実用化のロードマップなど、最新の技術動向の紹介が午前9時半から5日午 前中にかけて行われます。
 会場では、水素で動くロボットや学習教材用のモデルカー、クリーンベンチ ャーからソーラーファンなどユニークで楽しい新製品が紹介されています。


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■「解決策の視座その1−情報通信コストの劇的低減」
◇【連載】は、経済産業省商務情報政策局長の石黒憲彦さんの『志本主義のス スメ』第140回は、前回「電子立国の危機」に続く、問題解決への道筋を示す 「解決策の視座その1−情報通信コストの劇的低減」です。主な項目は、「情 報通信インフラコストの劇的低減を味方につける」、「ITによる産業の高次化 (1.5次、2.5次、3.5次産業化)」、「ものづくり・サービス・コンテンツの 複合化による新産業の創出」、「技術開発、標準化、制度改革」という構成で す。
 まず、インフラコストの低減で、面白い数字を示します。60年代のコンピ ューター汎用大型機「IBM360 」は、なんと価格が5億円、半世紀後のいまやそ の100倍の処理能力を持ったネットブックが5万円で、計算処理能力1単位あた りのコストを単純計算すると、1億分の1になったということです、と石黒さん。 この項で何を言わんとしているかが推察できます。今後、その未来を予測する と、クラウドコンピューティングは、「イノベーションの最大のネタではない でしょうか」という。
 各項目に、具体的な事例を取り上げていらっしゃるので、モノの捉え方がよ り実践的で、さすが解決策の視座という標題にふさわしい内容となっています。 そこから、新産業の創出につながるのですが、限界にきている単品売り切りモ デルから脱皮し、クラウドコンピューティングを駆使したITユーザー産業の高 次化という視座を処方を提示し、単品売りきりモデルの対局にある、ものづく り、サービス、コンテンツといったモノの複合化を考えるのが先進国市場の方 向性のひとつ、という。
 石黒局長の問題解決の視座は、DNDの経営にもいますぐ役立てられそうな"知 恵"が詰まっていました。さて、皆さんはどう受け止められたでしょうか。必 見です。



■「駅前の区立消費生活センターにて」
◇【連載】は、特許庁審査業務部長の橋本正洋さんの『イノベーション戦略と 知財』の第14回は、「駅前の区立消費生活センターにて」。ちょっと趣向を変 えて、ご自身が体験されたことを散文的に書いております。こういう"筆使い" もできるんですね。橋本さん。
 ほのかな白い雪が、ゆっくりと舞う日の朝、私は私鉄沿線のある駅のバス停 に降り立ちました〜こんな書き出しです。映画のワンシーンのようで、その情 景が目に浮かぶようです。さて、ここで橋本さんは、中央省庁の審議官・部長 クラスに昇進した職員が、地方自治体を含む行政機関に出向いて、そこの相談 窓口の業務を体験する、「相談窓口等体験研修」を経験するのです。
 ここで橋本さんは、何を学ぶことができたか、それがここのポイントですが、 その現場の優れた専門家人材がネットワークされていることに安心し、感心も しています。いい経験されましたね。センターからの帰り、バスに乗り込むと、 雪空にかわって陽光が差しこんでいたという。いい感じありませんか。



■「O Canada」
◇【連載】は、東京大学産学連携本部副本部長の山城宗久氏の『一隅を照らす の記』は、第15回「O Canada」です。熱戦が繰り広げられているバンクー バー五輪に触れての追憶です。ご自身は、在カナダ日本大使館に赴任して3回 オタワの冬を過ごしました。零下20度、風が吹くと体感は40度にまでなるとい う極寒の地。それに比べて、西海岸に位置するバンクーバーは、寒さもそれほ どでもなくよく雨が降るらしい。
 米国で留学、カナダで勤務の山城さんは、どちらかというとカナダびいき。 米国とカナダの国境管理の違いや、米加国境の橋に掲げられた両国の国旗の間 には、横断幕があり、そこには、UNITED WE STANDの文字が書かれていたとい う。そんな山城さんの記憶が、国歌「O Canada」を聞くことで、いろいろ甦 ってくるのでしょうか。山城さんにとっての「記憶を記録に」だったと思いま す。
※福岡で22日、環境ビジネスをすすめる「ワールドリンク」の新任取締役の披 露パーティーが開催されました。その模様は、また後日、ご報告いたしますの で今回見送ることをご容赦ください。

記憶を記録に!DNDメディア塾
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