高精度フィルム成形を実現できる装置です。

この装置は3つのユニットに分かれ、
1.アクチュエーターを搭載したＴダイ、
2.成形されたフィルムの厚みを測定する厚み計、
3.アクリュエーターを自動で制御するための装置で構成されます。

これにより、厚み精度が高いフィルムの成形が可能となり、 始動時及び品種切替えによる厚み制御時間を短縮し、原料コストの削減、 成形データのデジタル化、作業の改善などが可能となります。

《特徴》

装置の特徴として、当社独自のノンバックラッシュ機構を取り入れてます。 通常、リップクリアランスを調整するための差動ボルトはネジで動作するため、 バックラッシュが発生し、ヒートボルトの応答が反応しない範囲が出来てしまいます。
これを補正するためにロックアップ機構を採用し、バックラッシュを抑えて、 目標の厚み精度を早く達成できます。